【割烹能登】湖で獲れる新鮮な湖魚を趣ある空間で愉しむ【湖北】

【割烹能登】湖で獲れる新鮮な湖魚を趣ある空間で愉しむ【湖北】

皆さま、いかがお過ごしでしょうか。ぐでぐでです。

急変する天候に左右されて、予定を立てることに苦慮しているこの頃
です。線状降水帯の影響で行動が困難になること、予定をキャンセル
したり、代わりに別の予定を急遽差し込むなどで、準備不足のまま
行動して満足な結果を得ることができない日々が続いています。

自身でコントロールできる範囲で最善を尽くし、コントロールできない
部分は人事を尽くしたうえで、「天命を待つ」ように心掛けて、気持ちを
落ち着けていきましょう。
自身の機嫌は誰でもない、己自身で機嫌を取って感情を律するように。

以前に湖南エリアでお店を紹介したので、この要領で今回は湖北エリアの
お店を紹介いたします。
ご紹介するお店は「割烹能登(カッポウ ノト)」です。
それでは、本記事にお付き合いよろしくお願いいたします。

 

<目次>

各地域で異なる発展を遂げている

明治時代以降は琵琶湖を中心に湖南、湖東、湖北、湖西と4区分にするの
が一般的になりました。今回は訪れた湖北の紹介に留めます。

滋賀県はよくも悪くもあらゆる面で琵琶湖の影響を受けます。県土の約6
分の1は琵琶湖が占めます。古くから人々に恩恵をもたらす一方で、東西
南北の交流を阻む「壁」の役割も果たしています。

前回立ち寄った湖南は京都・大阪との結びつきが強く、文化形成において
も他地域よりも都市機能が充実しています。

今回立ち寄る湖北は近畿地方では数少ない「豪雪地帯」の1つであり、唯一
の「特別豪雪地帯」である旧:余呉町(現:長浜市)が存在します。

食文化の観点でお伝えするとしたら、冬を乗り切るための工夫として保存食
や発酵食が発達している点が特筆すべき点となります。
握り寿司の原型といわれ日本最古の寿司といわれる「ふなずし」は滋賀県を
発祥としています。ちなみに南北で味付けが少し違うようで、北部は塩分が
高く、南部はマイルドにやや甘くなります。

 

 

交通要衝としての一面を持つ湖北エリア

湖北エリアは長浜市、米原市で構成されていて、長浜市は湖北地方の中心地
として、米原市は古来より交通都市と知られています。滋賀県の約3分の1
を占める面積はあるものの、人口は約14万人と密度が低くゆったりと暮らす
ことができます。

米原駅はJR、近江鉄道の他、新幹線も停車します。
高速道路のインターチェンジも近くにあるため、近畿、中部、北陸を結ぶ
「交通要衝」といえます。
鉄道、高速道路が存在していない時代については、更に周辺の重要度は高く
なっており、近辺ではそれぞれ事情は異なりますが、大きな合戦が発生して
います。(賤ヶ岳の戦い、姉川の戦い、小谷城の戦い)

 

 

割烹能登其の壱

実はこちらのお店を予約したのはかなり直前だったりします。
冒頭で天気の話題に触れましたが、当日の天気が全く読めなかったためです。

結果としては、2日前の予報では雨、前日の予報は曇り、当日の予報は晴れ
となり問題はなかったですが、今年は雨による被害が軽視できないくらい
規模が大きなものとなっているので、用心するに越したことはないでしょう。

湖で獲れる湖魚を中心に紹介していきます。

 

<突き出し>
左からゴリの山椒煮、枝豆、日野菜漬け、湯葉、手長エビとなります。
滋賀県に由来あるもので構成されており、次のメニューが来るまでの
繋ぎとして役割を果たしてくれます。
  
手長エビは甘辛で炒めているので、そのまま殻ごといただけます。
ゴリの山椒煮はかなり美味しく気に入ったので、後でまた注文してみよう
と思います。

 

<ビワマスの刺身>
「琵琶湖の宝石」「淡水のトロ」などと呼ばれます。琵琶湖の固有種であり
淡水域で一生を過ごします。通常なら淡水魚の刺身は危険を伴いますが、生涯
を琵琶湖だけで過ごすため、寄生虫のリスクがないことから生食できます。
  
旬の時期(6月~9月)なら脂がしっかりと乗っています。
食感はサーモンに近く、醤油と好みで山葵を加えて味わいましょう。

 

割烹能登其の弐

<スジエビのかき揚げ>
スジエビをいくつかの塊にして食べやすいように工夫されています。
適度に塩をつけていただきます。
スジエビと大豆を一緒に甘辛に煮付け「えび豆」としていただけば
滋賀の郷土料理として味わうことも可能です。

 

