果汁100%ジュースの見分け方を解説。スーパーでのジュース選びが10倍楽しくなるパッケージルールを解説!

コンビニやスーパーでジュースを選ぶとき、パッケージの美味しそうな果物の絵に惹かれますよね!

でも、ふと「あれ?これ果汁10%なのに、すごくリアルな絵だな」とか、「無果汁って書いてあるのに、果物のイラストが描いてあるのはなんで?」とか、疑問に思ったことありませんか?

実は全部ちゃんとした「ルール」で決まってるんです!

この記事を読めば、ジュースのパッケージに隠された「絵の秘密」がスッキリ解決!

この記事を読めば、スーパーやコンビニでのジュース選びが楽しくなるかも!?

(ちなみにこれは「果実飲料等の表示に関する公正競争規約」っていう、業界のちゃんとした決まりに基づいたお話です!)

なんでパッケージの「絵」にルールがあるの?

さっそく結論から!

ズバリ、僕たち消費者が「だまされた!」「話が違う!」って思わないようにするためです。

もし、果汁がほんのちょっと(例えば1%)しか入っていないのに、パッケージに「果汁たっぷり!」と誤解させるような、超リアルでジューシーな果物の絵が描かれていたらどうでしょう?

「え、こんなに美味しそうなのに、味うすっ!」ってなっちゃいますよね。

そういう「実際の中身」と「パッケージのイメージ」が違いすぎる!という事態を防ぐために、業界で「公正競争規約」というルールが作られました。

これは、ウソや大げさな表現を禁止する「景品表示法」という法律の考え方に基づいています。

「絵」を使って、消費者に「誤解」を与えちゃダメですよ!っていう、大事なルールなんです。

【果汁100%】だけが使える「最強の絵」とは?

さて、ここからが本題です。

このルール、果汁の割合(%)によって、使っていい「絵」が細かく決まっています。

まず、「果汁100%」のジュース。

彼らには、100%ジュースだけに使用が許された「特権」とも言える最強の絵柄があるんです!

それは…「果物の断面(スライス)」「果汁のしずく」の絵です!

なぜなら、この2つの絵は「搾った果汁そのものが入ってます!」「ジューシーさMAX!」という印象を、僕たちに一番強く与えるからです。

もし果汁50%のジュースがこれを使ったら、「え、100%じゃないの!?」って誤解しちゃいますよね。

だから、この「断面」と「しずく」は、100%ジュースだけに許された特別なマークなんです。

(ちなみに、果物の皮についている「水滴」は、「冷たさ」や「新鮮さ」の表現なので、100%じゃなくてもOKとされています。…細かい!)

【果汁5%〜99%】「リアルな絵」はOK、でも…?

次に、「果汁5%以上100%未満」(例えば「果汁10%」や「果汁50%」)の飲料です。

この場合は、「リアルな丸ごとの果物の絵(写真やイラスト)」を使うことが許可されています。

「ちゃんと果汁が入ってますよ」という事実を、リアルな絵でアピールしてOK!ということですね。

ただし!

さっきも言ったように、「断面(スライス)」や「しずく」の絵は絶対にNGです。

これをやっちゃうと、「100%ジュースだ!」という誤解を招くため、ルール違反になります。

「リアルな丸ごと」はOK、「リアルな断面」はNG。この違い、大きいですよね!

【5%未満・無果汁】「図案化」と「禁止」の境界線

さあ、ここが一番ルールが厳しいゾーンです!

A. 果汁5%未満(1%〜4%)の場合

果汁が5%にも満たない場合、まず「リアルな絵」は禁止されます。

「果汁ちょっとしか入ってないのに、見た目だけリアルなのは誤解を招くでしょ!」ということです。厳しいですが、正直ですよね。

じゃあ何が使えるのかというと、「図案化した絵」だけが例外的に許可されます。

「図案化」とは、マンガっぽいというか、平面的で、影やグラデーションがあまりない、シンプルな絵のことです。

あくまで「あ、これはピーチ味なんだな」と、味や香りをイメージさせる程度にしなさい、ということですね。

(もちろん、図案化された絵であっても「断面」は禁止です!)

B. 無果汁(0%)の場合

そして、最も厳格なのが「無果汁(0%)」の飲料です。

答えはシンプル。

果物の絵は、一切禁止です!

リアルな絵はもちろん、さっきの「図案化(マンガっぽい絵)」すら使えません。

「え、でも『無果汁』ってちゃんと書いてあれば、絵くらい良くない?」と思うかもしれません。

でもルールは、「『無果汁』という小さな文字より、パッケージの大部分を占める『果物の絵』のイメージの方が、消費者の印象を強く支配してしまう」と考えています。

香料だけで味や香りをつけている商品に果物の絵が描いてあったら、やっぱり果汁が入っていると誤解する可能性がありますよね。

だから、無果汁(0%)の場合は、果物の絵は一切NG。これが一番厳しいルールなんです。

まとめ:パッケージの絵は「正直さ」の証!

ジュースのパッケージの絵って、ただ美味しそうに見せるためだけじゃなく、「果汁がどれくらい入っているか」を僕たち消費者に正直に伝えるための、ちゃんとしたルール(公正競争規約)に沿って描かれていたんですね!

ポイントをおさらいすると…

  • 【100%】:「断面」「しずく」が使える特権!
  • 【5%〜99%】:「リアルな丸ごと」はOK。でも「断面」「しずく」はNG。
  • 【5%未満】:「リアルな絵」はNG。「図案化(シンプルな絵)」だけOK。
  • 【無果汁】:果物の絵は、一切NG!

今度スーパーやコンビニでジュースを選ぶとき、ぜひパッケージの「絵」と、裏に書いてある「果汁%」を見比べてみてください。

「あ、このジュースは100%だから断面の絵だ!」「こっちは5%未満だから、絵がマンガっぽいぞ!」

そんな「答え合わせ」ができると、いつもの買い物がちょっと楽しくなるかもしれませんよ!

 

最後までお読みいただきありがとうございました╰(*°▽°*)╯

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