■はじめに
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。たまに旅人やってます『スタッフぐでぐで』です。
さて、皆さまは旅行に行きますか。行くとするならどのような手段で移動しますか。
私は旅をする際の長距離移動は公共交通機関(鉄道、バス等)、短距離移動なら自転車を使います。
最近はさらに変わった移動手段(キックボード)を用意したのでこれらを使い分けています。
大阪府大阪市に在住の『スタッフぐでぐで』は自動車を使わなくても普段の生活に困ることがありません。
鉄道ならJR及び地下鉄を含む私鉄があるし、バスを使うこともできます。勤務先から自宅までの
通勤ルートが3つ以上あったりします。
幼少のころは日本全国にこのような充実した交通網があると思っていましたが、それが間違い
と理解し始めたのはお盆や年末年始の帰省の時でした。
帰省先は広島か沖縄ですが、このときの移動は大阪⇒広島へ自動車で長時間移動します。
沖縄の場合は大阪から那覇空港まで飛行機で移動して、空港から自動車で送迎してくれるという
ものでした。
後になってわかったことですが、新幹線で広島駅へ行くルートを選ばなかったのは、その後の乗り継ぎ
が悪すぎるので、結果として大阪から自動車で移動した方が目的地へ早く到着できるようです。
沖縄に関しては空港から自動車以外で目的地へ到着できる手段がないので、そもそもの選択肢がありません。
■スマートフォンを手に入れることで方向音痴を克服した
大事なことなので最初と最後に言います。スタッフぐでぐでは『極度の方向音痴』です。
日常生活でも道に迷うことが多く、何度も行き来してようやく方向を学習する生き物です。
そのため、見知らぬ地域へ出向くことができず、『旅をする』という考えにたどり着くことも
ありませんでした。目的地に到着するだけでハードルが高いです。
そんな状況を変えたのがスマートフォンです。皆さまも持っている方が大半なのではないでしょうか。
道に迷ったときや方角を確認する他に調べものを検索することができます。写真や動画も残せます。
これを手に入れてからようやく遠方へお出かけできる環境が整ったので、2018年あたりから徐々に
長期休暇を取得して旅に出るようになりました。『極度の方向音痴』は相変わらずですが、スマートフォン
の助けがあって今は問題なく遠方へお出かけできます。
■旅をして何をするのですか
実は旅行の大半は『ひとり旅』です。大きな目的が2つありますが、どちらもひとり旅の方が都合よいからです。
1つ目はよくある理由『観光』です。景勝地を写真や画像ではなく、直にこの目で見たいという欲求があって
それを満たしたい。天候に影響されるものが多いので当日の天気がよかったらふらっと訪れたい。こういうのは
ひとり旅の方が都合つけやすいからです。景勝地は目以外にも耳でも感じることができますし、口と鼻は美味しい
食べ物や飲み物を楽しむことができます。
2つ目は訪れた町並みの観察です。商店街はどのような状況なのか。標識や道路の整備状況などをみて町に活力
があるのか。駅周辺(鉄道の駅、道の駅問わず)にどのような施設が建てられているのか。町の中心地への
アクセスは良好か等々を見ております。友人と一緒の旅ではなかなか観察できないことなので。
■定時性と速達性の確保
こっからが本題です。一定の人口が大規模に往来するとしたらその輸送手段で適切なのは何となるでしょう。
鉄道網がしっかり整備されているのなら、鉄道が最有力の候補となります、次に道路が整備されているバスと
なります。一般的に定時性は鉄道の方が安定させやすく、速達性は目的地までのルート次第となります。
鉄道にしてもバスにしても目的地まで迂回せず進めるなら公共交通機関の方が速達性においても優位性があります。
ただし、公共交通機関でカバーできないところについては自動車やタクシーが必要となります。日々の移動となる
なら自家用車を持つ方が何かと便利となるでしょう。
日々の移動で意識せず公共交通機関で移動できる地域と便数が限られており公共交通機関の時間に合わせてに日々
の移動を意識する地域に分かれると思います。
■鉄道やバスは何分間隔で来る?
日々の移動で意識せず公共交通機関で移動するなら、ある程度の短い間隔で鉄道やバスを運行してほしいものです。
皆さまのお住いの地域で鉄道やバスはどの程度の間隔で運行されているでしょうか。
人口の多い地域だと1時間で4便くらいありますし、通勤の時間帯なら8便近くある地域もあります。
また、私が旅行先に選ぶ地域は1時間に1便、2時間に1便、3~4時間で1便というところもあります。
自身の移動する時間帯で公共交通機関が使えないとなると、自家用車を持つようになるのも自然な流れとなる
のも致し方ありません。
■鉄道に限った話となりますが
何分間隔で来る以外にも鉄道の場合は何両編成で来るのかも重視する点です。鉄道の特徴は大量輸送できる点
なので、12両編成や10両編成なら間違いなく短い間隔で運行しているし、8両編成や6両編成も一定数の輸送
があるのでこれも同様です。4両編成あたりになっても短い間隔で運行しているならこれも大量輸送の話に収まります。
1時間に1便以下で2両編成以下の場合は混在率次第では大量輸送と言えず、バスで十分なのでは?と考えることが
あります。バスや自動車の場合は運転する側の立場で言えば車両の整備をすればよいだけで、道路整備は自治体が面倒を
みてくれます。それに対して鉄道の場合は車両を含めレール管理も原則として鉄道会社で面倒を見る必要があります。
それでも大量輸送ができて黒字となっていれば問題ないですが、区間によっては赤字となる場合があり黒字地域の収支で
カバーできないレベルになると最悪の事態を回避するための選択肢を模索していく必要があります。上下分離方式などが
一例となりますね。
■新型コロナウイルス感染症の流行前と現状について
運輸業に携わっているいくつかの会社の決算資料に目を通しましたが、旅客収入が減少しており短期的にはこの収入を
増やす手段がないというのが実情です。リモートワークの浸透もあって定期券を保有せず出社の度に精算するところも
あります。黒字地域の収入を赤字地域に充当した今までのスタイルが維持できなくなったため、今の実態にあわせた形
へ変えていかなければ会社はもちろんとして、社会の存続が難しいところまで来ております。
生活様式の変化はある面では悪いことがありますが、逆によい面で改善することもあります。皆さまにおかれては
変化することを恐れずに、日々の生活を営んでいただければ幸いに存じます。
■おわりに
人や世の中は盛んなときもあれば衰えることもあり、その流れを繰り返していきます。栄えていたものが勢いを
失ったり、逆に衰えていたものが勢いを取り戻すことがあります。現状が良くない状況だからと言って未来まで
悪いと決まったわけではありません。このような流れを繰り返していく様を栄枯盛衰(えいこせいすい)という
言葉で表します。
過去と現在は変えることができませんが、未来については各々の行動によって変わる可能性があります。
ピンチな時をチャンスに変える。大変な世の中、これぐらいのふてぶてしさがあったほうがよいでしょう。
『あきらめたらそこで試合終了ですよ』と昔のバスケット漫画にもありましたね。ジタバタすることしかできないなら
あえてジタバタしましょう。
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