動画で解説分かりやすいカニのさばき方

2022/10/17

かにのさばき方紹介 カニをさばくのは難しそう 動画でわかりやすくカニのさばき方をご案内

綺麗に解体するのが難しそうなイメージのある姿のかにですがご安心ください!ポイントさえ押さえれば思った以上に簡単!綺麗に身を取り出せますよ♪

通販で取り扱いの多い【ズワイガニ】【タラバガニ】【毛ガニ】【セコガニ】のさばき方を動画でご紹介いたしますので、ぜひ参考にして美味しいカニライフをエンジョイしてください!

目次

  1. ズワイガニのさばき方
  2. タラバガニのさばき方
  3. 毛ガニのさばき方
  4. セコガニのさばき方
ずわいがにのさばき方

ズワイガニのさばき方

手順

  1. 脚の取り外し:脚の付け根にある柔らかい関節部分を、キッチンバサミや包丁で切り離します。
  2. ふんどし:三角形の上に親指を入れて取り外します。残った肩肉はスプーンなどで甲羅へ移します。
  3. ガニ(カニのエラ):ここは食べられませんので取り除きます。
  4. 肩肉:半分に切り分け、縦にハサミを入れて水平に切り分けます。
  5. 脚:脚肉の関節を3つに切り分けます。足の真ん中に垂直に包丁を入れ、脚を立たせて包丁を降ろします。
  6. 南蛮:脚と同じように真ん中に包丁を入れて、包丁をスッと下に降ろします。
  7. 爪:関節を切り離し、片側をハサミで切ります。関節の周りを、カニ身を切らないようにカットします。
  8. 爪先:爪と同じように片側をハサミで切ります。カニ身を切らないようにカットします。

ポイント

  • 甲羅に入ったカニ味噌を楽しめるのがズワイガニの醍醐味ですが、甲羅の中までしっかり解凍できていないと味が台無しですので、時間をかけて解凍しましょう。
  • 解凍の際はお腹側を上にして冷蔵解凍してください。甲羅が上の状態ですと解凍が進むにつれてカニ味噌が流れてしまいます。
たらばがにのさばき方

タラバガニのさばき方

手順

  1. 脚の取り外し:脚の付け根にある柔らかい関節部分を、キッチンバサミで切り離します。
  2. ふんどし:ふんどしと胴体は薄い皮で繋がっているので、そこをハサミで切ります。甲羅を下にして、胴体と甲羅を手で取り外します。一周させながら周りを切り取り、薄皮も外して甲羅を外します。ふんどしに付いている身もありますので、切り離します。
  3. ガニ(カニのエラ):ガニや赤い皮部分は食べられませんのでハサミで根元から取り外します。
  4. 口:口元部分を手で取り除きます。
  5. 胴体:水平に切り分けます。指と指の間にハサミを入れて切っていきます。グルッと一周させてください。
  6. 脚:脚肉の側面をハサミで切ります。関節の所で止め、反対側も切り、カラの上部分を切り離します。
  7. 南蛮:爪は切り離し、脚と同じように側面を切っていきます。反対側も切ります。 中の骨を取りながらカラを取り外します。
  8. 爪先:南蛮と同じように片側をハサミで切ります。カニ身を切らないようにカットします。

ポイント

  • 他のカニに比べて、サイズがデカく脚も太いので少し力が必要になります。
  • 甲羅の生えたトゲが大きいので怪我をしないよう軍手を着用すると安全です。
  • 汁気を多く含みますので、作業スペースを大きく確保して汚れないよう注意しましょう。
毛ガニのさばき方

手順

  1. 脚の取り外し:柔らかい関節部分からハサミを入れ、胴体から脚を全て取り外します。
  2. ふんどし:三角形の部分を開くようにして取り外します。甲羅と胴体の隙間に指をかけて開いて外します。カニ味噌がこぼれないよう、甲羅を下にして開きます。胴体の中央部分にもカニ味噌が入ってますので甲羅に移します。
  3. ガニ(エラ):こちらは食べられませんので全て取り除きます。
  4. 肩:胴体を真ん中から2つに切り分けます。筒状になっているので、脚のついていた部分からハサミを入れて切ります。
  5. 脚:側面を削ぐように切ると、身ばなれが良くきれいにカラがむけます。身を崩さないようカラを開いて食べやすい状態にします。

ポイント

  • 毛ガニの甲羅のトゲは小さいですが擦れると怪我をする場合がございますので、軍手を着用すると安全です。
  • 他のカニと比べると小振りですので、身を取り出す際に串やお箸も併用ください。
セコガニのさばき方

セコガニのさばき方

手順

  1. 外子:お腹の部分の外子を手で外します。外子は筋にくっついているので、スプーンでこそぎ取ります。
  2. 胴体:脚を両側から内側へ折った後、片方ずつ脚を外していきます。
  3. 口:カニの口元を親指で前方に押し出すように外し、内子と味噌を取りだします。
  4. ガニ(エラ):肩脚についているガニを取り除きます。ガニは食べられません。
  5. 脚の取り外し:ハサミで根本を切ります。少し硬いので気を付けてください。
  6. 脚の筋:関節を反対方向にポキっと曲げて外します。
  7. 肩:包丁を入れて半分にします。付け根部分が硬いので手で割りましょう。肩から身を外します。
  8. 脚:包丁をカラの真ん中から半分あたりに入れ、少しカラを立てると簡単に入るのでそのまま下までカットします。カラを反対に向けて、同じようにカラの中央あたりから下までカットします。身を竹串やつまようじなどで外していきます。脚の細い方から入れ、滑らせるようにすると外しやすいです。胴体:脚を両側から内側へ折った後、片方ずつ脚を外していきます。

ポイント

  • 内子、外子と呼ばれる部位はせこがにでしか味わえない贅沢な部位となります。
  • カニ味噌、内子、外子、脚肉など様々な部位を取り出して味わうカニですので、とりわけ皿を準備してから解体するのがオススメです。
  • 他のカニと比べると小振りですので、身を取り出す際に串やお箸も併用ください。

いかがでしたでしょうか。意外と簡単だったのではないでしょうか。動画を見ながらだと分かりやすいですね!むき身や半むき身は楽ですが、やっぱり丸々一杯、カニを姿で食べる ことで、カニライフがより一層充実するのではないでしょうか。是非こちらの動画を参考に、どんどんカニをさばいて楽しんでください!レッツ エンジョイ カニライフ!