【不動産屋】イオンはスーパーで人を集め、不動産と金融で稼ぐ!

【最強の仕組み】イオンはスーパーで人を集め、不動産と金融で稼ぐ!

商品担当である私が商談時に気になったことを紹介する、雑学紹介コーナーです(今命名しました)

食品の話題が多い中、「実はイオンってスーパーの側面ではなく不動産屋で成り立っている」と耳にして、詳しく調べてみました!

皆さん、週末は「イオン」に行きますか?
食料品から日用品、映画館まで、何でも揃うイオンモールは生活の必需品ですよね。

でも、こんな噂を聞いたことはありませんか?
「イオンの儲けの正体は、スーパーじゃなくて不動産」

「えっ、あんなにレジに行列ができているのに?」と思いますよね。
実はこれ、会社の成績表である決算書を見ると、ぐうの音も出ないほど明らかな数字が出ているんです。

今回は2024年2月期の決算データを紐解き、「スーパー事業と不動産事業の決定的な数字の差」について、分かりやすく解説します!
これを読めば、イオンの見え方がガラッと変わります!

そもそもGMSとは?

本題に入る前に、ニュースなどでよく聞く「GMS」という言葉について説明しますね。
これはGeneral Merchandise Storeの略称で、日本語で言う総合スーパーのことです。

  • 1階:食料品
  • 2階:洋服・ファッション
  • 3階:暮らしの品・寝具・文具

こんなふうに、衣食住の商品がひとつの建物で全部揃うスーパーのことを指します。
イオンの直営売り場がまさにこれに当たります。

便利なんですが、最近は「服はユニクロで買う」「家電は家電量販店で買う」という人が増えて、「食料品以外が売れにくい」という悩みを抱えている業態でもあるんです。
これが、次にお見せする衝撃的な数字に関係してきます。

データ公開!売上はスーパーが桁違い

では、直近の決算データである2024年2月期の数字を実際に見てみましょう。
まずは「売上高」の比較です。

【売上の比較】


  • ■スーパー事業
    売上:約 3兆3,365億円
  • ■不動産事業
    売上:約 4,816億円

ご覧ください。スーパー事業の売上は3兆円オーバー
不動産事業と比べると、約7倍もの売上規模があります。

これだけ見ると「やっぱりイオンはスーパーが本業じゃないか!」と思いますよね?
しかし、ここからが「マジック」の種明かしです。

逆転現象!利益は不動産が2倍稼ぐ

次に、会社にとって一番大事な手元に残る儲けである「営業利益」を比べてみましょう。
ここで衝撃の逆転劇が起きます。

【利益の比較】


  • ■スーパー事業
    利益:約 283億円
  • ■不動産事業
    利益:約 533億円

なんと!
売上が7分の1しかない不動産事業の方が、約2倍も稼いでいるんです!

利益率で見る「15倍」の差

これをビジネスの効率を示す「利益率」で計算すると、さらに驚きの事実が見えてきます。

  • スーパー事業:利益率 約0.8%
    これは1,000円売って、儲けがたったの8円ということです。
  • 不動産事業:利益率 約11.0%
    こちらは1,000円売って、儲けが110円残ります。

その差は約13倍以上!

スーパーで10円稼ぐ間に、不動産部門は涼しい顔で130円以上稼いでいる計算になります。
専門店などのテナントから受け取る家賃収入は、一度建物を建ててしまえば、非常に効率よく利益を生み出し続ける。
これが「イオンは不動産屋だ」と言われる、数字に基づいた決定的な証拠なんです。

金融事業がドル箱である3つの理由

そしてもう一つの柱、イオンカードや銀行などの金融事業
こちらも2024年2月期の営業利益は434億円と、スーパー事業を遥かに上回る利益を叩き出しています。

なぜスーパーの会社がやる金融が、そんなに儲かるんでしょうか?
そこには、イオンならではの3つの賢いカラクリがあるんです。

理由1:買い物客をそのまま囲い込む!

イオンに行くと、「イオンカード会員なら5%オフ!」みたいなキャンペーン、よく見ますよね?
あれにつられて、カードを作る人は多いはず。

カードを使ってもらえれば、お店側から手数料が入りますし、リボ払いや分割払いを使ってくれれば、金利手数料も入ります。
買い物という日常行動とセットになっているから、無理な営業をしなくても、自然とお客さんが増えていくんです。

理由2:店舗運営コストがめちゃくちゃ安い!

普通の銀行って、駅前に立派なビルを建てて、警備員さんを置いて…とお金がかかりますよね。
でもイオン銀行はどうでしょう?

そう、イオンモールの中に小さなカウンターがあるだけなんです。
自社の建物の中だから家賃もかからないし、警備もモール全体でやっているから追加コストも低い。

コストをかけずに運営できる銀行。これが利益率が高い秘密の一つです。

理由3:365日営業という最強の武器

普通の銀行は、平日の15時に閉まっちゃいますし、土日もお休みですよね。
でも、サラリーマン世帯が住宅ローンの相談をしたいのって、まさに土日じゃないですか?

イオン銀行は365日営業で夜9時までなんて店舗もザラにあります。
家族で買い物に来たついでに、お父さんが住宅ローンの相談をする。
このついでに寄れる手軽さで、住宅ローン契約をバンバン取っているんです。

スーパーで集めたお客さんを、そのまま金融商品のお客さんにする。
このイオン経済圏の仕組みこそが、高利益率の正体だったんです!

まとめ

今回は、イオンの収益構造を具体的な決算データを元に深掘りしました。

最後に、一番重要なポイントをまとめます!

イオンはスーパーで人を集め、不動産と金融でスーパーの2倍稼ぐ「最強の仕組み」を作っている!

「3兆円売って280億円の利益」のスーパー事業と、「4800億円売って530億円の利益」の不動産事業。
このバランスの上に、私たちの便利な生活が成り立っているんですね。

私たち匠本舗も、「良い商品を売る」という点では同じ。

勉強になりました!


最後までお読みいただきありがとうございました╰(*°▽°*)╯

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