4歳と1歳の2児子育てに奮闘中の スタッフMATSUです★☆
毎年、夏が近づくと保育園でちらほら聞こえてくる「プール熱」。
でも、いざ病院へ行くとお医者さんから言われる
「これはアデノウイルスですね」
「結膜炎でしょう」「咽頭結膜熱です」
……えっ、全部同じことなの?それとも違う病気!?😳
わたし自身、子どもが体調を崩すたびに「どれが正しい病名なの?」
とモヤモヤした経験が何度もあります。
忙しい子育て中、毎回調べ直すのも大変ですよね💦
今回はそんな「似ていてややこしい」病名たち——
【アデノウイルス】【プール熱】【咽頭結膜熱】【結膜炎】について、わかりやすくまとめてみました!
この記事を読めば、疑問がスッキリ解消できるはず✨
さらに、流行の時期や感染経路、家庭でできる予防法まで、
保護者目線でギュッと解説しています!
アデノウイルスとは?
アデノウイルスとは?
●ウイルスの名前(原因)
●型が50種類以上あり、感染する場所により異なる病気を引き起こす
⇒アデノウイルス3型 → 咽頭結膜熱(プール熱) / アデノウイルス8型 → 流行性角結膜炎(流行り目)
●主な引き起こす病気:咽頭炎、結膜炎、胃腸炎、肺炎、咽頭結膜熱(プール熱)
咽頭結膜熱とは?
●アデノウイルスが原因の感染症
●主な症状:高熱、のどの痛み(咽頭炎)、目の充血・かゆみ(結膜炎)
●正式な病名:医療機関では「咽頭結膜熱」と記録される
●子どもによく見られ、特に夏場に流行。
●学校保健安全法では「第二種感染症」に分類され、登校停止対象
プール熱とは?
●咽頭結膜熱の俗称
●夏にプールを介した集団感染が多いため「プール熱」と呼ばれる
●症状・原因は咽頭結膜熱と同じ
●医療現場では正式名称の「咽頭結膜熱」と表現されることが多い
結膜炎とは?
●結膜(白目とまぶたの内側の膜)が炎症を起こしている状態
●原因はウイルス・細菌・アレルギーなど様々
●アデノウイルスが原因のものは「ウイルス性結膜炎」と呼ばれ、非常に感染力が強い
●咽頭結膜熱の症状の一部としても現れます。
例えると…
- アデノウイルス = 犯人(原因)
- 咽頭結膜熱(プール熱) = 犯人が起こした事件(病名)
- 結膜炎 = 事件の中で起こった被害のひとつ(症状)
こうすると分かりやすくないですか?(笑)
流行する時期はいつ?
アデノウイルス
●アデノウイルス自体は年間を通じて検出
●型によって流行時期が異なる
●冬は胃腸炎型、夏は咽頭結膜熱型が多い
プール熱(咽頭結膜熱)
●6月〜8月にかけて流行のピーク
●保育園・小学校・学童施設などで集団感染が起こりやすい
●プールの使用が始まる時期に合わせて増える
感染経路は?
【アデノウイルスの強い感染力】
- 飛沫感染:咳やくしゃみで飛び散ったウイルスを吸い込む
- 接触感染:ウイルスのついた手で目・鼻・口を触ることで感染
- プール水感染:不衛生なプールで目・口からウイルスが侵入
💡 特に子どもは目をこすったりタオルを共用しがちで、感染が広がりやすい!
感染対策・予防法は?
-
- 手洗い・うがいの徹底
⇒ 石けん+流水で30秒。特に「目・鼻・口に触る前」に習慣化! - タオルや食器の共用NG
⇒ 目や口に触れるものは個別使用を徹底。 - プール後のシャワーと目洗い
⇒ プール後は顔・目・耳をしっかり洗うのが感染防止に有効。 - 登園・登校のタイミングに注意(法的規定あり)
⇒「すべての症状が治まってから2日間」は登園・登校できない。 - 消毒・換気
⇒家庭や施設では、手が触れる場所の消毒と換気をこまめに。
- 手洗い・うがいの徹底
まとめ
✅ 感染から子どもを守るために、できることを
アデノウイルスやプール熱(咽頭結膜熱)、結膜炎は、
子どもがかかりやすく、家庭や園・学校で広がりやすい感染症です‼‼
でも、「正しく知って、しっかり予防」すれば、家庭内での感染拡大を防ぐことができます!
- こまめな手洗い・うがいを習慣づける
- タオルや食器は家族でも別々に
- 体調が悪いときは、無理せず休ませる
💡 夏場は特に注意! プールの季節は感染リスクも高まります。
ご家庭でも、ちょっとした変化に気づいて、早めの対応を心がけましょう。
子どもたちが元気に過ごせるように、ご家族みんなで感染対策をしていきましょう!