■ごあいさつ
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。『ただ』のぐでぐでです。
予定を変更して今回は大阪で話題になりました鹿騒動についてご紹介いたします。
当面は騒動が続くだろうと思っていたら、捕獲されたようです。まだ完全に決着
はしていませんが、区切りがついたのでこの辺りで騒動について整理したいと
思います。
調べてみてわかりましたが、区域ごとで鹿の取扱いは極端に変わるようです。
近年は鹿の食糧事情が良好となったことで、生息数は大幅に増えていることも
影響しているようです。(鹿の頭数が過去最多のレベルに達しています)
増えすぎると過密となり、食料を巡って激しい生存競争が行われるみたいです。
当事者たる鹿からすると意識はしていないと思いますが、『奈良公園』の外に
出るというのは思った以上にことが大きくなるようです。
それでは、本記事にお付き合いください。よろしくお願いいたします。
■国の天然記念物としての奈良の鹿
1957年(昭和32年)に奈良市一円の鹿が国の天然記念物に指定されました。
野生動物であることに変わりありませんが、マスコット的、シンボル的な存在
として長く親しまれております。但し、戦後の食糧難の時代には80頭を下回る
こともありました。(天然記念物に指定される前だからセーフ?)
鹿はその性質上、害獣として農業を営む方から強く警戒されています。過去
には農業被害が発生して裁判沙汰にまで進んだことがありました。
和解を経ても実態として農業被害が収まる傾向はなく、奈良市一円に生息する
鹿の保護という方針を改め、区域ごとに従来通りの保護を続ける区域と保護の
対象外とする区域に整理しました。
奈良公園周辺の「保護地区」は従来通り、手厚く保護されます。
重点保護地区(A地区)、準重点保護地区(B地区)と呼ばれます。
一方で農業被害の対策として「管理地区」(D地区)では上限数に至るまでは
駆除を認めています。
そして、保護地区と管理地区の緩衝として「緩衝地区」(C地区)が設けられ
ています。
■神獣と害獣の境目
「保護地区」「緩衝地区」の往来はさほど問題になりませんが、「緩衝地区」
と「管理地区」については同じ個体の鹿であっても『天然記念物の鹿』と
『野生の鹿』と取扱いが明確に変わります。従って、今回の鹿騒動のように
奈良公園を出てしまうと、天然記念物の鹿から野生の鹿として処理されます。
単純に奈良公園からお出かけした鹿なら、元の場所に戻してあげたらいいの
では?と考えますが、今回のケースは法令上の運用として「文化財保護法」
ではなく「鳥獣保護管理法」が適用されるとのことです。
エリア外となる奈良市以外では鳥獣保護管理法に基づき熊や猪と同じ扱いに
なるようです。(ちょっとビックリしました)
今回の鹿騒動が起きる前に「管理地区」以外に「緩衝地区」の鹿も将来的に
駆除できるようにルールを変更しようとする動きがありました。
結果として見送られましたが、今回の一件を経て個体数を減らすひとつの
手段として再議論される可能性があります。
■新天地で過ごす鹿は何を思うのか
現状、大阪で捕獲された鹿は奈良市に戻ることはできないようです。
大阪という新たな環境で生きていくことになります。幸いというべきなのか
微妙なところもありますが、捕獲された鹿は大阪で歓迎されているようなの
で、元気に過ごしてくれればよいと願っています。
気になることとしては、奈良から大阪の都市部に来る鹿が今後も発生するの
かです。今は歓迎していますが、数が大幅に増えると事情も変わってきます。
■奈良市(奈良公園)の鹿が例外
さて、「【鹿騒動】奈良の鹿、公園出れば野生の鹿?【天然記念物】」に
ついていかがでしょうか。
歴史的な経緯があって例外的に奈良市(奈良公園)の鹿が手厚く保護されて
いますが、奈良市以外では鹿は害獣として扱われることが多いです。観光地
で鹿のいるところもありますが、鳥獣保護管理法で扱われることが基本です。
今回の鹿騒動の鹿は自らの意思で奈良市を出ていったので、これを戻すこと
が果たして、鹿のためになるのか意見が分かれるところです。
それにしてもこんな長距離よく移動したなぁ、と思って過去事例を見ると
戦後の御堂筋で鹿を目撃して天王寺動物園へ連れて行ったという記録が
残っているようです。
巨大パイプが地上に突き出たりと最近の大阪はよくもわるくも目立っている
のが、嬉しくもあり何だか悲しくもあります。
ネタとしてはバッチリなのですが。
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