■ごあいさつ
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。『ただ』のぐでぐでです。
セミの鳴き声が聞こえて夏本番と言えるくらい気温が上昇しています。
冷房を欠かすことなく利用しているおかげで熱中症対策は問題ありませ
ん。一方で冷房を長時間稼働させると空気が乾燥するため、湿度計など
で管理して40%は下回らないようにして60%を超えないよう心掛けくださ
い。油断せず喉のケアもしっかり行いましょう。
さて、約1ヶ月のペースで大阪関西万博(2025年日本国際博覧会)の記事
を書くと宣言していたので、今回は2回目の記事となります。
長いので以後は「万博」の表記で進めます。
前回の記事はこちら
7月になって様々な情報が更新されているため、次項以降ではまずその話
から触れて行こうと思います。
本記事は2025年7月13日時点の情報です。
それでは、よろしくお願いいたします。
■前回の記事(6月15日以降)変わったこと(抜粋)
・One World, One Planet.の6月17日以降の開催時間変更(19:57~)
ドローンショーなどの開催時間が1時間早くなります。ただ、7月11日から
ウォータープラザの水上ショーが再開したので、開催時間が近日中に変更
となる可能性があります。
・EXPO2025デジタルチケットサイトにおける不正行為への対応について
システムに精通する人からすると抜け穴のようなものがあって、知る人ぞ
知る裏技のようなものがありましたが、ついに対策されたようです。
これでより公平性が保たれるようになります。
ぐでぐではくじ運がないようで、パビリオン・イベントともに当選したこ
とがありません。
■西ゲートへの誘導に力を注ぐ(注ぎ過ぎです)
最初は「■前回の記事(6月15日以降)変わったこと(抜粋)」に入れて
いましたが、ボリュームがあるので別項を設けました。
西ゲートへ誘導し、東ゲートの混雑状況を緩和したいとの意思を感じます。
興味深いのが西ゲートに優先入場レーンを設ける点です。(条件あり)
現状9時に入場するとして東ゲート、西ゲート共に時間待ちがとんでもない
ことになっています。9時前に並んでも入場までに1時間以上かかります。
さらに混雑する日はもっとかかる場合もあります。
ところが、優先入場レーンを使えば「西ゲート入場予約10時台~12時台」
に入場予約した方は【1時間前】の時間台に【優先入場】ができる。と
あります。長時間並びたくないけど、早く入場したい方には狙い目です。
以下に西ゲートへの誘導に関するリリース内容を整理しましたので、今後
の万博訪問の際に参考としてください。
運用が再度変わる場合もありますので、最新情報の確認は怠らないこと。
・7月1日以降に東ゲートから西ゲートへの移動バスを運行します
西ゲートからの入場チケットを持っている方を対象に「東ゲート前」から
「西ゲート前」まで輸送します。(一方通行)
8時30分から11時30分の間に約5分間隔で運行します。1回券400円です。
詳細はこちら
他にも西ゲートへの誘導を試みる施策として万博行きシャトルバスの新路
線を開設しています。
<アジア太平洋トレードセンター(ATC)路線>
<コスモスクエア路線>
※従来から運行している桜島駅シャトルバスの増便も実施
さらに西ゲートに優先入場レーンを設けます。入場予約12時台まで有効。
万博P&R(パーク&ライド)駐車場及び夢洲北岸浮桟橋への船舶を利用
する方を対象。
プレスリリースが2つ(6月19日、6月26日)に分かれていますが、運用は
6月29日以降からです。
■繁閑のタイミング
パビリオンの繁閑については傾向が鮮明に出てきました。
以前から指摘されていた通り、朝と夜は空いており、昼(日中)は混雑
する傾向にあります。
パビリオンは当日予約なしの枠でも、空いてさえいれば立ち寄ることが
できます。(完全予約制のパビリオンは除く)
7月に入ってから夕方辺りで並ばず、もしくは短時間の待ちでパビリオン
へ入ることができました。夕方から空きだしたのは一時的なものなのか
今後も続くのか不明ですが、ようやく色んなパビリオンを巡ることがで
きるので何とも嬉しい限りです。
万博の夏パス期間(7月19日~8月31日)にまた人が増えるかもしれない
ので、今のうちに少しでもパビリオン巡りを順調に進めたいものです。
基本的に万博は屋内施設が限られているため、気温が高い日は入場者数
が少なくなる傾向にあります。(イベント日は除く)
これはパビリオン入館まで外で待つことが多く、暑さを避ける点でも
致し方無い部分があります。
人が多すぎると万博の満足度が下がるというのはアンケート結果から読
み取れるので、運営側としては絶妙なバランスで舵取りが求められます。
■万博メシの紹介
【マレーシア館】
<ロティーチャナイ>
サクサクモチモチした生地をカレーにつけていただきます。2種類ある
ので味変を楽しみながらいただきます。ぐでぐではちょっと辛いくらい
の認識でしたが両隣(老夫婦、2人組の若い女性)は辛くて食べるのが
大変との声が聞こえていました。辛さ耐性は人それぞれですね。
<ミーゴレン カンポン>
ミーゴレンは東南アジアで麺を炒めた料理の意味で「カンポン」は田舎
という意味です。焼きそばに近いですが、麺の種類や味付けがやや異な
ります。甘辛く、モチモチした食感が焼きそばとの違いでしょうか。
<テータレ>
甘いミルクティーです。マレーシアでは定番とのことです。
【牛カツ京都勝牛】
