■ごあいさつ
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。『スタッフぐでぐで』です。
日々の生活でどのような服を着るのか、朝食は何を食べるのか等
人は起床して就寝までに様々な決断をしています。
諸説ありますが、多い人で1日のうちに3万5千回も何かを選択し
決断しているとのことです。これは無意識に決断しているものも
含むみたいです。
・どのような言葉を使うのか
・食べるものや場所という食事に関するもの
・自動車を運転するとき
・徒歩、着席などの運動
・会社や自宅での決断
上記のことを考えていくと決断の疲れが生じても致し方ない部分も
出てきますね。
今回は決断に至るまでの仕組みを紹介いたします。本記事を参考に
皆さまの日々の生活にお役立ちすれば幸いです。
■体が疲れるように脳も疲れます
多くの決断をすると脳が疲労します。疲労した状態だと判断力に
陰りがみえてきます。判断力が低下すると普段は理性ある人が粗暴
になったり、仕事に支障が発生して問題を起こす恐れもあります。
ある程度の行動は習慣化して決断力のリソースを温存しましょう。
選択肢が多いことは決して悪いことではありませんが、選択肢が
多いことで日常生活に戸惑いを覚えるなら、選択肢を減らして精神
の負荷から解放されましょう。
人は正しい判断と選択のみを重ねて今日まで至ったわけではありま
せん。時には間違った判断をすることもあります。それを残念に
思うことはあっても、過去の決断はどうか後悔しないでください。
過去を変えることはできませんが、未来は変えることができます。
■決断で疲れることを防ぐ対処法
1.前もって事前準備する
当日の予定は事前に決める。当日中に決めないこと。
当日になって決断を迫られないようにすると、決断疲れによる能力
の低下を緩和できます。
2.お腹が空いているときは決断しない
血糖値が低いと冷静な判断ができません。
3.優先順位を決めます
生活の中で優先順位の高い物事を3つくらいリストアップ
しましょう。これは選択肢を減らすことに繋がります。
4.習慣化する
自分がやりやすいように習慣を作ります。これも選択肢を減らす
ことに役立ちます。
5.自身を労わりましょう
調子がよくないときは仕事やお役目を減らし、平穏を
手に入れましょう。
6.部屋や机は整理整頓する、作業場所を変える
散らかっていると集中力を欠きます。作業場所を変えるのは
気分転換で心機一転できます。
■十分な睡眠と軽食をとって脳をベストな環境にしよう
睡眠不足時、空腹時は重要な決断をしてはいけません。決断疲れをしている
人類がその疲労を回復できる貴重な機会が睡眠です。しっかりした睡眠を
とることで心身ともに健全でいられます。生きていくために必要な行為です。
空腹時は集中できないので、軽食でもとってそれから考えるようにしよう。
血糖値が低すぎると脳に必要なエネルギーが供給されないようなので。
個人差はありますが。
■決断疲れが解消しないと
無理に頑張りすぎると脳が疲れてしまい、結果として何も決められなくなったり
間違った判断を招いてしまいます。改善されないと、やる気がなくなり、起床
できない、人との関わりを避けるような状態に陥ります。
また、不要なものを買い込む「衝動買い」などが起きやすくなるのでお財布に
優しくありません。自身で疲れていると感じるなら、先延ばしできないものだけ
判断して、他は先延ばしにしましょう。
■重要な決断は朝にする
ここでタイトル回収です。さて、一番大切で重要な決断はいつするのか。
朝に行うことが良いとされています。正確にお伝えするなら、朝起きて2時間
程度の間が最も決断力が高いようです。
人によっては朝起きてしばらくは眠くてぼんやりしている。
だから、時間が経過してからのほうが良いという人もいます。
これも個人差ありますが、起床して数時間後の脳が疲労もなくメンタル的にも
ベストだといえます。
逆に、決断をしてはいけないときや先延ばしにした方が良いタイミングがあります。
夜は、朝に比べると自制心を失う時間帯です。どうしても決断するのなら
リスクを承知で行うか、取り返しができる局面で行いましょう。
■おわりに
人はいつの日か生涯を終えるときが必ず来ます。そしてその時期は正確には
わかりません。ただ、等しく1日24時間が与えられています。
人生は選択と決断の連続です。その積み重ねがあなたという個人を形成します。
年1回のペースで構わないのでご自身の決断を振り返り、より良い方向へ進んで
ください。
生きてさえいれば、巻き返しの機会は掴めると考えます。故事として
「捲土重来(けんどちょうらい)」という言葉が今に伝わっているくらいです。
一度敗れたり失敗した者が再び巻き返すことはあります。
本記事「【行動】重要な決断はいつしますか【決断前にすること】」が
皆さまの意思決定の一助となりますように。
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体調管理を万全に。それでは次の記事でお会いしましょう。