【鹿児島県産サツマイモ「林作蜜芋」】で作る焼き芋以外のメニュー

■ごあいさつ
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。『ただ』のぐでぐでです。

匠本舗で取扱う【鹿児島県産サツマイモ「林作蜜芋」】は期間を限定して
販売しています。「8月頃に注文受付、翌年1月下旬以降お届け」が基本の
サイクルです。

じっくり時間をかけて加熱することでトロットロな仕上がりとなります。
焼き芋レシピは次の通り公開しているので、この内容に沿えば甘くて
美味しい焼き芋が出来上がります。

焼き芋で食べると美味しいのは間違いありませんが、それ以外のメニュー
で食べればどうなるのか。
・・・というのをあえて試すことはなかったので、今回は「林作蜜芋」を
使って焼き芋以外の可能性を探ってみたいと思います。

例のごとく、ぐでぐでは料理できないので友人に作ってもらったものを
いただくというスタイルになります。

さつまいもに関する本記事によろしくお付き合いください。

 

 

■林作密芋について
さつまいもは一般的に地上部が繁茂しはじめる頃は多雨の肥大期に強光、乾燥する
天候が望ましいとされています。
排水がよく地下水位の低い火山灰台地や砂地のいもが美味しいとされています。
鹿児島県曽於市は紹介した諸条件を満たしており、美味しいさつまいもの栽培に
最適な環境が整っています。

 

 


■さつまいもの歴史
江戸時代中期以降は凶作で飢饉の際には救荒作物として認められて主食の代用と
して栽培された実績があります。
これは、さつまいもの特製として凶作時でも一定程度の収穫量が見込めるためです。
徳川8代将軍である吉宗の時代に取り組んだ試みで、18世紀にさつまいもの普及が
急速進んだ理由でもあります。

さつまいもは鹿児島県の特産品として名を馳せていますが、これは蘭学者・青木昆陽
の影響が大きく、さつまいも(薩摩の芋)が全国へ広まりました。明治以降も何度か
食糧難の時代がありましたが、貴重な食糧として人々を救ってくれました。

 

 

■焼き芋以外のさつまいもレシピ

今回はちょっと多めに用意してみました。友人の特色も出てバリエーションが豊かに
なりました。

 

 

【さつまいもと蓮根の甘辛和え】

さつまいもと蓮根を輪切りしてさつまいもは水にさらしてから1分程度電子レンジで
温める。

さつまいもと蓮根を揚げ焼きにする。

火が通ったら油を切って酢と醤油を入れて水気がなくなるまで炒める。

 

 

【さつまいものそぼろ煮】

さつまいもを輪切りにして水にさらす。

ごま油を引いてすりおろし生姜を熱し、鶏ミンチを炒める。

水、さつまいも、砂糖、醤油、みりん、酒、出汁を入れてしばらく煮込む。

さつまいもに火が通ったら水溶き片栗粉を入れてとろみをつける。

 

 

【さつまいもの酒粕汁】
食材(さつまいも、ちくわ、玉葱、人参、白葱、大根、豚バラ、薄揚げ)を一口
サイズに切る。さつまいもは切ってから水にさらす。

ごま油でさつまいもを除く食材を軽く炒める。

水、ほんだし、みりん、酒粕を入れて加熱する。酒粕は事前にお湯でほぐしておく。

煮立ってきたら、さつまいもを入れる。

さつまいもに火が通ってきたら一度火を止めて味噌を溶かす。

 

 

【さつまいも白菜ミルフィーユ】
白菜、さつまいも、豚バラを一口サイズに切る。

順番に並べて12分程度蒸す。

 

 

【バニラアイスさつまいもスティック】
さつまいもを細切りして炒める。

さつまいもに黒ゴマとハチミツを絡めて、バニラアイスを添える。

 

 

【粉雪さつまいも】
さつまいもをよく洗って乱切りする。

水につけてあく抜きする。

電子レンジで5分程度加熱する。

フライパンに油をひいてさつまいもを焼く。

こんがり焼けたらさつまいもをフライパンから出す。

砂糖と水をフライパンで中火にかけ、グツグツしたら
再度さつまいもを入れて絡める。

火を止めてフライパンをゆすりながら混ぜて冷ます。

白くなったら完成。

 

 

【鬼まんじゅう】(芋まんじゅう)
さつまいもをよく洗って乱切りする。

水につけてあく抜きする。

水切りしたさつまいもに砂糖をまぶして置いておく。

小麦粉を加え、硬さをみながら水を少し加えながら混ぜる。

好みの大きさにしてシリコンスチーマーにいれて15分程度レンジで加熱する。
(蒸し器があるならそちらがより望ましい)

 

■ほんのり感じる甘さは天然のスイーツ
さて、【鹿児島県産サツマイモ「林作蜜芋」】で作る焼き芋以外のメニュー
についていかがでしょうか。甘く食べたいなら焼き芋が一番ですが、他の
メニューも甘さを感じるよう加熱については約70℃の温度帯で調理しました。
これはさつまいもに含まれているβ-アミラーゼという酵素が活発に働き、
さつまいものでんぷんを麦芽糖に変えて甘くしてくれるからです。

なお、短時間の加熱なので甘さは控えめとなります。うまく調理できれば
味の調整は不要ですが、思った味付けとならない場合は「バター」「マーガリン」
を使ったり、「バニラアイス」「はちみつ」「チーズ」でさつまいもの味を調整
しましょう。さつまいもの美味しさをより引き立ててくれるでしょう。

個人的にはバニラ、塩、はちみつの組み合わせがお気に入りだったりします。
チーズの代わりは塩でもいいですが、砂糖ははちみつの代わりには向きませんので
はちみつは必ず用意しましょう。(ぐでぐで個人の感想です)

 

 

 

■さつまいも注文は上記の画像をクリックください
8月頃には注文できるはずなので、その時期で検討して注文してみましょう。

匠本舗ではカニを筆頭に様々な海産物を取扱いしております。
ネットショップ大賞を10年以上連続で1位との実績がありますので
強くおススメいたします。どうぞ素敵な食卓を楽しんでください。
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