■ごあいさつ
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。『ただ』のぐでぐでです。
毎年のこととなりますが、夏は特に暑く体調を崩しやすくなります。
疲れを感じるときは無理をせず、しっかり休養をとってください。
睡眠時間は年齢別で最適なものは異なりますが、どんなに短くても
6時間を下回らないようお願いします。できれば7時間以上を確保する
のが望ましいです。
冷房の温度設定については生活するにあたって支障のないよう自身に
とって最適なものを選択してください。熱中症にかかって病院へ行く
ことになれば出費が発生しますが、冷房の温度設定を適切にすれば
病院へかかる費用より電気代は抑えられます。
安全に夏を過ごして、よい1年であったと振り返れるよう健康管理を
徹底しましょう。
今回は夏を乗り切るために役立ってくれる食材、鯖と梅干しを使った
料理について紹介いたします。
本記事へのお付き合い、よろしくお願いします。
■鯖は夏バテ対策に効果あり
タンパク質、EPA、DHA、ビタミンB群、ビタミンDなど豊富に含まれて
います。血をサラサラにして血圧を抑えてくれます。
今でこそ科学的な裏付けもあって鯖が夏バテに対して有効とわかりま
すが、実は江戸時代で気づいていた地域があります。
福井県大野市は夏に鯖をたべる習慣が今も残っています。当時の大野
藩の藩主が、田植えなどで疲れた人たちの夏バテを防ぐ目的で配った
のが始まりと伝えられています。
半夏生(はんげしょう)の時期(7月)に食べる、いわゆる夏の風物詩と
して現代でも親しまれています。
日本近海で獲れる鯖といえばマサバ、ゴマサバとなります。輸入品を
含めるとノルウェーサバもありますが。
好みと食べる時期の問題に左右されますが、一般的にマサバの方が美
味しいといわれ、ブランドの鯖はマサバを中心に構成されています。
ゴマサバのブランド品もありますが数が多いのはマサバです。
ぐでぐでは夏はゴマサバ、秋冬はマサバを食べて、春は食べない。
と、季節で食べるものを変えています。せっかく食べるなら美味しく
いただきたいものです。
■梅干しも夏バテ対策に効果あり
クエン酸、リンゴ酸を代表とする有機酸や様々なビタミンやミネラル
が含まれています。胃液の分泌を促して食欲と代謝を増進してくれま
す。日本最古の医学書である「医心方」に記録があるので、平安時代
には薬用効果があると知られていたようです。
また抗菌作用を働かせて梅干しと一緒に盛られている食材の食中毒
予防に効果があります。疲労回復、抗酸化作用、抗炎症作用などに
有効です。思っている以上に幅広く健康に貢献してくれます。
鯖の項目で半夏生に触れたので、梅の項目でも触れておきます。
半夏生の時期は梅の収穫時期に適していると言われます。梅干しや
梅酒など加工品を作り始めるにも適しています。
■鯖と梅干しの料理メニューご紹介
ここからは実際に調理したものを紹介します。例の如く、友人にお
願いしました。ぐでぐでは盛り付けをしっかりした料理を用意でき
ないため。
なるべく簡素で作りやすいものを中心にしています。
<鯖の明太子マヨネーズ焼き>
鯖をグリルで焼く。
↓
明太子は解凍してマヨネーズと混ぜる。
↓
明太子マヨネーズを鯖に乗せて追加で少し焼く。
<鯖唐揚げ明太子マヨネーズ>
鯖を醤油、酒、すりおろしニンニクで数時間漬ける。
↓
片栗粉をまぶして揚げる。
↓
揚げた鯖に明太子マヨネーズを絡める。
<鯖と梅の混ぜご飯>
鯖を焼いてほぐし、梅干しは種を取ってペースト状にする。
↓
たくあんを細かく切る。
↓
ご飯、上記で作った食材、韓国海苔(通常の海苔でも可)
ごま油、ごまを混ぜる。
↓
納豆やとびこを入れて味変を楽しむのもよし。
<水菜の梅おかか和え>
レンジで温めた水菜にめんつゆ、醤油、梅肉を入れて混ぜる。
↓
鰹節をかける。
<梅じそぶっかけ素麺>
素麺を茹でて冷やしておく。
↓
オクラを茹でて細かく切る。
↓
素麵、オクラ、もずく、梅肉、細かく刻んだ大葉を混ぜてめんつゆ
かける。
<豚ロースの梅しそ揚げ>
豚ロースに大葉を置いて梅肉を広げてから、バター液につけてパン
粉をまぶして揚げる。
上記の3品は「しそ味」で、下記の3品は「はちみつ漬」と
なります。梅干しは味付けのアクセントに使えるため汎用性
が、高く調理の際に使い勝手がよいです。
<パリパリ梅海苔チーズ包み揚げ>
水に浸して柔らかくしたライスペーパーに海苔とスライスチーズと
豆腐(木綿)と梅干しをペーストにしたものを乗せて巻く。
↓
揚げ焼きにして少量の醤油を垂らす。
<梅干しのふりかけ>
小松菜を細かく切って炒める。
↓
細かく炒めた梅肉を追加。
↓
火が通ったら醤油を入れてまた少し炒める。
↓
火を止めて鰹節を混ぜる。
↓
そのまま食べて酒肴とするもよし、ご飯か冷奴にかけるもよし。
<梅干しとろろ>
とろろにペースト状にした梅干し、薬味ネギ、塩昆布、鰹節を
入れて混ぜる。
■十分な栄養をとって本格的な暑さに対処しよう
さて、「【鯖と梅】暑さを乗り切る夏バテ対策の料理について」
についていかがでしょうか。
鯖は3点調理しましたが、明太子や梅干しとの相性は抜群です。
通常の鯖は「臭み」があるので梅干しで中和するなどの方法が
考えれますが、今回の鯖は骨なし、「臭み」なしなので他食材
との組み合わせは幅広く、可能性が広がります。
梅干しはしそ味、はちみつ漬けで各々3点調理してみました。王道な
ものとしては梅干しだけをいただく、ご飯やうどんなどと一緒にする
方法があります。古来より親しまれているだけに鯖と合わせて夏バテ
対策は十分にできるでしょう。
今回の記事で使った食材は以下の3つです。
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■おせちだけじゃない。カニを筆頭にいい品あります
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