【乾燥対策】部屋で快適に過ごすための湿度は何パーセントがいいの?【湿度】

■ごあいさつ
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。『スタッフぐでぐで』です。
寒くなってきて空気の乾燥が気になる季節となりました。

風邪やインフルエンザにかかるリスクがあったり、肌荒れ等のトラブル
もあるので室内でも一定の湿度を保つことは大切です。
家でも職場でも過ごしやすい快適な環境を整備しましょう。

 

■乾燥すると何が困るのか
例えば、室内の空気が乾燥すると、鼻や喉の粘膜が乾燥して防御機能が低下します。
そうすると、空気中の細菌やウイルスが体内に侵入しやすくなってしまいます。

湿度が低いとウイルスが浮遊しやすくなるので、冬場に風邪やインフルエンザが
流行るのはそれなりに理由があったりします。

他には肌がかさつくので、肌荒れとも無関係でいることができない状況となります。
静電気も発生するので快適とは縁遠い生活になりますね。

 

■どうやって乾燥対策するのか
そもそも室内の適切な湿度は50%~60%と言われています。50%を下回ると
乾燥するし、60%を超えるとカビの繁殖を促進してしまいます。
ただ、単純に加湿すればよいものではありません。近年は新型コロナウイルス対策
も軽視できないので『加湿』と『換気』をセットで行うことをおススメいたします。
これなら、加湿し過ぎの場合でも換気をすることで、結露を防ぐことができます。

■具体的な加湿方法はどうするのか
家と職場で対策が異なるため、分けて紹介していきます。

<家での加湿方法>
1.浴室の扉を開ける
シャワーや入浴で使用した後、浴室内の蒸気を部屋へ広げるようにして湿度を上げる
ことができます。

2.お湯を沸かす
やかん等でお湯を沸かしたときに発生する蒸気が広がることで、加湿ができます。
沸騰した水は飲食に有効活用しましょう。
火をつけたまま長時間放置はせずに、タイマーセットして時間過ぎたら火を消すこと。

1と2を活用すれば、加湿器を用意しなくても十分な湿度を保つことができます。
余談ですが、スタッフぐでぐでは1日2回(朝と夜)シャワーか入浴を嗜むので、
1だけでも乾燥対策ができる状態です。
湿度が高いときは窓を開けて換気もいたします。

加湿方法は他にもあるのですが、1と2が有用なのでこれだけ対策できます。
※霧吹きで水をまくのもありですが、面倒なので1か2でよいでしょう。

<職場での加湿方法>
3.加湿器で加湿する
何のひねりもありませんが、働く場所では加湿器を使いましょう。
これは職場では温度管理が必須となるため空調設備を稼働させるからです。
家と違って水回りの設備が少ないことも理由として挙げられます。
そのうえで、執務室内が広く人数も多いため換気も必要になります。

加湿器以外の対策はやったとしても効果が薄いので加湿器が必須です。
執務室内の広さによっては1つでは足りず、多数の加湿器が必要になるかも
しれません。

4.水分補給をこまめにする
冬だからと言って油断できません。特に職場の空気が乾燥しているなら水分
補給は軽視せず、こまめに水分補給しましょう。

 

■空気の乾燥は衛生面で大いにマイナス
家でも職場でも乾燥状態を放置すると体調不良になる方が続出してそのケア
でさらなる負担が発生します。乾燥状態のデメリットを裁量ある方へお伝え
して、環境改善を速やかに実施してください。家なら裁量ある人へ直接言う
ことができます。職場の場合は労務に携わる方へ伝えることになります。

職場の場合はデメリット(仕事のパフォーマンスが下がる)がハッキリして
いるので、事前に対策しているところが多いと思いますが、人事異動などで
担当する人がいない場合もあります。なので、進展がない場合は念のため
確認するよういたしましょう。

 

■加湿器を選ぶときのポイント
・加湿器を使う部屋の広さ
→使える広さの目安は適用畳数で判断します。室温20度の場合、何畳の部屋
まで湿度60%を維持できるかがわかります。

・加熱方式(スチーム型、超音波型、気化型、ハイブリッド型)
→用途やコストに応じて、どの方式が最適か異なります。一長一短ですが
ハイブリッド型の「加熱超音波式」「温風気化式」は超音波型、気化型の
発展形となります。

・形状(卓上型、スティック型、据え置き型)
→広い部屋全体を加湿したいなら据え置き型、島型オフィス単位なら卓上型
個人単位ならスティック型がよいでしょう。このあたりは各々で環境が
異なるので実態に沿って決めましょう。

 

■おわりに
さて、【乾燥対策】部屋で快適に過ごすための湿度は何パーセントがいいの?【湿度】
の記事についていかがだったでしょうか。

本記事を参考に快適な職場づくりを心掛けていただけると幸いです。
それでは次の記事でお会いしましょう。

おまけですが、お鍋をつつくなら蒸気も出るので美味しいものを食べて、加湿もできて
一石二鳥となります。下記よりお鍋に入れる具材をお求めくださいませ。