【札幌】一風変わった観光にいかが?札幌市中央卸売市場で水産物・マグロのせり見学のススメ


匠本舗の木谷です。
全国旅行支援がスタートしましたね。
コロナ禍でうっぷんが溜まっているわたくし
先日、酒に酔った勢いで航空券を購入しました。

行先は北海道・札幌
旅行先として人気の札幌は、時計台や北海グルメ
近郊の旭山動物園、小樽や函館など見どころ満載です。
が、今回は地元の人もなかなか訪れないという
札幌市中央卸売市場での水産物のせりを見学してきました。
一番の見どころのマグロのセリもご紹介します。


札幌市中央卸売市場について

1959年開設の、北海道唯一の中央卸売市場
道内の拠点市場として札幌圏約230万人の食を支えるとともに、
北海道という大きな生産地の市場として
全国各地に生鮮食品を供給する重要な役割を担っています。

※卸売市場とは全国から集まった生鮮食料品などを、
小売店、 外食事業者、 加工業者へ販売する拠点のこと

アクセス

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敷地面積は約13ヘクタール
札幌ドームの建築面積の約2.5倍だという広さ。
広すぎて、全貌が見渡せません。

地下鉄:東西線二十四軒駅5番出口より徒歩10分
JR:桑園駅西口より徒歩15分
車だと札幌駅より約20分の場所にあります。
※「場外市場」とは場所が異なるため注意!

セリの見学について
個人・団体ともに必ず2日前までの事前予約が必要です。
【希望の日時・名前・連絡のつく電話番号・人数・交通機関】
上記の情報とともに、電話・FAX・メールで申し込みましょう。

日・祝・一部の水曜日は見学できません。
見学時間はAM5~PM4時までですが
活気を感じられる早朝のせりの時間
特にマグロのせり6時の、少し前がオススメです 😉

私は5:20に出発したので
まだ暗く、寒く、大変眠かったです…
札幌は早朝はあまり流しのタクシーが走っていなかったので
予約しておくことをオススメいたします。

いざ、見学へ!

せり見学の方はまず「管理センター」へ。
1階で受付を行うとパンフレットやアンケート用紙を渡されます。

こんなファイルが!
期待が高まってきました。

エレベーターで3階へあがり、
順路に沿って水産部と青果部、行きたい方へ進みます。
初めて訪れても迷うことなく分かりやすくて安心です。

私は水産物を見たいので、水産棟へ進みます。

ようこそ~

到着するとすでに色々な水産物のセリが行われていました。
水産物のせりは5:15から行われるそうです。
せりは1階で行われますが、見学は2階からとなります。
市場内の人たちは「ターレット」という、荷物の運搬ができる
乗り物で移動しているのが見えます。



まず目にするのがマグロ売り場。
解体されているものや、
そのままのマグロがたくさん並んでいます。

大きい!
本マグロだそうです。おいしそう…
末端価格(?)はいったいいくらなんだろう…と、
大阪人らしくゲスなことを考えてしまいます。

そうこうしている間に、6時になり
市場の見どころだというまぐろのせりが始まりました。

水産物は「一声せり」という方法を用いているそうです。
※せり参加者が希望価格を札に書き、せり人のかけ声に合わせて一斉に見せ、
その中で最高価格をつけた人が競り落とせるという方法


このかけ声が独特ですごく迫力があります。
「買わなくては!」という気分にさせるかけ声で
勢いや活気に満ちておりました。
おそらく値段や種類を言っているのでしょうが
素人のわたしには、何が行われているか全然わからない!
テンポよくセリは進んでいきます。

せりが終わったものに札が置かれているようです。

まぐろのセリは日によって量が異なり
この日はだいたい10分程度で終了しました。

進んでいくと、カニ・ウニ・ヒラメなどを扱う高級売り場、
サケ・貝類・タコなどの卸売りを行う近海売り場、
カレイ・サンマ・イカなどを扱う大口売り場と分かれています。
奥には塩サケ・干物・かまぼこなどを扱う鮭鱒魚卵売り場や
製品売り場などもありました。


こちらはブリですね。大きい!



マグロ以外の水産物は箱に入っているので
よく見えませんでした。

せり人になるには、3年間の実務経験に加え
卸売市場法などについての筆記試験があるそうです。

水産物のセリは、だいたい7時ぐらいには終わります。
追って青果のセリが始まるという流れになっています。

青果部もちらりと覗きましたが、私はここまで。

市場内は一日およそ3,000人の人たちが働いており
市場の人のためのさまざまな施設があります。
食堂は数か所、包丁や梱包資材などを売る店
コンビニや床屋もありました。


生ウニ丼ぜったいおいしいに違いない。
ザンギがあるのが北海道ならではですね。

 

初めての卸売市場、そしてせりの見学でしたが
とっっっっても貴重な体験でした!
何より、生産者~卸売~小売~食卓までの
流れを知ることで、食物を食べるまでに
実に多くの人が関わっているんだなぁと
感謝の気持ちを持つことができます。

正直行く前は、寒いし早朝が辛くて
「やめようかな…」なんて思っていましたが
行ってよかった。行く価値あり!
セリの見学は早朝なので、旅行の時間を有効に使え
子どもから大人まで楽しめて勉強になります 😀

皆さまも、札幌にご旅行の際は
札幌市中央卸売市場へぜひ

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札幌市中央卸売市場
〒060‐0012
北海道札幌市中央区北12条西20丁目2-1
TEL:011-611-3111
WEB 公式サイト
https://www.sapporo-market.gr.jp/
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※札幌市中央卸売市場は、一般の方はお買い物できません。
お買い物は札幌市中央卸売市場 場外市場やさっぽろ朝市
または、おいしくて便利な通販ショップ、匠本舗へどうぞ。
以下、おすすめ北海道産商品をチラ見せします 😉

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