皆さん、こんにちは!
匠本舗スタッフのひぐちです!
年末年始も差し迫り、福袋を予約・購入したという方も多いのではないでしょうか?
そんな福袋はいったい、いつから始まったのか?
福袋の起源について気になったので調べてみました!
この記事では、福袋の起源や由来を分かりやすく解説していきたいと思います。
それではいってみましょう!
福袋はいつから始まった?
福袋の起源は、江戸時代までさかのぼると言われています。当時の商人たちは、顧客に感謝を伝えつつ新年の商売繁盛を願い、お得な商品を詰め合わせた袋を販売しました。これが現在の福袋の原型になりました。
また江戸時代の福袋には以下のような特徴がありました。
運試し
福袋は中身が見えないため、何が入っているか分からないドキドキ感を楽しめるものでした。これにより、新年の運勢を試すという遊び心も含まれていました。
商人の工夫
福袋を通じて在庫品を販売する一方で、お客さんに喜ばれるような目玉商品を混ぜることで集客を図っていました。
福袋の名前の由来
「福袋」という名称には、「福を詰め込む」という意味が込められています。このネーミングには、当時の日本人が持つ幸福への願いや、正月の縁起を担ぐ精神が反映されています。
また袋の中身が見えないという特徴から、七福神の宝船に見立てられることもあります。このような縁起の良いイメージが福袋という言葉の広がりに寄与しました。
福袋の定着と進化
明治時代になると、福袋は近代化した商業の中でさらに広まりました。特にデパート文化の盛り上がりとともに、正月の初売りの象徴として福袋は定着していきます。
デパートが牽引した福袋文化
明治時代後期から昭和初期にかけて、三越や松坂屋といった大手百貨店が福袋を販売したことから、福袋は都市部の消費者にとっても身近な存在となりました。
昭和時代の大ブーム
高度経済成長期には、ファッションや家電の福袋が登場し、福袋を求める長蛇の列が正月の風物詩となりました。
まとめ
福袋の起源は江戸時代の商文化にあり、長い歴史の中で日本人の生活に深く根付いてきました。その背景には、商人たちの創意工夫と、幸福や縁起を大切にする日本人の価値観があります。
時代とともに進化し続ける福袋。今年の新年には、歴史と文化に思いを馳せながら福袋を楽しんでみてはいかがでしょうか?