育休からの職場復帰も安心!育児時短就業給付金の仕組みと申請ポイント完全ガイド


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2025年4月より新設された「育児時短就業給付金」について知っていますか?

時短勤務を選ぶとどうしてもお給料が減ってしまう…
そんなママ・パパの負担を少しでも軽くするためにできた制度なんです。

でも、新設されたばかりなので、よく分からないという声も多いですよね。
今回は、私自身の体験もふまえて「育児時短就業給付金」について分かりやすくまとめてみました!

🍼 「育児時短就業給付金」ってなに?

育休から復帰して「時短勤務(短時間勤務)」をすると、お給料が減ってしまうことがありますよね。
この制度は、その減った分のお給料の一部(10%)を国が補助してくれる給付金です。

ポイントは以下の通り:

  • もらえるのは お給料の10%
  • 対象は 2歳未満の子どもを育てている親
  • 育休後に時短勤務を始めた人 が対象

✅ 給付の対象になる人は?

以下の3つの条件すべてに当てはまる方が対象になります👇

✔ 育児休業が終わったあとに、時短勤務を始める人
✔ 子どもが「2歳になる月の前月」までの間
✔ 雇用保険に入っている人(一部のパート・契約社員でも対象になる場合あり)

💰 どれくらいもらえるの?

給付金の金額は「時短勤務後のお給料 × 10%」が目安です。

たとえば…
時短勤務後のお給料が20万円の場合→ 給付金は2万円

時短勤務後のお給料が15万円の場合→ 給付金は1万5,000円

※※※ただし注意点として、
もともとのフルタイム時のお給料を超えることはできないので、上限があります※※

📅 給付の期間はいつまで?

🗓 いつまで?
お子さんが2歳になる「月の前月分」までです。

たとえば:誕生日が2025年6月15日 → 支給は2025年5月分まで

📌 ここでの注意ポイント:
4月生まれのお子さんの場合、4月に2歳になると、3月分が最後の給付対象になります。
つまり4月から復帰しても、支給は1円も受け取れません…。

➡ この点については正直「学年で区切ってくれたらいいのに…」と個人的に思いました…

🖋 申請はどうするの?個人でも必要?

申請は会社(事業主)経由でハローワークに提出されます。
基本的に自分で手続きする必要はありませんが、以下のことは覚えておきましょう👇

    • 「時短勤務にするので、給付金を申請してほしい」と会社に早めに伝える
    • 初回申請は「最初の2か月分まとめて」
    • 以降は「2か月ごとに申請」してもらう
    • 申請期限は「対象月の翌々月末まで」

📌 期限を過ぎると、その月分は1円ももらえません!

⏰ 申請時期と給付のタイミング

育児時短勤務を始めたあと、
対象月が終わってから2か月以内に会社が申請します。

内容
4月 時短勤務スタート
5月 勤務・給与確定
6月 会社がハローワークへ申請(4〜5月分)
7月下旬〜8月頃 初回の給付が振り込まれる

給付のタイミングは、申請から1〜2か月後が目安です。
すぐに振り込まれるわけではないので、家計管理に注意!

⚠ 注意点まとめ

✅ 育休から復帰して時短勤務を始めた人のみ対象
✅申請期限をすぎると、支給対象外になる
✅給付金は基本「勤務+給与が確定したあと」に会社が申請
✅雇用保険に入っていないと対象外
✅2歳到達月の「前月分」までしかもらえない

 まとめ

もらえるのは本当にありがたい制度です。
でも、子どもの誕生日で計算される点や、給付までに時間がかかる点など、
実際に利用してみると「ちょっと使いづらいな」と感じることもあります。

特に、

  • 4月で2歳になると全くもらえない
  • 保育園の入園時期と支給終了時期のズレ

給付金は申請してからもらえるまでに1〜2か月以上かかるので、最初のころは「本当に振り込まれるのかな?」と不安にもなります。

そして何より…。
社会保険料は復帰した4月の給料からしっかり引かれるのに、肝心の給付金はなかなか入ってこない!
このギャップが本当にキツいです…。

「学年で区切ってくれたら、もう少し安心して働けるのにな」
「支給がもう少し早ければ助かるのに」
そんな気持ちになったのは、私だけじゃないと思います。

それでも、時短勤務で減った収入を少しでも補ってもらえるのは大きな支えです。
申請期限や条件をきちんと確認して、忘れずに会社へ相談してくださいね。