みなさんこんにちは(^^)/
スタバに1日の活力をもらってる西川です!!
冬って、実は犬や猫にとって「乾燥の季節」。
気温がぐっと下がり、暖房で室内が乾燥すると、
皮膚も被毛もあっという間にカサカサになってしまいます❄️
「フケが多い…?」
「最近よく掻いてる!」
「撫でるたびに静電気バチッ⚡️」
そんなときは乾燥トラブルが始まっている可能性大!

この記事では 乾燥の原因・症状・対策・冬に気をつけるポイント を
わかりやすくまとめています。
毎日のちょっとした工夫で、愛犬・愛猫の冬はもっと快適になりますよ🐾✨
❄️ 犬と猫が冬に乾燥しやすい理由
冬は「外」と「室内」の両方で乾燥が起きる季節です。
特に犬や猫の皮膚は人間の1/3ほどしか厚さがないため、
外部環境の影響を受けやすいという特徴があります。
🌬 冬は外の空気がとても乾燥する
寒くなると空気中の水分量が一気に減り、湿度が40%を下回る日も多くなります。
皮膚は湿度が低いほど水分を奪われやすく、潤いを維持できなくなります。
乾燥した空気に触れ続けることで、犬や猫は
・フケが増える
・静電気が発生しやすい
・痒みを感じやすい
などの症状が出やすくなります。
被毛に覆われている子でも、皮膚はしっかり外気の影響を受けています。
🔥 暖房が乾燥を加速させる
冬はどうしても暖房を使う機会が増えますよね。
しかし、暖房器具は空気をあたためる際に同時に湿度も奪ってしまいます。
特にエアコンは空気を強く循環させるため、
“乾燥した風” が直接皮膚に当たり続けることで乾燥が急激に進みます。
暖かさを求めて風の前に座る子もいますが、心地よさの裏で皮膚はクタクタに。
乾燥対策の最大の敵といっても過言ではありません。
🧴 冬は皮脂の分泌量が減る季節
皮脂は「天然の保湿クリーム」のような働きをしており、
正常量の皮脂は皮膚を守ります。
ところが冬は皮脂の分泌が自然と減るため、皮膚に潤いを保ちにくい状態になります。
特に
・老犬・老猫
・皮膚が弱い犬種・猫種
・シャンプー頻度が高い子
は皮脂が減りやすく、乾燥に直結しやすい傾向があります。
🐶🐱 犬種・猫種など体質による乾燥の違い
乾燥しやすい犬種・猫種も存在します。
🐶 犬はこんな子が乾燥しやすい
柴犬(皮膚トラブルが多い犬種)
トイプードル(細い毛で乾燥が目立ちやすい)
フレンチブルドッグ(皮膚が弱い)
パグ(皮脂バランスが崩れやすい)
ダックス(乾燥によるフケが出やすい)
🐱 猫はこんな子が乾燥しがち
アメリカンショートヘア
スコティッシュフォールド
ブリティッシュショートヘア
特に猫は背中・腰にフケが出やすい傾向があります。

