みなさんこんにちは(^^)/
スタバに1日の活力をもらってる西川です!!
夏の風物詩「お盆」。
この時期、たとえ離れていても心の中でつながっている、
大切な存在――亡くなったペットも、やさしく迎えたい特別な時間です。
2025年の**お盆(旧盆)**は、**8月13日(水)~16日(土)**が一般的な期間。
ご先祖様を迎え送りするように、ペットもその小さな魂の帰宅を想い、
供養するひとときとして、この期間を大切に過ごしましょう😊。
この記事では、迎え火・盆中・送り火の流れを日別に解説し、
自宅でできるペット供養と心を癒すアイディアを紹介させていただきます。
1. お盆の基本(8月13日~16日):由来・意義
「お盆」とは、本来は仏教の「盂蘭盆会(うらぼんえ)」をルーツに持ち、
亡き人を供養し、再びこの世で迎える日本の伝統行事です。
「盂蘭盆」は、インドの伝説に基づき、亡き母を救うために目蓮(もくれん)が
釈迦に教えを請い、7月15日に供養したことが由来とされます
(盂蘭盆会=痛みを救う供養の会)
現在では、多くの地域で8月13日から16日を「旧盆」として迎えており、
これを「月遅れ盆」と呼びます。かつては農繁期の7月にお盆を行っていましたが、
明治以降、実りの秋にゆとりをもって供養できるよう1カ月遅らせた背景があります
日程の流れは以下の通り:
8月13日:迎え盆/迎え火
玄関先で迎え火を焚き、霊が迷わず帰ってこられるように道しるべとします
8月14~15日:盆中(中日)
仏壇や精霊棚にお供えをし、手を合わせて静かに過ごします
8月16日:送り盆/送り火
祖先を見送り、送り火を焚いて感謝を伝えます。
京都では「五山送り火」も有名ですね
2. ペットのお盆とは?いつ・どう迎える?
大切な家族として過ごしたペットも、このお盆の時期に「帰ってきてくれる」と
心を寄せる人は増えています。
迎え火や精霊棚に、写真・好物・おもちゃなどを並べて、
そっと「おかえりなさい」と迎えることで、気持ちの癒しにもつながります。
ペットを迎えるための基本的な流れは、
先述したご先祖さまのお盆の流れに沿っています。
例えば:
迎え火(8月13日夕方)
ペットが迷わず戻れるよう、玄関先で安全に迎え火を行うのが大切。
住宅事情によっては、キャンドルや線香でも代用可です
盆中(8月14~15日)
ペットが好きだったおやつやお水、生前のアイテムを祭壇に置いたり、
一緒に過ごす時間を持つこともおすすめです
送り火(8月16日夕方)
再び火を焚いて、胸の中で「ありがとう」を伝える時間にしましょう。
片付けはお清めの塩を使う等も安心です
3. 日別のペットお盆のスケジュールとおすすめ行動
8月12日までに準備をすすめよう(盆前日)
前日には、盆棚(ミニ祭壇)の準備を。
清潔な布を敷いた小机に、ペットの写真、お花、お水、好物、
好きだったおもちゃを整えましょう。
精霊馬(きゅうり馬・なす牛)と同じ発想で、
ペットが「移動」しやすいように工夫するのも優しい想いです。
8月13日(迎え盆)
夕方、玄関先で迎え火を焚いてペットを迎えます。
マンションなど火が難しい場合は、ろうそくやお線香を短時間灯すのもOK。
火が消えたら盆提灯や小さなライトで灯りをつけることで、目印を作ります。
そのあと、お線香を焚いて心静かに手を合わせましょう。
8月14~15日(盆中)
この期間はペットと心を通わせる時間に。
お供えのおやつ・ご飯を並べたり、骨壺や写真の前で静かに語りかけたり。
お散歩気分で近所を一緒に歩きながら思い出に浸るのも良い方法です。
読経にとらわれず、気持ちが一番大切です。
8月16日(送り盆)
夕方に送り火を焚いて「また来年ね」と心の中で伝えます。
火が終わったらお清めの塩を少し振り、盆棚の片付けにかかりましょう。
盆提灯は寺社で焚き上げしてもらうのが一般的ですが、安全に処理するのが第一です。
4. 自宅でできるペット供養の工夫
ミニ精霊棚(ペット用祭壇)
簡易でもOK。白い布・写真・お水・好物・好きだったおもちゃ・小さな花・
LEDライトなどを並べると雰囲気が出ます。
迎え火・送り火の代替アイテム
オガラが難しければ、ろうそく、オイルランプ、LEDキャンドルなど、
安全な灯りで代用。火の取り扱いには十分注意しましょう。
精霊馬アイディア
小さなぬいぐるみや、きゅうりとナスで「ペットのリードや首輪」を
表現してみるのもユニークです。
香りの工夫
お線香に抵抗がある場合は、
ペットが好きだった香り(おやつの香りや、柑橘系のアロマなど)を使ってもOK。
思い出の語らいタイム
盆中はゆったりとした時間をつくり、「いつもありがとう」「大好きだったね」と
心のままに声に出して伝えることも、供養です。
5. ペットロスと癒しの時間
ペットとの別れは心の深い喪失感につながります。
お盆供養は、その悲しみを癒し、感謝へと変えるひとときです。
迎え火を通して「ただいま」「おかえり」を交わすような気持ち、
盆中の静かな語らい、送り火での「またね」――すべてが心のケアになります。
形式にとらわれず、自分の言葉で、あなたらしい供養スタイルを。
読経や仏具がなくても、想いを伝える場として十分価値があります。
6. まとめ:感謝と思い出をつなぐ時間
2025年のペットのお盆は、8月13日(水)~16日(土)。
迎え火・盆中・送り火という一連の流れを通して、
亡きペットを心に迎え、語らい、見送ることは、
家族にとっても大切な癒しになります。
最後に・・
最近では、3coinsなんかでも「ペットの祭壇」が販売されていたりするのを見かけて
人のお盆については知っている人も多いと思いますが、
ペットのお盆についてはどうなんだろう?と思う人も多いのかなと・・
実際私がそうでした。
ペットのお盆についても知る人が増えればいいなと思い紹介させていただきました。