「目薬をさした後、薬を目全体に行き渡らせようとして、パチパチと瞬きしていませんか?」
「ちゃんと目に入ったか不安で、ついつい2〜3滴入れちゃったりしてませんか?」
実はそれ、全部逆効果なんです!
せっかくの目薬が効かなくなったり、逆にお肌が荒れる原因になってしまうことも…。
この記事を読めば、今までなんとなくやっていた「目薬のNG行動」がスッキリ判明!
お医者さんも推奨する「本当に正しい目薬のさし方」をマスターして、目のトラブルをしっかり解決できるようになりますよ。
実は逆効果!?目薬のよくある勘違いNG行動4選
まずは、多くの人が「良かれと思って」やってしまっている、でも実は「やってはいけない」4つの行動から見ていきましょう。
これを知るだけで、目薬の効果がグンと変わりますよ!
1. さした直後に「パチパチ」瞬きをする
結論から言うと、目薬をさした後の瞬きは厳禁です!
なぜなら、瞬きをすると涙を流すポンプ機能が働いて、せっかくさした目薬が目頭の管から喉の方へ流れ出てしまうからです。
目薬をさした後に、喉の奥が苦く感じたことはありませんか?
あれは、薬が目に留まらずに喉へ流れてしまった証拠なんです。
薬が目からなくなってしまうので、効果が激減してしまいます。
2. 「効きそう!」と1回に何滴も入れる
「念のため2滴、3滴入れておこう」というのも、実は意味がありません。
その理由は、目が溜めておける水分量は「1滴分よりも少ない」からです。
具体的には、目薬1滴の約8割くらいしか目の中には入りません。
2滴以上入れても、それは全部顔に溢れ出ているだけ!
「1回1滴」で効果は十分なんです。
溢れた目薬が目の周りの皮膚につくと、かぶれや色素沈着(シミみたいなもの)の原因になることもあるので注意しましょう。
3. 容器の先がまつ毛や目に触れている
これ、無意識にやってしまいがちですが、衛生的にアウトです!
容器の先がまつ毛や目やにに触れると、そこから雑菌が容器の中に入り込んでしまいます。
その結果、目薬全体が菌で汚染されてしまい、逆に目の病気を悪化させてしまうリスクがあるんです。
4. 家族や友達と目薬を貸し借りする
「ちょっと目薬貸して〜」は絶対にやめましょう。
もし相手がウイルス性の結膜炎(はやり目など)にかかっていた場合、目薬の容器を通じて感染が広がってしまう危険性が非常に高いからです。
目薬は歯ブラシと同じで、「自分専用」にするのが鉄則ですよ!
効果バツグン!正しい目薬のさし方「完全ガイド」
では、どうすれば正しくさせるのでしょうか?
ポイントは「目頭を押さえる」ことです。これだけで効果が全然違います!
基本の3ステップ:手洗い・1滴・目頭押さえ
正しい手順は以下の通りです。
- 手を洗う: まずは石鹸で手をきれいに洗います。
- 1滴落とす: 下まぶたを軽く引いて、容器の先が触れないように「1滴だけ」落とします。
- 目頭を押さえて待つ: これが最重要!目を閉じて、目頭(鼻の付け根あたり)を指で軽く押さえたまま、1分間じっと待ちます。
この「目頭を押さえる」動作には、2つの大きなメリットがあります。
* 薬が流れるのを防ぐ: 薬が目に長く留まるので、しっかり効きます。
* 全身への副作用を防ぐ: 薬が鼻から吸収されて全身に回るのを防ぎます。特に強い薬を使うときは重要です。
うまくさせない時は「げんこつ法」がおすすめ!
「手が震えてうまく入らない」「どうしてもまつ毛に触っちゃう」
そんな時は「げんこつ法」を試してみてください。
1. 目薬を持った手で「げんこつ」を作ります。
2. そのげんこつを頬骨(ほおぼね)の上に置きます。
3. もう片方の手で下まぶたを引き、げんこつで固定された手から目薬を落とします。
手が頬で固定されるので、驚くほど安定してさせるようになりますよ!
コンタクトの時はどうする?
ソフトコンタクトは「外す」のが鉄則!
ソフトコンタクトレンズをしたまま、普通の目薬をさすのは基本的にNGです。
ソフトレンズはスポンジのように水分を吸う性質があります。
そのため、目薬に含まれている「防腐剤」などの成分を吸着してしまい、それが長時間目に触れ続けることで角膜(黒目)を傷つけてしまうことがあるんです。
* 基本ルール: コンタクトを外してから点眼し、5分以上待ってから再装着する。
* 例外: 「コンタクトをしたまま使える」と書いてある目薬(人工涙液など)はOKです。
* カラーコンタクト: 色素に影響が出る可能性があるので、原則外して使いましょう。
目薬にも賞味期限がある!?保管と期限の真実
最後に、意外と知らない保管の話です。
「とりあえず冷蔵庫に入れておけば安心」と思っていませんか?
開封後は「1ヶ月」が目安!
ボトルに書いてある使用期限(例:2026年5月など)は、あくまで「未開封」の場合の期限です。
一度開けてしまったら、雑菌が繁殖するリスクがあるため、以下の期間を目安に使い切りましょう。
* 処方薬・市販薬(防腐剤あり): 開封後約1ヶ月
* 防腐剤フリーの目薬: 開封後約10日(製品によります)
もったいないからと言って、半年前の目薬を使うのはやめてくださいね!
凍らせるのは絶対NG!
「冷所保存」と書いてある目薬は冷蔵庫に入れますが、「凍結」は絶対に避けてください。
吹き出し口の近くなどで凍ってしまうと、成分が変化して薬の効果がなくなってしまうことがあります。
また、「室温保存」の目薬は、直射日光の当たらない涼しい場所(1〜30℃)なら常温で大丈夫です。
夏場の車の中などに置きっぱなしにするのは厳禁ですよ!
まとめ
目薬は、ただ目に入れるだけではなく、正しい手順で行うことが治療の近道です。
今回のポイントをもう一度おさらいしましょう。
* 点眼後のパチパチ瞬きはNG!
* 1回1滴で十分。たくさん入れても溢れるだけ。
* 容器の先をまつ毛につけない。
* 開封後は1ヶ月を目安に使い切る。
そして、最も大切なのはこれです!
目薬をさしたら、瞬きせずに「目頭」を1分間押さえる!
これだけで、目薬の効果は驚くほど変わります。
ぜひ今日から実践して、大切な目を守っていきましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました╰(*°▽°*)╯
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