毛ガニは時期によって生息地や餌が異なります。特に冷たい海で育った毛ガニは格別と言われています。ですが、毛ガニが本当に美味しく食べられるシーズンをみなさんご存知ですか?
■毛ガニが旬なシーズンは!?
・毛ガニは餌で味が変わる
毛ガニは肉食で、主に他の甲殻類や小さな魚、それ以外にも貝類を食べることもあるそうです。そして毛ガニは時期によって生息位置が変わるため、主となるエサにも当然変化があります。
かに通によると、このエサの種類によっても毛ガニは身の味を変えるそうです。一度色んな海域で獲れた毛ガニを並べて食べ比べてみたいものですね。
・冬が旬とされる毛ガニ、しかし本当のシーズンは夏
どうして毛ガニの本当のシーズンは夏だと言われるのでしょうか。それは毛ガニの特性にあります。
毛ガニは雄よりも雌の方が成長は遅くなります。それは年に一度脱皮の機会がある雄とは異なり、雌は産卵後でなければ脱皮をすることができないからです。柔らかい殻で大切な卵を守るのは不可能なので、雌の毛ガニは一度の脱皮周期が二年から三年と言われています。
一般的な毛ガニの産卵の季節は春と言われており、夏頃になると全ての毛ガニが脱皮を終えています。
その際に収穫される毛ガニは身入れがおよそ八割から九割です。身が詰まりすぎていないため、海水と同じ塩分濃度のお湯で茹でると毛ガニの身の甘さと塩加減が絶妙になります!そのため、おいしい毛ガニを食したい場合は夏がもっとも、最適な季節です!
■毛ガニを食べる前の処理について
しかしそんな絶妙な身入りの毛ガニを手に入れることができても、上手く下処理できるか不安に感じていませんか?
そんな時は匠本舗の通販がおすすめです!プロが最高の加減で茹でた美味しい毛ガニが通販で簡単に手に入ります。今回は、匠本舗のかにを食べる際の処理についてご解説いたします。
・かには解凍するだけ
匠本舗の毛ガニは既に毛がにを知り尽くしたプロが茹で揚げているので、お家では解凍するだけでOK。最高に美味しい毛ガニが食べられます!
これなら貴重な夏の毛ガニを調理して失敗……なんてことにはならないので安心ですね。
・毛ガニのさばき方
通販で注文したのはいいけれど毛ガニって殻が硬いし、どうやって捌けばいいのかわからない……そんな方のために簡単な毛ガニのさばき方を解説します。
1.まずは脚を全て切り落とします。
2.その後は腹側にある小さな三角形の場所(ふんどしと呼ばれている部位)を外します
3.それから甲羅を半分にパカッと開きます。甲羅にはかにの中でも絶品と呼ばれている毛ガニのミソがたっぷり詰まっています。しっかりと掻きだして、甲羅に移しましょう。中のエラ(黄土色のようなビラビラした場所)が邪魔な場合はそれも取ってしまいましょう。
4.次に足の部分の簡単な解体方法です。まずは毛ガニの関節に沿って三つのパーツに分けましょう。その後、脚の側面にハサミを入れると身を取り出しやすいです。
5.最後に、胴体の部分に残った身を取り出しましょう。まずは胴体を半分に切ります。そして脚と繋がる筒状の部分に沢山身が入っていますので、そこをハサミでそれぞれ切っていきます。
これで毛ガニの解体作業は終了です。
毛ガニは堅ガニと呼ばれるほど殻が硬いです。解体する時は十分に気を付けてください!
■カニみそにしてもおいしい!
カニみそと言えば、かにの中でも特別な場所になります。特に毛ガニのカニみそは他のかにと比べても極上と言われるほどおいしいものなので、是非お召し上がりください!
・極上のカニみそはお酒の肴にもぴったり!
そのまま食べるのもお酒の肴にぴったりですが、ほぐした身と混ぜてもおいしいおつまみになります。お酒がいくらでも飲めてしまいそうなほど美味しいので、飲みすぎには注意して下さいね!
・毛ガニのカニみそは癖が無く食べやすい!
カニみそは独特の風味がしますし、苦手な方も中にはいらっしゃると思います。ですが、毛ガニのカニみそは他のかにに比べてクリーミーで癖が無く、とても食べやすいです。かにみそが苦手な方も、この機会に一度挑戦してみませんか?
毛ガニというのは小ぶりで、他のカニと並べるとあまりインパクトがないかもしれませんが、その分味は甘みが強く、たくさん詰まったカニみそは絶品で、決して他のかにと劣るようなものではありません。
通販だからこそ、北海道に行かなくてもおいしい毛ガニを手に入れることができます。
この夏一番の毛ガニ、あなたも味わってみませんか?