皆さんこんにちは!匠本舗スタッフのひぐちです!
2025年に大阪・関西万博が開催されますが、「その次の万博はどこで開催されるのだろう?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
次の大規模な国際博覧会(登録博)は、2030年にサウジアラビアの首都リヤドで開催されます。石油依存からの脱却と国家改革を掲げるサウジアラビアにとって、このリヤド万博は「ビジョン2030」の集大成とも言える非常に重要なイベントです。
この記事では、リヤド万博2030の基本情報から、注目すべきテーマ、そしてサウジアラビアが目指す未来像まで、最新の情報に基づいて専門的かつ分かりやすく解説します。特に、大阪・関西万博との会場の規模の違いや、世界各国がどのようなビジョンを示すのか、注目すべき参加国の情報もご紹介します。次回の万博について深く知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
この記事はこんな人にオススメ!
- 次の万博の開催地について知りたい人
- 2030年のリヤド万博のテーマや概要に興味がある人
- サウジアラビアの国家戦略と万博の関係を知りたい人
- リヤド万博と関西万博の会場規模の違いを知りたい人
- リヤド万博の主要な参加国やパビリオン情報を知りたい人
最大21,700円引きのおせち早割は
<<10月31日で終了!!>>
料亭監修の本格おせちをお得に買えるチャンス!!
↑↑↑ おせちの詳細はコチラをタップ ↑↑↑
2030年万博の開催地はサウジアラビア・リヤド
2025年の大阪・関西万博に続く、次回の国際博覧会(登録博)は、サウジアラビアの首都リヤドに決定しました。正式名称は「2030年リヤド国際博覧会(Expo 2030 Riyadh)」です。
開催地は2023年11月28日にパリで開催された博覧会国際事務局(BIE)総会での投票によって決定。立候補していたリヤド(サウジアラビア)、釜山(韓国)、ローマ(イタリア)の中から、リヤドが第1回投票で圧倒的多数の票を獲得し、開催権を射止めました。中東での開催は、2020年ドバイ国際博覧会(2021年開催)に次いで2度目となります。
リヤド万博2030 概要と基本情報
リヤド万博は、サウジアラビアが世界に向けてその変革と未来へのビジョンを示す、国家的な威信をかけたプロジェクトです。そのスケールは、これまでの万博と比較しても非常に大規模になる見込みです。
メインテーマ:「変化の時代:先を見据え、ともに」
リヤド万博2030のメインテーマは、「The Era of Change: Together for a Foresighted Tomorrow(変化の時代:先を見据え、ともに)」です。
このテーマは、気候変動、技術革新といった地球規模の課題に対し、世界中の国や組織が協力して先見的な解決策を見つけ出し、より良い未来を創造しようという強いメッセージが込められています。サブテーマには、「変革的技術」「持続可能なソリューション」などが掲げられています。
会期と来場者予想:大規模イベントを予測
- 開催期間:2030年10月1日〜2031年3月31日(6ヶ月間)
- 開催地:サウジアラビア リヤド(キング・サルマン国際空港近郊)
- 予想来場者数:4,000万人以上(関西万博の約2倍)
- 参加国・機関:197カ国、29の国際機関を予定(パビリオン総数246を予定)
会場の大きさ比較:リヤド万博 vs 関西万博
リヤド万博の最も注目すべき点の一つは、その圧倒的な規模です。2025年の大阪・関西万博と比較すると、会場の大きさに大きな違いがあります。
項目 | リヤド万博 2030 | 大阪・関西万博 2025 |
---|---|---|
会場面積 | 約600ヘクタール | 約155ヘクタール |
比較 | リヤド万博は関西万博の約4倍の広さ |
リヤド万博の会場となる約600ヘクタール(6平方キロメートル)という広さは、東京ドーム約128個分にも相当し、大阪・関西万博の会場面積(約155ヘクタール)の約4倍にも及びます。
この広大な敷地を活かし、リヤドはAIや再生可能エネルギーを活用したスマートインフラ、最先端のモビリティシステムを導入し、会場全体を「グローバル・ビレッジ」と呼ばれる未来の持続可能な都市空間として設計する計画です。
注目すべき主要国のパビリオン紹介
