皆様、こんにちは。
阿部と申します。
今回私が、忍たま好きの友人と訪れたのは【潮江素盞鳴神社】です。
「ダウンタウン」や「忍たま」の聖地として有名な神社です。
【劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師】で話題になった忍たま。
忍たまを大人になってみると、室町時代の背景がしっかり描写されていて、その時代の生活が伺えます。
子供の頃に見ていた時と今では見え方が変わって面白いですね。
【潮江素盞鳴神社】には私たち以外にも、多くの忍たまファンの方が参拝していました。
潮江素盞鳴神社は兵庫県尼崎市潮江2丁目に鎮座する神社です。
「牛頭天皇および大宮天王祠」の別称を持ちます。
創建年代は不詳ですが、室町時代の享禄年間(1528年~1531年)に三好三人衆の一人:三好長慶が、
足利氏に叛き摂津の国を攻略せんとして池田に進軍する際、潮江素盞鳴神社に戦勝を祈願したと伝えられています。
御祭神は素盞鳴尊(スサノオノミコト)と玉依姫命(タマヨリヒメノミコト)です。
御朱印も素盞鳴尊バージョンと玉依姫命バージョンの2種類があります。
神社名にも含まれる素盞鳴尊は、日本神話に登場する神様。
天照大神の弟神で、天岩戸の故事や八岐大蛇(ヤマタノオロチ)の退治によって、
戦の神様から転じて「勝利の神様」および「厄除けの神様」として祀られています。
もう一人の神様、玉依姫命は神武天皇のお母様として有名です。
海神の娘である事から、海女たちの間で古くから「女性の願いならひとつは叶えてくれる」と信じられてきました。
尼崎市潮江は昔は海に近かったことから、玉依姫命が祀られたと考えられています。
アニメ「忍たま乱太郎」には尼崎市「潮江」から名付けられたキャラクター:潮江文次郎がいます。
同じ「潮江」のため、忍たまの聖地と言われています。
拝殿には原作者:尼子騒兵衛先生が描いた巨大な絵馬が奉納されています。
社務所が空いているのが、日曜日・祝祭日の午後(13時~16時)だけの為、
拝殿の中に飾られている巨大絵馬が見たい方は日曜日に行くのがオススメです。
参拝だけでしたら、平日でもお参り出来ます。
入り口にある鳥居をくぐると右手に手水舎があります。
そこで手を洗うと隣には大きなクスノキが佇みます。
このクスノキは尼崎市が保護樹木に指定しています。
クスノキの後ろにある玉垣(たまがき)に「ダウンタウン」の名前を発見しました。
神社やお寺の境内の周囲に設置される垣根(玉垣)は、寄付することで寄付者の名前が刻まれます。
中央には狛犬がおり、そこを真っ直ぐ進むと拝殿です。
賽銭箱がそろばんになっています。
ユニークで可愛いですね。
素盞鳴尊は文武両道の神様です。
忍たまの潮江文次郎は会計委員という委員会に属しており、よくそろばんを持っています。
また、忍術学園一忍者している男といる設定があり、武芸も努力している学生のため、
文武両道の神様を祀る潮江素盞鳴神社は潮江文次郎にピッタリの神社と感じます。
参拝した後、拝殿の左側に回ります。
扉が開かれており、自由に入れるようになっています。
中には大きな絵馬があります。
大きくて迫力満点です。
自信満々の潮江文次郎の表情がいいですね。
潮江文次郎の得意武器は袋槍です。
そろばんと袋槍を持った姿で、文武両道を表していますね。
巨大絵馬以外にも、尼子先生が描いた忍たまのイラストが奉納されています。
他には、袋槍やそろばんも飾られており、潮江文次郎を連想させる奉納ににっこりしてしまいました。
外に出ると絵馬がかけられています。
ファンアートを見るのも楽しいですね。
絵馬も2種類「開運招福」「女願成就」(各500円)あります。
どちらで願うか悩みますね。
入り口付近には社務所があります。
御朱印や御守、おみくじがしたい方はコチラに声をかけてください。
私たちはせっかくなので、おみくじ(100円)をひいてきました。
社務所の中には忍たま関連のイラストやサインがびっしり。
忍たまを堪能できる神社でした。
忍たま好きの方や「厄払い」「学問成就」「女願成就」を願う方など、気になる方は是非立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
—【潮江素盞鳴(スサノオ)神社】の詳細—
鎮座地:潮江2丁目38-5
最寄り駅:JR尼崎駅
バス:市バス潮江北口下車
HP→http://www.ama-jinja.org/12-sioesusanoo.html