こんにちはスタッフいわさきです。後からでも遺伝子って変わるの?!そう聞かれると遺伝子は変わりません。
しかし、今わかっているのは遺伝子の読み取る場所が変われば何歳になっても、例えば性格が変わるようなことになってきます。
一卵性の双子
一卵性の双子はDNAはほぼ100%一緒と言われています。
だけど、なぜか好きな食べ物が違ったり、服装や趣味が違ったり、好きになる人が違ったり、そういった風に同じ遺伝子でも趣味趣向が違ったりします。
自分も色んな一卵性の双子の方とお話したことがありますが、いつから変化したのか?ときくと皆さん一緒に生活しなくなってからとおっしゃいます。
実はこれが現在結果としてでているエビデンスとなります。
なぜ遺伝子が一緒なのに違うのか?
冒頭にもお伝えした通り遺伝子は変わりません。
しかし、後から遺伝子の読み取る場所が変化していくということが実際に起きます。
簡単に説明すると。例えばネガティブな人とポジティブな人がいたときに、実はどちらの人間もポジティブとネガティブどちらにもなりやすい遺伝子は持っているんです。
しかし、ポジティブな人はそれに関係ある遺伝子の部分を読み取り、ネガティブな情報が書いてある遺伝子の情報は読み取らないということになっているだけです。
そのため、遺伝子には電源が「オン」になっているところと「オフ」になっているところがあります。
環境で変化する!?
これが今回一番お伝えしたいところで、皆さんも明るい人と一緒にいたら明るくなったり、愚痴っぽい人と一緒にいたら愚痴っぽくなったりすると思います。
それはまず表面上影響を受けますが、その環境がずっと続くと本当にそのような性格になっていきます。
これがエピジェネティクスという科学で研究が進んでいっています。
エピジェネティクスとは
エピジェネティクスとは生まれてから生活環境の変化により、遺伝子のオン、オフがきりかわり情報を読み取る場所がかわることです。
ちなみに大人になればなるだけどんどん遺伝子はオフの状態になっていきます。
そうやってある意味学んでいっているわけですが、それが育った環境で自分をきめてしまうところにつながります。
しかし、「素直」さがあれば人間は何歳になってもこのオン、オフを変えれることもわかっています。
分かりやすいのが「身体」です。
生活習慣が変わるとかかりやすい病気も変わります。
たばこ、飲酒、食生活、紫外線、、、
色んなものに影響を受け続けることで遺伝子が全く同じ一卵性の双子でもちがう病気にかかったりします。
そのため、健康も性格もどのような環境で生きているのかで変わるということです。
まとめ
ほとんどの人が学生までに経験した事で自分の出来る出来ないを判断します。
しかしそれはその環境でそだったからそうなった可能性が高いです。
今は住むところも働くところも学校を卒業すれば全部自分で決めれる方が多いと思います。
なので、大人になってからなりたい自分を探し、環境を変えてみてはどうでしょうか?
そして生活習慣も今一度是非気を付けてお身体を大切にしてください。
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