<七本槍(大吟醸)>
今回はお店のご厚意もあって、時間制限は設けず、閉店までゆっくり留まって
よいとのお話だったので、食事のペースをゆっくりして酒も味わいます。
 
歴史好きならピンと来るかもしれませんが、由来は賤ヶ岳の戦いで活躍した
「賤ヶ岳の七本槍」から名を取っています。
米の旨味があって、料理のよさを引き立てる味わいです。
北大路魯山人が滞在した縁もあり、ラベルや看板にその文字が使われています。

 

<子持ち鮎の塩焼き>
鮎が荒波を踊り泳ぐ様を塩で表現しており、これは化粧塩といいましてヒレや尾
のように薄く焦げやすい部分を塩で熱を遮断することで、黒焦げとなることを防
ぎます。後は焼き上がった後のヒレを白く見せることで、清流を泳ぐ姿を美しく
引き立ててくれます。
 
見るだけでも楽しめますが、しっかりと焼き上げているので、よく噛んで全身を
余さずいただけます。
右側のカニはオブジェと思ったら甘辛に煮て食べられるようです。 
  
  

割烹能登其の参

<イサザの小鍋>
ネギの主張が強すぎでイサザが左下にちょこっとだけ写っています。
濃厚でしっかりした出汁がとれる魚で、雑炊で締めることもできますが、今回
は出汁を酒肴としてお酒を捗らせます。
冬なら大豆を一緒に炊く風習も健在なので、イサザ豆として味わえます。

 

<ふなずし>
本日のメインでいただきたいと思った食材です。
タイの北部から中国雲南省にかけての地域に起源をもつ「熟れ寿司(なれずし)」
の一種です。
   
握り寿司の原型といわれ日本最古の寿司といわれますが、琵琶湖でとれる
ニゴロブナを塩漬けにしたのち、炊いたご飯を重ねて漬け自然発酵させます。
魚の保存方法のひとつとして今に伝えられたもので、チーズのようなおつまみ
というのが正直な感想です。
  
珍味で酒肴としてバッチリです。ただ、香りと酸味は人を選ぶかもしれません。
白いものは発酵した米になります。

 

<松の司 紺ラベル>
こちらも料理の味を引き立てるバランスのよいお酒です。
すっきりとした味わいで洗練されています。

<小鮎の天ぷら>
天ぷらにしていることで、先に食べた塩焼きと食感やアクセントが異なります。
どちらも塩でいただきますが、こちらは「小鮎」なので、やわらかいので骨を
気にせず香ばしさとセットで味わえます。
魚を食べることに慣れていない方におススメしたいものです。

 

割烹能登其の肆

<琵琶湖産天然うなぎ>
白焼き、蒲焼きを少しずつ、いただきました。白焼きはうなぎ本来の素材の味
を楽しむのに最適です。それゆえたれでごまかしできないので、素材に自信が
あるといえます。山葵や醤油で味わうとより美味しく味わえます。

蒲焼きは関西風で焼いているのかなと思います。山椒のピり辛さが甘いタレと
脂を引き締める感じです。元々は川魚の泥臭さを和らげるために使っていまし
たが、今では消化促進の効能があるとのことで、引き続き使われています。

 

<ゴリの山椒煮>
滋賀県の郷土料理の一つでヨシノボリなどの小魚を通称でゴリ(またはウロリ)
と呼びます。身が小さくやわらかく甘辛い味付けで山椒を加えることで、酒肴
として重宝いたします。
旬が初夏から初秋と短いので食べられる期間は限られます。

 

<ふなずし吸いもの>
上記で紹介したふなずしを吸い物としていただきます。アラカルト注文なので、
会席料理みたく適度に温物は出てこないので、最後に身体を温める用途で注文
しました。ふなずし単品よりも香りと味がマイルドに緩和されています。

 

<旭日黒渡(純米酒)>
最後までコクがあって濃醇なため、濃い料理との組み合わせに向いています。
これを最後に注文して料理を全て平らげます。

 

終電ギリギリになるくらい時間を忘れて快適に過ごせる

【割烹能登】湖で獲れる新鮮な湖魚を趣ある空間で愉しむ【湖北】
についていかがでしょうか。
今回は個室でゆっくり過ごしましたが、個室以外のスペースも広々を使用
できますし、当主との会話を楽しむならカウンターに座ることもありです。

今まで料理店を巡り長い時間滞在したことはありましたが、今回は歴代で
最長の時間となりました。(4時間30分以上)

おかげで終電に乗り遅れするところでしたが、そこはやや駆け足で駅まで
辿り着きました。次は冬あたりに湖西を巡ってみたいものです。

 

匠本舗について

匠本舗ではおせち以外にカニを筆頭に様々な商品を取扱いしております。
長らく事業を続けており、多くの方より信頼をいただきネットショップ
大賞を16年以上連続で1位の実績があります。

なかでも海産物が充実しています。早めに注文して食事する当日
ではなく、遅くとも1日前には受け取りできるようしてください。
大切な方との素敵な食卓をお楽しみください。

 

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