生筋子からイクラの醤油漬けを作ろう【アニサキス対策もばっちり】

皆さんこんにちは。

大人から子供までみんな大好きイクラ。
大き目のスーパーなどでは毎年9月~10月にかけて北海道産の生筋子が出回ります。

何となく興味はあるけど自宅で漬けるのは難しそう…🤔
そんな人も多いのではないでしょうか?

実はポイントを押さえれば意外と簡単で、
実際の作業としては15分くらいで終わるのと、
自分好みの味付けに出来るので市販品を買うより個人的にはおススメだったりします。

というわけで今回は筋子からイクラの醤油漬けを作る方法をご紹介します。

アニサキス対策もばっちりなのでぜひご覧ください。

 

買ってきました

 

というわけで筋子を買ってきました。

今年イクラめちゃくちゃ高いです😭

参考までに去年買ったときは590円/100g
上の写真は9月の物なんですがもう一度作ろうと10月半ばに同じスーパーに行ったら1190円/100gになってました。

去年の2倍の価格になってしまっているのでイクラ好きにはつらい一年になります。

値段は置いといて粒がしっかり張ってる美味しそうな筋子です。

今回買ってきたのは北海道産の生筋子。
イクラが獲れる時期(秋鮭が獲れる時期)は9~11月くらいで、後ろに行くほど皮が分厚くて硬くなります。

10月中旬くらいまでのが一番おいしいかもしれません。

 

下処理しましょう

 

早速作っていきましょう。

まずは筋子をほぐします。
いろんなやり方あると思いますが今回はシンプルに手でほぐします。

40度くらいのぬるま湯に3%ほどの塩を入れ塩水を作ります。

そこに筋子を放り込んで手で揉みながらほぐします。
イクラは意外としっかりしてるのでちょっと手で触ったくらいでは割れないので大丈夫。

適当にやってもこのくらいまではほぐれるので、
後は残った粒を頑張って取ってください。

ここからが重要で「生筋子」を買った方は絶対にやってほしいアニサキス対策

ほぐしたイクラに70度~80度のお湯(これも塩水がいいです)をかけてください。

アニサキスは60度以上1分で死滅するのでこれをしておけば万一アニサキスが入っていても問題なしになります。

イクラは大丈夫なの?と思いますが意外と大丈夫です。

そのあとは再度40度くらいの塩水で、残った皮やごみを取り除いてください。
最終的に醤油漬けしたら見えなくなるので、細かい皮はそこまで神経にならなくていいです。

ごみ取りしてたらアニサキスがいました😭
ただ全く動かなくて確実に死んでたのでお湯で処理したのが効いてたみたいです。

ちなみにですがアニサキスはー20度以下で24時間でも死ぬので、
冷凍筋子で作る方は熱湯処理はしなくてOKです。

ごみ取りして水気を切ったものがこちら。
まるで宝石のようですがこのまま食べても全然美味しくないです。

 

味付けしましょう

 

漬け汁を作りましょう。
※覚まさないといけないのでイクラの下処理する前に作っておいてください。

味付けは正直言って完全に好みです。

今までの経験から、醤油・酒・味醂を1:1:1で煮切ったもので漬け込めばまず間違いないです。
自分は同割だと少し甘く感じるので味醂は半量にして、醤油は鎌田の出汁醤油で作ってます。

冷ました漬け汁にイクラを漬け込みます。
半日~1日でいい感じになると思います。

 

食べましょう

 

半日ほど漬け込んで汁気切ったものがこちら。
パンと張って輝いておるね😆

私カニ屋なので家にカニが常備してあります。

ということでカニイクラ丼にしましょう。

まあおいしそう😋

めちゃくちゃ美味そうに仕上がりました。

もちろん味も絶品。

プチプチ食感と調味液のあまじょっぱさ、イクラ自体の旨味が炸裂してます。
小さめの筋子でしたが、上の写真のようにお茶碗に入れる感じなら5杯分くらいはできました。

めちゃくちゃ高くなったとはいえ、醤油漬けを市販で買うよりは安上がりですし、何より美味しいのでお勧めです。

 

どうしてもいめんどくさい方にはこちらがおすすめ

 

いくら言われてもそんな面倒なことはしたくないというお客様には
当店の美味しいイクラをご紹介します。

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