小学生でもわかる!「円安」と「円高」をやさしく解説!
皆さんこんにちは 匠本舗のスタッフにしむらです。
ニュースやテレビ「円安」や「円高」という言葉を聞いたことはありますか?
ニュースを見ていればよく聞く言葉だと思いますが、なかなかうまく説明できない人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は円高と円安について、小学生でも分かるようにやさしく解説していきます!
目次
- ◆ そもそも「円」と「ドル」ってなに?
- ◆ お金を交換するときのルールがある
- ◆ 円安(えんやす)ってどんなとき?
- ◆ 円高(えんだか)ってどんなとき?
- ◆ まとめ:円安と円高のちがい
- ◆ なぜニュースで話題になるの?
- ◆ おわりに
◆ そもそも「円」と「ドル」ってなに?
日本人が当たり前のように使っているお金は「円」ですが、お金(通貨)は国ごとに独自の物を使っていることがほとんどです。
例えば
アメリカならドル($)、ヨーロッパならユーロ(€)、中国なら元、韓国ならウォンといった感じに、現在世界では約160種類の通貨が使われています。
◆ お金を交換するときのルールがある
例えば日本人がアメリカに旅行に行った際、そのまま日本円を使えるかと言われると無理です。そのため日本の「円」をアメリカの「ドル」に交換する必要がありますが、「1ドル=何円で交換するか?」というルールが必要になってきます。
このルールが『為替レート(かわせ)』や『円相場』と言われる言葉です。
すべての通貨に対してドルと同じように交換する割合が設定されています。
◆ 円安(えんやす)ってどんなとき?
円安とは、円の力が弱くなり、たくさんの円を出さないと1ドルと交換できないときのことです。
時期 | 為替レート | 結果 |
---|---|---|
前 | 1ドル = 100円 | 1ドルのお菓子が100円 |
今 | 1ドル = 150円(円安) | 1ドルのお菓子が150円 |
★円安のときに起きること
- 外国から買う物(輸入品)が高くなる
- 海外旅行でかかるお金が高くなる
- 日本の物が外国で売れやすくなる
◆ 円高(えんだか)ってどんなとき?
円高とは、円の力が強くなり、少ない円で1ドルと交換できるときのことです。
時期 | 為替レート | 結果 |
---|---|---|
前 | 1ドル = 100円 | 1ドルのお菓子が100円 |
今 | 1ドル = 80円(円高) | 1ドルのお菓子が80円 |
★円高のときに起きること
- 外国から買う物(輸入品)が安くなる
- 海外旅行でかかるお金が安くなる
- 日本の物が外国で売れにくくなる
◆ まとめ:円安と円高のちがい
簡単にまとめるとこんな感じ。
用語 | 意味 | 外国の物を買う | 海外旅行 | 日本の物を外国に売る |
---|---|---|---|---|
円安 | 円の価値がさがる | 高くなる | 高くなる | 売れやすい |
円高 | 円の価値があがる | 安くなる | 安く行ける | 売れにくい |
ちなみに最近5年くらいの円相場はこんな感じ。
2021年に比べてかなり円安になっていることが分かりますね!
◆ なぜニュースで話題になるの?
円安や円高は、食べ物の値段、ガソリン代、旅行代など、わたしたちの生活に大きく影響するからです。
消費者目線だと円高の方が輸入品を安く買えたり、海外旅行に安く行けたりなどメリットが大きい一方、日本は自動車や精密機器など海外への輸出で利益を上げている会社もたくさんあります。
そういった会社は円安になればなるほど、輸出製品が海外で売れるため大きな利益を上げることができ、その結果大企業の賃金が上がって結果的に日本国内での消費が拡大するといったこともあります。
なので一概に円安と円高どっちが日本にとって良いか?というのはとても難しい問題ですね。
◆ おわりに
「円安」や「円高」はお金の力くらべです。ニュースで見かけたら、「円の力が今はどうなっているか」を考えてみましょう!
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ここまでご覧いただきましてありがとうございました。
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