【保存版】賞味期限と消費期限の違いを分かりやすく説明

皆さんこんにちは 匠本舗・かに本舗のスタッフにしむらです。

「このお菓子、賞味期限ちょっと過ぎてるけど大丈夫かな?」
「消費期限って、1日過ぎたらすぐダメなの?」

そんな疑問を持ったことはありませんか?

食品には「賞味期限」と「消費期限」の2つの期限が表示されていることがありますが、実はこの2つには重要な違いがあります。

この記事では、賞味期限と消費期限の違いを具体例を交えながら、わかりやすく解説します!

JIS法および食品表示法により、食品には原則「賞味期限」「消費期限」のいずれかの記載が義務付けられています。


🟡 賞味期限とは?

賞味期限とは、「食品を美味しく食べられる期限」のことです。
比較的保存期限の長い商品に記載されます。

  • 味、香り、食感などが保たれている期間
  • 安全性の問題は基本的にない
  • 保存状態が良ければ、多少過ぎても食べられることが多い

🍪賞味期限が記載される食品の例

  • スナック菓子
  • カップラーメン
  • 缶詰
  • チョコレート
  • レトルト食品

⏳表示方法:「年月日」または「年月」

※原則は「年月日」ですが、食品表示法で製造から3か月後以上の商品に関しては「年月」での表示が認められています。
リンク:農林水産省

⚠️注意

ただし賞味期限はあくまでも正しい状態で+未開封で保存した場合の日付のため、
開封した後などはパッケージの案内に従って早めに食べたほうが良いです。

麺つゆなどは開封前は常温で1年以上持ちますが、開封後は冷蔵庫数日などの表記がされています。


🔴 消費期限とは?

一方で消費期限は、「食品を安全に食べられる期限」を指します。
傷みやすい食品に記載されます。

  • 衛生的に食べられる限界の期限
  • 期限を過ぎると食中毒のリスクあり
  • 見た目が変わらなくても絶対に食べないほうが良い

🍱賞味期限が記載される食品の例

  • お弁当
  • 肉・魚
  • 生菓子
  • サンドイッチ
  • 牛乳
  • 豆腐

⏳表示方法:必ず「年月日」

一日でも過ぎると食中毒のリスクがあるので必ず年月日の表記が義務付けられています。
当店もおせちを販売していますが、冷蔵状態でのお届けのため消費期限を案内しています。


👀 どっちか分からないときは?

迷ったときは、食品の種類や保存性をチェックしましょう。

  • 長期保存できるものは「賞味期限」
  • 冷蔵・生ものは「消費期限」

パッケージに「開封後は早めにお召し上がりください」と書いてある場合、開封後は期限に関係なく早めに食べましょう!


🥬 野菜や果物には表示義務がない

先ほど賞味期限か消費期限のいずれかの記載義務があると説明しましたが、
スーパーの野菜はバラ売りでどこにも表示がないですよね?

これは法律上の「例外規定」がしっかりあるからなんです。

食品表示基準(食品表示法に基づくルール)では、野菜や果物などの「生鮮食品」は、消費期限・賞味期限の表示義務が免除されています。

  • 消費者が見た目で判断できる ⇒ 変色や腐敗など
  • 保存や流通での差が大きい  ⇒ 店舗や地域で鮮度の持ちが変わるので統一が難しい

といったことが免除されている理由となります。

ちなみにカット野菜などは「加工食品」になるため消費期限の記載義務が生じます。

もやしはルール上は生鮮食品なので記載義務はないんですが、痛みやすいので製造業者が自発的に記載しているようです。


✨ 賞味期限が切れても食べられる?

よくある質問ですが、賞味期限が1~2日切れた程度ではすぐに危険ではありません。
ただし「異臭がする」「色が変わっている」「味がおかしい」といった変化がある場合は食べないでください。

⚠️ 消費期限が切れた食品は絶対NG!

消費期限は、食中毒リスクと直結する表示です。
期限を1日でも過ぎたら基本的に廃棄しましょう。
※私はたまに食べますが…😓


※引用元 消費者庁食品表示課 食品の期限表示制度の変遷等


📝 まとめ

賞味期限 消費期限
美味しさの目安 安全に食べられる期限
過ぎても食べられることも 過ぎたらNG

どちらも「開封前」「表示された保存方法を守った場合」の期限です。
食品を安全に、そして美味しく楽しむために、ぜひ正しい知識を覚えておきましょう!

 

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ここまでご覧いただきましてありがとうございました。
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