<黒毛和牛極上ヒレカツ膳>
最上級牛カツで和牛ならではのきめ細かな肉質が特徴です。赤身肉は
柔らかく上品な味わいです。外はサクサク、中はミディアムレアと肉
本来の旨味をキープしています。そして飽きがこないよう味変の幅が
多く用意されています。以下の計12種。
肉海苔、キャベツ、わさび、とうがらし味噌、京玉、赤だし、ごはん
みぞれポン酢、京カレーつけ汁、だし醤油、山椒塩、牛カツソース
これを食べるとお腹いっぱいになるので、お腹が空いているときに
食べましょう。ぐでぐではこれを食べて予想以上にお腹膨れたので
この日はこれ以降、食べることができませんでした。
<いのち輝くサワー>
上手く混ざると写真のようにミャクミャクを彷彿とさせる見栄えと
なります。上手くできればの話ですが。
【道頓堀てっぱん豊島家】
<神戸牛プレミアム重>
万博の単品商品として最も価格が高いと言われている、神戸牛を
ふんだんに使った一品です。神戸牛が価格の大半を占めています。
万博では神戸牛をつかったメニューが多く揃えられており、高頻度
で神戸牛を食べています。当然ながら値は張りますが、それだけ
の価値はあります。
立ち食いでは落ち着かないので指定席(有料)でいただきました。
【クンテープ】
<パッタイ>
米粉の面を使ったタイの定番料理たる焼きそばです。酸味の効いた
甘い味付けで食がそそります。辛くありません。
モチモチした麺の食感と具材の組み合わせで味の幅が広がります。
麺の種類を変えると、全体的な印象が変わるかもしれない期待の
一品です。
【讃岐うどん】
<かけうどん>
「万博で一番安いうどん屋」というキャッチコピーとともに紹介
する、かけうどんです。650円は万博で安いメニューです。
値の張る品々があるなか、良心的な価格帯で提供されるという
一点においても貴重なお店です。
【カナダ館】
<カルガリーロデオプティーン>
ポテト、チーズ、グレイビーソースに加えベーコンとカナダ産
ステーキを乗せたカロリー劇高なメニューです。これ食べたら
一生懸命運動しないと太ってしまいます。
【シンガポール館】
<プラウンヌードル>
海老の出汁を使ったスープに麺を絡めていただきます。
麺とエビとかまぼこの組み合わせは美味しく辛さもないので
温かく食べやすい品です。
<揚げソルテッドエッグ・カスタードまん>
ソルテッドエッグ(塩漬け卵)を使用したコクのあるとろける
カスタードクリームが特徴です。ブラウンシュガーをまぶして
こんがり焼き上げています。
<チキン・サテー>
香辛料でマリネした鶏肉を香ばしく焼き上げた串焼きです。
キュウリはピーナッツソースでいただき、鶏肉はそのまま食べ
てから、味変としてピーナッツソースと合わせてください。
■パビリオンの紹介
<マレーシア館>
主に地域の食文化と暮らしぶりに関する資料を展示しています。
平日夜に立ち寄ったためか日中と異なり、10分程度並んで中に入れ
ました。有意義な時間を過ごせたと実感できる展示内容でした。
食文化や地理に興味ないと楽しめないかもしれませんが。
<スペイン館>
日本同様に海洋国家であることを紹介する資料を展示しています。
矢印と線で海流が視覚的にわかるよう工夫していました。
大航海時代で一時は世界を席巻した国であることを思い出させて
くれます。
<ドイツ館>
マスコットキャラ「サーキュラー」と学びます。来館すると手の
ひらサイズのサーキュラーが配布されるので、展示室の各ポイント
でサーキュラーが音声ガイドしてくれます。外には植物園があって
花を愛でる時間がとれます。
<アラブ首長国連邦(UAE)館>
高くそびえ立つナツメヤシの木が印象的です。広々としているので
休憩するのも良し、先導分野(宇宙探査、医療・健康、持続可能性)
を紹介する映像を見て勉学に励むのも良いでしょう。
<ポルトガル館>
スペインと並んで大航海時代で強い存在感を示していた国です。
映像展示は海に関するものが大半を占めます。ロープが垂れ下がっ
ている独特な外見が特徴的で印象に残ります。展示品の中には日本
との繋がりについて触れています。(歴史好きなら知っている話)
<シンガポール館>
赤い球体はドリームスフィアと名付けられています。シンガポール
は国として小さいので、地図では赤い点で表示されることがありま
す。それをモチーフにしたようです。展示品の切り絵、影絵が幻想
的で夢が展示テーマの一つです。
■何度も足を運ぶことで楽しみの幅が広がる万博
【大阪関西万博】7月を迎えて運用が大きく変わります(西ゲート関連)【夢洲】
についていかがでしょうか。
万博は利用者の声を聴いて運営が改善を続けています。西ゲートへ
の誘導もその一環です。万博には累計で7回立ち寄っていますが
月3回のペースで行けば目標の15回も無事に達成できそうです。
夏の暑さ対策は万博側でもいくつか対策を講じていますが、結局の
ところは来場する各個人で対策しないといけません。十分な水分と
日傘と汗を拭くタオル、この3つは必須です。そして長時間滞在
するならモバイルバッテリーの持参も必要です。スマホがないと
不便なシーンは多く予想されるためです。
引き続き、万博を楽しむならルール改正があるかもしれませんので
訪問する前には媒体問わず調べてから立ち寄るようにしてください。
次の万博記事も引き続き各国料理、施設(パビリオン)の紹介を
続けます。
■おせちだけじゃない。カニを筆頭にいい品あります
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