リヤド万博には、世界中から197カ国が参加を予定しており、各国が万博のテーマである「変化の時代」に合わせた、最新の技術や持続可能なソリューションを競い合うことになります。特に注目度の高い主要国をいくつかご紹介します。
ホスト国:サウジアラビア
当然ながら、最も注目されるのはホスト国サウジアラビアです。万博は「ビジョン2030」の目標達成年と重なっており、同国のパビリオンは、国家の変革と未来へのビジョンを象徴する、最大かつ最も革新的な展示となるでしょう。特に、砂漠に建設中の未来都市「ネオム」など、脱石油依存に向けた巨大プロジェクトの具体的な姿が提示されると予想されます。
経済大国群:米国、中国、ドイツ、フランスなど
世界経済を牽引する主要国は、万博を自国の技術力とソフトパワーを示す重要な機会と捉えています。これらの国のパビリオンでは、リヤド万博のテーマに沿った、以下のような展示が予想されます。
- 米国や中国:AI、宇宙開発、クリーンエネルギーといった最先端技術と、それらが未来社会をどう変えるかを示す展示。
- ドイツやフランス:高い環境技術や持続可能なインフラ、文化とテクノロジーを融合させたライフスタイルを提案する展示。
アジアの主要国:日本、韓国
アジア勢では、開催地のバトンを受け渡す日本と、開催地を競い合った韓国の展示に注目が集まります。
- 日本:2025年大阪・関西万博の成果を活かし、医療、ヘルスケア、環境技術など、日本の強みを融合させた未来の知恵を提示するでしょう。
- 韓国:IT大国としての強みであるデジタル技術やポップカルチャーを融合させた、革新的な展示を行うと予想されます。
リヤド万博が選ばれた背景と理由
リヤドが他の立候補都市を抑えて圧勝した背景には、サウジアラビアが万博にかけた国家的な熱意と周到な準備があります。
- 国家戦略「ビジョン2030」との連携:万博を国家改革の「卒業制作」と位置づけ、予算や資源を惜しみなく投入。
- 壮大なビジョンとコミットメント:総予算約230億米ドル(約3兆円)という巨額の投資を計画し、会場運営を100%クリーンエネルギーで賄うことを公約。
- 戦略的な立地とアクセス:新設のキング・サルマン国際空港から会場までメトロで10分という高い利便性を実現する計画。
国家戦略「ビジョン2030」の集大成
リヤド万博を語る上で欠かせないのが、サウジアラビアの国家改革計画「サウジ・ビジョン2030」です。
- ビジョン2030の目標:石油への依存から脱却し、経済の多様化、観光振興、グリーン社会の実現を目指す戦略。2030年はその達成目標年です。
- 万博の位置づけ:万博は、ビジョン2030によって変革したサウジアラビアの姿を世界に示すための最高の舞台。
- 未来都市のショーケース:万博会場だけでなく、超巨大な近代的なダウンタウン「ニュー・ムラバ(New Murabba)」などの大規模都市開発プロジェクトと連携。
会場設計と万博後の活用(レガシー)
リヤド万博の会場設計は、万博終了後の長期的な活用(レガシー)を重視している点も大きな特徴です。会場は「グローバル・ビレッジ」と呼ばれる持続可能な都市空間として構想されています。
- 持続可能な都市プロトタイプ:会場は、再生可能エネルギーを活用したスマートインフラなど、持続可能な都市モデルとして設計されます。
- レガシー活用:万博終了後、パビリオンやインフラは、学校、クリニック、研究施設などを含む複合用途の「グローバル・ビレッジ」として都市に組み込まれ、継続的に活用される予定です。
まとめ
2025年の大阪・関西万博が人類の「いのち輝く未来社会のデザイン」を問う場であるならば、次回の2030年リヤド万博は、その未来を「変化の時代」の中でどう具体的に実現していくかを示す、壮大な実践の場となるでしょう。
サウジアラビアは、リヤド万博を通じて、自国の変革だけでなく、グローバルな課題解決に向けたイノベーションと協調の重要性を世界に発信します。大阪・関西万博の閉幕後、未来へのバトンはリヤドへと引き継がれ、世界中の人々の期待を集めることになります。
今後のリヤド万博に関する最新情報にもぜひご注目ください。
※本記事の内容は、現時点(2025年10月)での計画や予想に基づいています。
最大21,700円引きのおせち早割は
<<10月31日で終了!!>>
料亭監修の本格おせちをお得に買えるチャンス!!
↑↑↑ おせちの詳細はコチラをタップ ↑↑↑