新鮮な活魚を守るべき伝統と
進化し続ける革新でもてなす
老舗料亭

日本料理 てら岡は、創業46周年を迎えた老舗料亭です。
格式高い洗礼された空間で、玄界灘の活魚をはじめとする博多の味わいを楽しめます。
大きな生け簀を玄関に構え、魚市場から直送で、その日その日の一番良い活魚、旬な活魚を仕入れて活け造りや刺身、それらを使用した日本料理を得意としている老舗の名店です。

全席個室となっており、歴史的にも価値のある伝統工芸品で飾られた趣ある空間を楽しみながら、思い出に残る特別なひと時をお過ごしいただけます。

料理には、「前味」「中味」「後味」という3種類の味わいがあると、てら岡は考えています。「前味」は美味しい料理を食べに行くまでのワクワク感と、席に案内され、料理が出されるまでの期待感。
「中味」は美しく盛り付けられた料理を目で楽しみ口に運んで味わう喜び。「後味」は旨かった、またこの店で食べようと感じる満足感と余韻。
この3種類の味わいを意識して、ただ料理を出すだけ、サービスをするだけではなく、その前後も満足していただき、心に残るように心がけています。

大学卒業後、料理人の道を目指し、てら岡一筋20余年。常に料理の腕に磨きをかけ料理長に就任。さらに複数の支店の料理長を経験し総料理長に就任。来店して頂いたお客様に料理をお出しして、単純に幸せを感じるひと時を喜んで貰える事を一番に考える。
刺身料理を得意とし、素材が持っている本来の味を引き立たせ、極力食材のそのままの味を味わっていただける様なこだわりを持って料理と向き合う。

細かく仕切られたお重の中に、まるで宝石箱のように多くの品目が敷き詰められた『楓華』は、一段の中に高級食材や縁起物のお料理を贅沢に詰め込んだおせちです。高級食材としては、活きたあわびを丁寧に下処理し、ふっくら炊き上げた「あわび旨煮」、お正月の定番食材としては、子孫繁栄の願いを込めた「数の子」、無病息災を願う「黒豆」、長寿を願う「海老」などを盛り込みました。今年は、博多地鶏のささみと肝を使用しテリーヌに仕上げた「博多地鶏のテリーヌ」を追加し、他にも「知鳥鶏（しっとーと）」や「明太子昆布〆」など、『日本料理 てら岡』ならではのオリジナル料理を盛り込みました。ぜひ特大お重にぎっしり盛り付けられた全43品目を皆様でお召し上がりください。

「蓋を開ける瞬間から皆様に喜んでいただけるように」と願いを込めて、華やかな彩りになるよう意識して盛付けました。伝統と革新、相反する２つのテーマを持って作られた『楓華』は、定番料理からオリジナルの創作料理まで幅広く取り入れ、幅広い世代の方々で楽しんでいただけるおせちに仕上がったと自負しております。
是非、おせち「楓華」で新年の良き日をお過ごしください。

博多中洲 てら岡
料理長 山隈 敦司 氏