■ごあいさつ
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。『ただ』のぐでぐでです。
冬は寒いはずですが、振り返ってみると意外と温かい時期もあります。
あと1~2回は厳しい冷え込みが到来して、それから春が近づくと勝手に
思っています。
暦上では立春(2月3日~4日)を迎えていますが、暖かいと感じられず
やはり春分(3月20日~21日)まで至らないと「春が来た」とは言えない
ようです。
今回は海老をテーマに掲げて食材としての歴史やおススメの品を紹介
していきます。よろしくお願いいたします。
■慶事の定番
おせち料理をはじめ、祝いの席には欠かせない存在です。日本では平安
時代に編纂された和名類聚抄(わみょうるいじゅしょう)という書物に
記載が残っているくらい、古来より馴染みのある食材でした。
えびは長く腰が曲がっていることから老人になぞらえて「海老」という
漢字を当てられています。不老長寿、魔よけ、めでたさ、運気の他に
生命力に溢れる等、色んなゲン担ぎに用いられています。
行事食は多彩で季節を問わず海老が使われます。
えびには複数の漢字が存在しますが、表記を統一するため海老と記載します。
海老、蝦、蛯、鰕。これらは全てえびと読みます。
■縁起だけじゃなく栄養もある
たんぱく質、カルシウム、亜鉛、ビタミンE、アスタキサンチン、タウリン等
健康に生きるうえで様々な栄養素が含まれています。調理の仕方で殻や尻尾を
食べられます。
出汁やエキスとしても使われるので、摂取の方法が多様な食材です。
■広く普及した時期は
東京湾で芝海老がたくさん撮れるようになった江戸時代から、東京湾周辺の
民衆に普及していくようになりました。
そして、冷蔵・冷凍技術の発展と1961年の海老の輸入自由化によって全国
へ広く普及しました。
長い年月を経て、日本は有数の海老輸入国となりましたが、海老の食文化
を今も続いています。
■通販で取り寄せて食べる
当然ながら【匠本舗】で取扱う商品を紹介します。
調理も当然友人にお願いしました。参考までにご紹介します。
【611:大粒 調理用ぷりぷり生むきえび1kg】
<海老マヨネーズ炒め【エビマヨ】>
小麦粉つけて焼きます。
↓
ケチャップ、マヨネーズで合わせる。
<天むす>
天ぷらのころもに醤油の味付けをして揚げます。
↓
おにぎりの上に載せる。(おにぎりを大きくして中に入れるのもOK)
むきえびについては奇をてらわず定番を作るのがよいでしょう。
海老マヨネーズ炒め、海老チリソース煮、ガーリックシュリンプは
ハズレなしでおススメできます。
後処理(殻剥き済み、背ワタ処理済み)は既に完了しているので
解凍してすぐに調理できます。大粒サイズは他ではなかなか見かける
ことがない一品です。
【676:【下処理不要】殻ごと食べられる海老60尾(約800g)】
<海老チリソース煮【エビチリ】>
にんにくで海老を炒めて、チリソースで絡めます。
<海老ガーリック炒め>
塩胡椒とたっぷりのガーリックで炒めて味付けします。
脱皮したてで、殻が柔らかいので無理なく食べられます。
まるごと食べられるので、身と味噌を同時に味わえるので
海老本来の美味しさが堪能できる一品です。
■冷凍エビフライころも論争
冷凍エビフライの衣の割合は「重量の50%以下」という規格が
JAS法で定められていますが、どのような経緯でこの割合が決めら
れたのか知る方はどれほどいるでしょうか。
1962年の発売と同時に冷凍エビフライは大人気商品となりましたが
一方でエビフライの衣が厚すぎるとの苦情が急増しました。
当時の技術では衣が薄いと食べるときに剥がれてしまう事情が確か
にあるものの、規定がないので着ぶくれするエビフライが出回った
ようです。
最終的には農林水産省が衣の割合は「重量の50%以下」とルールを
定めたことで、この論争は落ち着いたようです。
■海老を好みの食べ方で満喫しよう
【海老】えび~調理方法を選ばない古くから人気の食材
についていかがでしょうか。
海老は日本だけでなく、世界に広く愛されています。
海老を嗜む各地域では独自の食べ方がありますが、皆さまも自身が
好む食べ方で食卓を囲っていただくようお願いします。
ちなみに海老フライは明治時代にできた日本料理だったりします。
海外発祥と誤解している方もいるかもしれませんが、日本発祥です。
冷凍海老フライが流通するまでは高級品とされていた時代があった
くらいなので、食べたことがない方は一度は召し上がってください。
今回取扱いした商品は以下の通りです。下記の画像をクリックして
販売ページをご覧いただけると嬉しく思います。
※品切れになることがありますのでその際はご容赦ください
■おせちだけじゃない。カニを筆頭にいい品あります
匠本舗ではカニを筆頭に様々な海産物を取扱いしております。
ネットショップ大賞を10年以上連続で1位との実績がありますので
強くおススメいたします。どうぞ素敵な食卓を楽しんでください。