皆様、こんにちは。
阿部と申します。
今回私は、尼崎市にある【竹家荘旅館】に泊まってきました。
アニメ「忍たま乱太郎」には尼崎市「竹谷地区」から名付けられたキャラクター:竹谷八左ヱ門がいます。
同じ「たけや」にちなみ忍たまの聖地として有名なのが【竹家荘旅館】です。
【竹家荘旅館】には原作者:尼子騒兵衛先生が描いた色紙が飾ってあり、ファンの中では有名な旅館です。
忍たま乱太郎は、主人公である猪名寺乱太郎が忍者の学校:忍術学園に通いながら一流忍者を目指すコメディアニメです。
忍術学園は1年生(10歳)から6年生(15歳)までが在籍。
竹家荘旅館にゆかりのある竹谷八左ヱ門は忍術学園の5年生です。
竹家荘旅館は1947(昭和22)年に創業。
昭和レトロな雰囲気が漂う、隠れ家のようなお宿です。
2018年には関西テレビ「よ~いドン!」にて、竹家荘旅館の女将さんが人間国宝に認定されています。
竹家荘旅館の客室は和室、洋室、和風の3種類あります。
洋室と和風の部屋はベットですので、足や腰が痛い方はこちらを選ぶのがいいかもしれませんね。
私たちは旅館の雰囲気を目一杯楽しむために和室(日本座敷)を選択。
素泊まり一人7500円(土日祝)のプランを申し込みました。
宿泊プランには「忍者のたまごアニメの聖地で一泊」とう記載があり、忍たま好きの友人と二人でほっこりしました。
チェックインの時間は16:00~21:00。
変更になる場合は旅館に連絡が必要ですので、予約の際は当日のスケジュールをあらかじめ決めておくといいですね。
夜は23:00閉館です。(※ご宿泊者様は夜間の出入り可)
フロント業務は22:00終了となります。
到着が22時を過ぎるとお泊まりできなくなりますのでご注意ください。
客室には、浴衣や館内スリッパが常備されており、テレビやWi-Fiも完備されています。
宿泊で気になるアメニティは
・浴衣(パジャマ)
・タオル
・歯ブラシ
・シャンプー
・コンディショナー
・ボディソープ
・ドライヤー
があります。
バス用品を持って行かなくていいのはありがたいですね。
バスタオルは貸出制ですので、早めに受付で声をかけてください。
洗顔や化粧水などはありませんので、気になる方が持参してくださいね。
竹家荘旅館は「喫茶 リョカン」と「bamboo bar」も経営しており、宿泊者以外も利用可能です。
営業時間
・喫茶 リョカン⇒金・土のみ営業、営業時間/11:00~17:00
・ジャズバー「bamboo bar」⇒月~金営業、営業時間/20:00~24:00
※「bamboo bar」は要予約制となっております。予約〆切=当日20時まで
1階のカフェ&バーは3席ほどのカウンターです。
隣の人との近さを味わいながら、ゆっくり過ごす時間は楽しそうですね。
旅行当日。
私たちは16時にチェックインを予約していました。
阪神:出屋敷駅から徒歩1分。
住宅街の中にあるので、本当に道があっているかソワソワしながら進みます。
すると「竹家荘旅館」の看板を発見。
緑に覆われた隠れ家的なたたずまいが非日常を感じさせます。
私たちが行った日は日曜日だったのでカフェもバーもお休みでした。
16時になると女将さんが扉を開けてくれます。
中では落ち着いたジャズの音楽が流れています。
1組ずつチェックインをしていき、お風呂の時間も受付で決めます。
建物は2階建てです。
1階に受付やお風呂があり、2階にはキッチンがあります。
お風呂は部屋にはなく1階に2か所あり、一人あたり30分を目安に予約します。
私たちは21時に予約しました。
1階にお食事処と書かれた場所があり、食事の提供があるのか確認したところ昔はされていたそうですが今は無いそうです。
トイレは1階に1カ所(洋式)、2階に2カ所(和式・洋式)あります。
トイレも部屋にはなく共用となっていますので、ご注意ください。
説明が終わると、女将さんが部屋まで案内してくれます。
私たちの部屋は2階です。
木の階段で結構な斜度があります。
慣れていないと、手すりを持って上り下りしないと危ないと感じます。
私たちの部屋の隣の棚に見たかった「尼子騒兵衛先生が描いた色紙」が飾ってあります。
生き生きとした竹谷八左ヱ門のイラストが素敵です。
部屋に入ると、畳にお布団がひいてあります。
普段ベッドなので座敷は新鮮です。
入り口に浴衣、タオル、歯ブラシも用意されています。
にこやかな女将さんは「また来ますのでお待ちください」といい1度部屋をでて行きました。
女将さんが返ってくると手には、冷たいお茶がお盆に乗っています。
あと私たちのプランにはジュースが付いており、缶のコーラが1本もらえました。
冷蔵庫は使っていいそうで、冷蔵庫前にあるペンで名前を書いて入れてくださいとの事です。
暑い日だったので、早速飲み物を冷蔵庫に入れました。
2階の共通ペースにはキッチンがあります。
バリスタもありますので、セルフモーニングコーヒーを楽しむことが出来ます。
また、旅館のいたる所に竹谷八左ヱ門のファンアートがあります。
イラストを探すのも楽しいです。
また、2階の壁には大きな黒板があります。
ここには訪れたファンのイラストが所狭しと描かれています。
消す期間などは決まっていないそうで、いっぱいになると少し消したりするそうです。
泊まった時期によって姿を変える黒板なんて見るのが楽しくなりますね。
館内を散策しているとチラシが目に止まりました。
女将さんの経歴に米国NLP協会プラクティショナーと書かれています。
女将さんは波乱万丈な人生を歩み「相談所」もされているんですね。
夕方に着いた私たちには結構時間があります。
出屋敷駅は尼崎駅から1駅ですので、荷物を置いて出かけるのもいいですね。
しかし、私たちはゆっくり夜ご飯を食べようという事になり、女将さんに近くのお店を尋ねました。
すると、いろいろなお店を丁寧に教えてくれます。
私たちはその中の1店舗お好み焼き屋さんの「あたりや」に行きました。
中に入ると昔ながらのお店と感じます。
甘めのソースと山芋の入ったトロふわ生地が美味しいお好み焼きでした。
駅前にはドラッグストアや100均一、スーパーなどがあります。
忘れたものがあれば、気軽に買えますし、宿に持っていく夜食なども買えます。
帰ると玄関の電気がついています。昼とは違った雰囲気がありますね。
一晩ゆっくり過ごし、次の日の朝。
チェックアウトは10時です。
お風呂は家庭風呂なので、朝使いたい場合は事前に女将さんに確認が必要です。
昨日、買っておいたパンと無料のコーヒーで朝食を済ませ宿を出ます。
鍵は受付にあるボックスに入れてください。
忍たま好きには、とても楽しいお宿でした。
友達とわいわい楽しみながら、ホテルとはひと味違う時間を過ごすのはいかがでしょうか。
—【竹家荘旅館】の詳細—