🛁 シャンプーやドライヤーも乾燥の原因に
冬は気温が低いため、愛犬・愛猫を乾かす時にドライヤーを長時間使いがちです。
高熱のドライヤーは皮膚の水分を奪う大きな要因。
さらに、
・洗浄力の強いシャンプー
・人間用シャンプーを使用
・シャンプーの頻度が高すぎる
なども皮脂を失わせ、乾燥を悪化させてしまいます。
🥺 乾燥するとどんな症状が出る?
乾燥は軽い症状から始まりますが、放っておくと
大きなトラブルにつながることもあります。
💧 フケが増える(白い粉が目立つ)
特に背中・腰の部分に白い粉のようなフケが増えることがあります。
乾燥性のフケはパラパラとして軽く、ブラシをすると舞うことも。
😣 痒がる・掻きむしる
乾燥によって皮膚バリアが弱くなり、
ちょっとした刺激でも痒みを感じやすくなります。
よく見られる行動
・後ろ足でカリカリ掻く
・体を床や家具にこすりつける
・舐める、噛む行動が増える
痒みが続くと、皮膚が赤くなったり、毛が抜けたりします。
⚡️ 静電気が起こりやすくなる
毛が乾燥すると静電気が発生しやすくなります。
撫でるたびに「パチッ」となるだけでなく、毛が広がり、絡まりやすくなることも。
静電気は犬や猫にとって痛みやストレスになる場合もあります。
✨ 毛艶・毛並みが悪くなる
乾燥が進むと毛の表面の潤いがなくなり、
・パサパサ
・広がる
・毛玉ができやすい
といった状態になります。
本来ツヤのある子ほど変化がわかりやすいです。
🐾 炎症・皮膚病につながることも
乾燥で皮膚バリアが崩れると、細菌や真菌が繁殖しやすくなり、
皮膚炎を引き起こす場合もあります。
以下のような症状があれば要注意です
・赤い湿疹
・ベタつき
・異臭
・掻き壊し
早めに動物病院に相談しましょう。
❄️🐾 冬に気をつけたい愛犬・愛猫の過ごし方
ここからは、冬を快適に過ごすための実践的なポイントをご紹介します。
どれも今日からすぐに取り入れられます。
🌡 室内の湿度を40〜60%に保つ
乾燥対策で最も重要なのが “湿度管理” です。
おすすめの湿度アップ方法
・加湿器の使用
・洗濯物を部屋干し
・濡れタオルを干す
・水の入った器を置く
湿度が変わるだけで乾燥症状が大幅に軽減されることがあります。
🔥 暖房の風が直接当たらないように工夫する
暖房の風が皮膚に当たると乾燥が一気に加速します。
工夫例
・ベッドの位置をずらす
・風向きを調整する
・ケージカバーやパーテーションで風を防ぐ
“暖かいけど乾燥しない場所” を作るのがポイントです。
🛏 静電気が起きにくい寝床作りをする
冬は布団や毛布にこすれるだけで静電気が発生しやすい季節。
静電気対策として
・綿素材を使う
・静電気防止ブランケットに変える
・ベッド周りに保湿スプレーを軽く使う
フリース素材はあたたかいですが、単体だと静電気が強いので
他の素材と合わせるのがおすすめです。
🧴 保湿ケアを習慣にする
冬のケアで欠かせないのが“保湿”。
1日1回の保湿だけでも皮膚の状態が安定しやすくなります。
使用できるアイテム
・ペット用保湿スプレー
・オートミール保湿ローション
・肉球クリーム
・ココナッツオイル(少量)
乾燥しやすい部分(脇・お腹・背中)は重点的にケアしてあげましょう。
🧼 シャンプーは月1〜2回、洗いすぎない
冬は皮脂が少なくなるので、洗いすぎるとすぐに乾燥します。
冬の正しいシャンプー
・低刺激のペット用を使う
・保湿成分入りを選ぶ
・お湯の温度は37〜38℃
・ドライヤーは弱風・冷風を併用
とくに乾燥が気になる子は、シャンプー後に保湿剤を使うと効果的。
🍽 食事で皮膚の内側からうるおい補給
皮膚は“体の中から”作られるため、冬は栄養管理も大切です。
冬に意識したい栄養素
・オメガ3脂肪酸(魚油・亜麻仁油)
・良質なタンパク質
・ビタミンA / E / B群
・皮膚の再生に役立つ亜鉛
特にオメガ3は毛艶アップにも効果的で、多くの飼い主さんから支持されています。
💧 冬こそ水分補給をしっかり
冬は飲水量が減るため、皮膚も乾燥しやすくなります。
飲水量アップの工夫
・ぬるま湯にする
・ウェットフードを増やす
・野菜スープや鶏スープを作る(塩分なし)
・給水器を清潔に保つ
水分は皮膚の潤いを保つための重要な要素です。
🐾 ブラッシングで血行と皮膚の健康をサポート
ブラッシングは乾燥対策としてとても効果があります。
効果
・血流がよくなり皮膚の代謝アップ
・毛のもつれ防止
・皮脂を全体に行き渡らせる
1日5分、優しくブラシをかけるだけでも変化が出てきます。
🐶 犬に特に多い乾燥トラブルとケアポイント
犬は皮膚がデリケートな子が多く、乾燥で痒みが強く出やすい傾向があります。
よくある症状
・背中に大量のフケ
・毛がゴワつく
・足先を噛む・舐め続ける
・アトピーやアレルギーの悪化
柴犬やプードル、フレンチブルドッグは乾燥による症状が特に出やすいため、
湿度管理・保湿ケア・食事サポート を重点的に。
🐱 猫に特に多い乾燥トラブルとケアポイント
猫は自分でグルーミングして皮膚を整えていますが、それでも乾燥は起こります。
よくある症状
・背中・腰にフケ
・毛がふわっと広がる
・静電気で毛がまとまりにくい
・高齢猫ではグルーミング不足で悪化
猫は環境の変化が苦手なので、
まずは 湿度・寝床の改善 から始めるのが効果的です。
🌙 冬の1日のおすすめケアルーティン
冬を快適に過ごすための、簡単で続けやすいケアルーティンをご紹介します。
🌞 朝
・部屋の湿度をチェック
・加湿器オン
・ぬるま湯を準備
・軽いブラッシングで血行を促進
🕛 昼
・暖房の風が直接当たらない場所にベッドを移動
・日向ぼっこスペースを作る
・ウェットフード+スープで水分補給
🌙 夜
・寝床の静電気対策をチェック
・肉球クリームや保湿ローションを塗る
・仕上げのブラッシング
🩺 こんな症状があったら動物病院へ
乾燥だけではなく、皮膚疾患が進んでいる可能性があります。
・赤みが強い
・毛が抜けて地肌が見える
・かさぶたができている
・ジュクジュクしている
・異臭がする
・掻き壊している
早期に対処することで、治りが早くなります。
❄️🐾 まとめ|冬は乾燥対策さえできれば快適に過ごせる季節
冬は湿度が低く、暖房でさらに乾燥しやすい時期ですが、
✔湿度管理
✔保湿
✔食事改善
✔シャンプーの見直し
✔寝床のケア
といった日常の工夫で、乾燥トラブルは大幅に減らせます。

愛犬・愛猫が冬も快適に、かゆみやフケの悩みなく過ごせるよう、
ぜひ今日からできることから始めてみてください🐶🐱💕

