【損してます】みかんの白い筋を捨てないで!栄養の宝庫「ヘスペリジン」が冷え性に効く理由

冬といえば、こたつにみかん!ですよね!
でも、みかんを食べる時、こんなことしてませんか?

「ちょっと酸っぱそうだから、よーく揉んでから食べよう…」
「この白い筋、苦いし食感がイヤだから、キレイに取っちゃえ!」

実はその行動、ちょっと待った!かもしれませんよ!

「え、だって昔からそう言うし…」
「白い筋なんて、栄養ないでしょ?」

そんな疑問や思い込みが、この記事を読めばスッキリ解決!
「なるほど!そういうことだったのか!」と膝を打つこと間違いなしです!

そこで今回は、みかんにまつわるウワサのウラ側にある科学的な理由を(専門的なレポートなども参考にしつつ)徹底的に調べてまとめました!
誰でも分かるようにフランクに解説していきますね!

【ウワサ①】「みかんを揉むと甘くなる」は本当?

さっそくですが、このウワサ、結論から言うと「本当」です!

「やったー!じゃあ揉みまくろう!」
と、思うのはまだ早い!

実は、これには「糖度(甘さの元)がえる」のとは全く別のメカニズムが働いているんです。

え?どういうこと?
詳しく見ていきましょう!

理由①:糖が増えるんじゃなくて「酸が減る」!

まず、果物の美味しさを決める大事な指標に「糖酸比(とうさんひ)」というものがあります。
これはその名の通り、糖(甘み)と酸(酸味)のバランスのこと。

いくら糖度が高くても、酸味が強すぎたら「すっぱ!」ってなりますよね?
逆に、酸味が少なすぎると「なんかボヤけた味だな…」となります。

みかんを「揉む」という行為は、甘さの元である「糖」を増やすんじゃなく、酸っぱさの元である「クエン酸」を減らす行為なんです。

分かりますか?
甘さ(分子)は変わらないけど、酸っぱさ(分母)が減る。
だから、相対的に「甘く感じる」ようになる!これがトリックの正体です!

じゃあ、なんで揉むと酸が減るの?

これが面白いんですよ!
みかんって、収穫された後も「生きてる」んです。呼吸してるんですよ。

そこに人間が「揉む」という物理的な刺激(=みかんにとっては「うわっ!衝撃きた!ヤバい!」というストレス)を与えると…。

みかんは「傷ついちゃったかも!早く修復しないと!」とパニックモードに!
そして、自己修復のためにエネルギーが必要になります。

そのエネルギー源として使われるのが、何を隠そう…
「クエン酸」なんです!

つまり、僕らが揉むことで、みかんを「騙して」緊急事態だと思い込ませ、
本来ゆっくり消費するはずのクエン酸を、前倒しで一気に消費させてる、ってワケです。

【超重要】揉んですぐ食べるのはNG!?

「よーし、理由は分かった!じゃあ酸っぱいみかんに当たったら、数十回揉んで…パクッ!」

ブブーッ! 待ってください!

みかんがクエン酸をエネルギーとして消費(分解)するのには、ちょっと時間が必要なんです。
ある実験では、揉んだ後、クエン酸が十分に減って甘く感じられるようになるまで、なんと「1時間半」ほどかかったという報告もあるくらい!

だから、正しい使い方は、
「うわ、このみかん酸っぱ!ハズレだ…」
と思ったら、数十回そっと揉んで、1〜2時間ほど待ってから食べる!
これが賢いやり方なんですね!

「甘くなる」2つのメカニズム(酸の減少と香りの効果)

実は、「揉むと甘くなる」理由、もう一つあるんです。

理由②:脳をだます「香りのチカラ」

「揉む」と、みかんの皮や袋(じょうのう膜)の細胞がちょっと壊れますよね?
そうすると、中からみかんのフルーティーな「香り」がブワッと放出されます。

人間の脳って不思議なもので、舌だけで味を感じてるわけじゃないんです。
「味」+「香り」がセットになって、初めて「美味しい!」と感じます。

例えば、イチゴの甘い香りがする水を飲むと、ただの水より甘く感じちゃう。
これを専門的には「クロスモーダル効果」なんて言ったりします。

つまり、「揉む」ことで放出されたみかんの甘い香りが、
僕らの脳を「お、いつもより甘いぞ?」と錯覚させてる可能性も高いんです!

