猫ミームとは?流行語大賞にも選ばれたけど何なの?

皆さんこんにちは!
匠本舗スタッフのひぐちです!

11月5日に毎年恒例の流行語大賞(2024年度)のノミネートされた流行語が発表されました。今年ノミネートされた流行語は以下の通りです。

アサイーボール はいよろこんで
アザラシ幼稚園 8番出口
インバウン丼 はて?
裏金問題 BeReal
界隈 被団協
カスハラ 50-50
コンビニ富士山 ふてほど
侍タイムスリーパー bling-bang-bang-born
初老ジャパン ブレイキン
新紙幣 ホワイト案件
新NISA マイナ保険証
ソフト老害 名言が残せなかった
トクリュウ もうええでしょう
南海トラフ地震臨時情報 やばい、かっこよすぎる俺
猫ミーム 令和の米騒動

皆さんはどれだけこの流行語を聞いたことがあるでしょうか?
ちなみに私は30個中、17個ほどしかわかりませんでした(笑)

今回の記事ではこの30個の中でも「猫ミーム」とは何か?について書いていきたいと思います。それではいってみましょう!

猫ミームとは?

猫ミームとは、猫の写真や動画に面白いテキストや加工を加えて、SNSやインターネットで広まった、ある出来事を面白おかしく表現するコンテンツのことです。YouTubeショートやTikTok、インスタリール動画などを中心に投稿されています。

言葉の説明だけではなかなか理解し辛いと思うので、猫ミームを活用した実際の動画をご覧ください!

この動画のように、自分自身の体験談やあるあるを猫の写真や動画を使って一つのショート動画などにしているものを猫ミームというんですね。

猫ミームはいつから始まった?起源は?

猫ミームは、インターネットが普及し始めた1990年代後半から2000年代初頭にかけて登場し、ネット文化の重要な一部として発展しました。そして猫ミームの起源と言われているのが「I Can Has Cheezburger?」「Nyan Cat」の二つです。

それぞれの概要について詳しく説明していきます!

I Can Has Cheezburger?とは?

「I Can Has Cheezburger?」は、2007年に誕生した猫ミームの代表例で、猫の写真に面白いキャプションを付けた「LOLcat(ロルキャット)」を広めたウェブサイトです。


LOLcat(ロルキャット)の例

特にグラマーチェックをわざと崩した「I Can Has Cheezburger?(チーズバーガーもらえる?)」というキャプションが人気を集め、猫ミームの大ブームを引き起こしました。このサイトは、ユーザーが自作のミームを投稿して共有できる場として機能し、インターネット文化の象徴的存在となっています。

Nyan Catとは?

「Nyan Cat」は、2011年に登場した猫のキャラクターで、体がポップタルト(焼き菓子)になった猫が虹を吐きながら空を飛ぶアニメーションGIFです。YouTubeで公開されるやいなや、ポップな音楽と可愛らしいループ映像が話題を呼び、瞬く間にインターネットの人気ミームとなりました。シンプルながらも中毒性のあるデザインで、現在でも愛されるネットカルチャーの象徴の一つです。

 

なぜ猫ミームが人気なのか?

猫の愛らしさに惹かれる

猫ミームが人気を集める理由には、猫の愛らしさ、共感を呼ぶ内容、そして手軽さが挙げられます。猫はその仕草や表情が非常に豊かで、見ているだけで笑顔になれます。高い場所へのジャンプに失敗したり、狭い箱に無理やり入り込んだりする無邪気な行動や、不機嫌そうな顔や驚いた表情など、猫の何気ない姿にはユーモアと癒しが詰まっています。

共感性のある内容

日常の感情や状況を猫を通して表現することで、多くの人に「わかる!」と共感される点も大きな魅力です。たとえば、月曜日の朝に布団から出たくない気持ちを表現する寝転ぶ猫の画像や、仕事やダイエットへの葛藤をキャプションで面白おかしく伝えることで、見る人に親近感を抱かせます。

簡単に動画を作成できる手軽さ

特別なスキルがなくても誰でも簡単に作れる手軽さも人気を支える要因です。スマートフォンで猫の写真を撮り、無料の画像編集ツールでキャプションを追加すれば完成し、作ったミームはSNSで簡単に投稿して広めることができます。こうした要素が相まって、猫ミームは笑いや癒し、そして共感をインターネット上で簡単に共有できる文化として進化し、多くの人に愛されているのです。

まとめ

猫ミームの始まりは、猫のユーモアとインターネットの拡散力が組み合わさったことで生まれました。特に「I Can Has Cheezburger?」や「Nyan Cat」のような初期の成功例が、今日のミーム文化の発展に大きく寄与しています。猫ミームは、単なる笑いを超えて、インターネットの普遍的なコミュニケーションツールとして進化し続けています。