まとめると、「揉む」という行為は、

  • (A)化学的効果:クエン酸を実際に減らして、酸味を抑える
  • (B)心理的効果:香りを放出して、脳に「甘い」と錯覚させる

この2つの合わせ技だったんですね!すごい!

【注意!】
ただし、やりすぎは禁物です!
揉みすぎると細胞が壊れすぎて、修復どころか「腐敗」が始まっちゃいます。
あと、元から甘くて美味しいみかんを揉むと、ただでさえ少ない酸味がさらに飛んで、「ボヤけた味」になっちゃうかも。
あくまで「酸っぱいみかんに当たっちゃった…」という時の救済策として覚えておきましょう!


【ウワサ②】みかんの「白い筋」は栄養豊富?

さて、お次はみかんの「白い筋」。
正式には、皮の内側の白い綿みたいな部分を「アルベド」
果肉についてる筋を「維管束(いかんそく)」と言います。

「食感が悪いから」「苦そうだから」って、
一生懸命、キレイに取ってる人…いませんか?

それ、めちゃくちゃ損してますよ!!

例えるなら、栄養たっぷりの「出汁(だし)」を全部捨てて、
具だけ食べてるようなものです!

白い筋の正体は「栄養の通り道」だった

あの「筋(維管束)」って、みかんの木が根から吸い上げた水分や、
葉っぱで作った栄養を、果肉のすみずみまで運ぶための「パイプライン」なんです。

そう。まるで僕らの体でいう「血管」のようなもの!

栄養を運ぶための「パイプライン」や「ライフライン」に、
栄養が詰まってないワケがないですよね?

その通り!
この「アルベド(白いわた)」や「維管束(筋)」には、
僕たちの健康にめちゃくちゃイイ「ある成分」が、
とんでもない量で含まれているんです!

白い筋の栄養素「ヘスペリジン」と血流改善効果

その核心成分の名は、「ヘスペリジン」
(「ビタミンP」とも呼ばれます)

これがどれくらいスゴイ量かというと…
いろいろな分析データを調べてみたところ、みかんの果汁(果肉)と比べて、
あの白い「アルベド(わた)」には、なんと!

数十倍〜100倍以上

ものヘスペリジンが含まれているんです!
(品種や測り方によっては「筋に300倍」なんてデータも!)

「え、そんなに!? で、それって体にどうイイの?」

これがまた、冬にピッタリなんです。
ヘスペリジンには、「血管を広げて、血流を改善する」作用があることが、
科学的にハッキリと分かっています。

冬にツラい「冷え性」って、
寒さやストレスで手足の先の「血管」が「ギューッ!」と収縮して、
血流が悪くなっている状態ですよね?

ヘスペリジンは、その「ギューッ!」となった血管を、
「フワーッ」と広げてくれるイメージ!

まさに「冷え」の根本原因(血管の収縮)に対して、
真逆の「血管拡張」でカウンターパンチを食らわせてくれる、
冬の超強力な味方だったんです!

それを「邪魔だから」って捨てちゃうなんて…
あぁ、なんてもったいない!

まとめ

いやー、みかん、奥が深い!

「揉むと甘くなる」ウワサには、
みかん自身の「自己防衛本能(ストレス反応)」と、
人間の「脳の錯覚(香り効果)」という、
2つの科学的な裏付けがちゃんとありました。

そして、「白い筋」は邪魔者どころか、
果汁の数十倍もの「ヘスペリジン」を含み、
僕らの血流を助けてくれる「栄養の宝庫」だったとは…!

これからは、酸っぱいみかんに当たったら「チャンス!」と思って、
揉んでから1時間半待ってみたり、
白い筋やわたを「栄養キター!」と思いながら、
ありがたく一緒にパクッと食べたりできそうですね!

今年の冬は、みかんの「真の実力」を知った上で、
賢く、美味しく、健康的に楽しんじゃいましょう!

この記事で一番伝えたかったことは、やっぱりコレ!

みかんは「白い筋」ごと食べるのが、冬を乗り切る最強の食べ方かも!

最後までお読みいただきありがとうございました╰(*°▽°*)╯

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