【保存版】通販のカニ、冷凍庫でいつまでもつ?「賞味期限2ヶ月」の真実と味が落ちる意外な原因!

【必読】通販のカニ、冷凍庫でいつまでもつ?「賞味期限2ヶ月」の真実と味が落ちる意外な原因

「ネット通販で頼んだカニ、年末まで冷凍庫に入れておいて大丈夫?」
「賞味期限が意外と短いけど、過ぎたらどうなるの?」

カニを通販で買うと、多くのサイトで「家庭の冷凍庫では1〜2ヶ月を目安に」と記載されています。
でも、こう思ったことはありませんか?

「冷凍食品なんだから、もっと長持ちするんじゃないの?」
「腐るわけじゃないのに、なんでそんなに急かすの?」

実はその期間設定には、家庭の冷凍庫の構造と、カニという食材のデリケートさが深く関係しているんです。

この記事では、以下の内容を詳しく解説します!

  • 業務用の倉庫と家庭の冷凍庫の決定的な違い
  • カニの天敵「冷凍焼け」が起きるメカニズム
  • なぜ2ヶ月以内に食べるのがベストなのか

カニ通販の「匠本舗」で日々カニと向き合っている私が、皆さんの疑問をスッキリ解決します。
せっかくのお取り寄せですから、一番美味しい状態で楽しみましょうね!

家庭では「2ヶ月」が美味しく食べる限界!

まず結論からお伝えします。
ネット通販で届いたカニは、届いてから「2ヶ月以内」に食べてください!

これは「2ヶ月で腐るから危険」という意味ではありません。
「2ヶ月を過ぎると、カニ本来のプリプリ感や甘みが失われてしまう可能性が高い」からなんです。

私たちは、お客様に「本当に美味しい状態」で召し上がっていただきたい。
だからこそ、品質が保てる安全圏としてこの期間を設定しています。

では、なぜそこまで期間が限定されてしまうのでしょうか?
その答えは、保管環境の「温度」と「変化」にあります。

なぜ倉庫なら2年持つ?家庭との決定的な差

「カニは冷凍してもすぐダメになる食材なの?」
いいえ、決してそうではありません。

実は、カニ自体は適切な環境であれば非常に長く保存できるポテンシャルを持っています。
私たちが管理している業務用の環境と、皆さんのご家庭の環境、この2つを比べてみましょう。

プロの倉庫は「時を止める」冷凍庫

私たちが出荷前にカニを保管している業務用の冷凍倉庫は、マイナス25℃前後という低温で厳格に管理されています。

この倉庫の最大の特徴は、単に温度が低いだけではありません。
「温度変化が極限まで少ない」という点です。

  • 扉の開閉は必要最小限で管理されている
  • 巨大な空間全体が冷やされているため、外気の影響を受けにくい
  • 常に一定の低温がキープされている

まるでタイムカプセルのように、凍らせた瞬間の鮮度をそのまま閉じ込めている状態です。
この環境であれば、約2年もの間、品質をほとんど落とさずに保存することが可能なんです。

家庭の冷凍庫は「温度変化の戦場」

一方で、家庭用の冷凍庫はどうでしょうか。
JIS規格ではマイナス18℃以下と定められていますが、実は庫内の温度は常に激しく変動しています。

一番の原因は、「ドアの開け閉め」です。
毎日の食事作りで冷凍庫を開けるたびに、温かい部屋の空気が入り込み、庫内の温度は一気に上昇します。
特に夏場や調理中などは、一時的にマイナス10℃近くまで上がってしまうことも珍しくありません。

さらに、最近の冷蔵庫には「霜取り機能(デフロスト)」がついているものが多く、霜を溶かすために自動的に庫内の温度を上げているタイミングもあります。

つまり、家庭の冷凍庫のカニは、「少し緩んでは、また凍る」という過酷な温度変化の波にさらされ続けているのです。
これが、プロの倉庫とは違う決定的な弱点です。

美味しさを奪う犯人「冷凍焼け」の正体

では、温度変化が起きると、カニの身に何が起こるのでしょうか?
ここで登場するのが、美味しさを奪う最大の天敵「冷凍焼け」です。

氷が消える?「昇華現象」の恐怖

冷凍庫の中に長く入れている氷が、いつの間にか小さくなっていた経験はありませんか?
「溶けて水になったわけでもないのに、なぜ?」と不思議に思いますよね。

これは「昇華(しょうか)」といって、氷が水にならずに、直接「水蒸気」になって空気中に逃げていく現象です。
温度変化が激しい場所ほど、この昇華は加速します。

カニの身は、筋肉の繊維の間にたくさんの水分を含んでいます。
家庭の冷凍庫で温度変化を繰り返すと、この水分がどんどん水蒸気となって抜けていってしまうのです。

カニがスポンジ化してしまう

水分が抜けてしまったカニはどうなるでしょうか?

カニの身の中がスカスカになり、繊維だけが残ったスポンジのような状態になってしまいます。
これを解凍しても、もう元のプリプリした食感には戻りません。
噛むとパサパサ・ボソボソとしていて、旨味のあるジュースも出てこない…。

さらに、水分が抜けた隙間に空気が入り込むことで、身に含まれる脂質が「酸化」します。
すると、油が古くなったような独特の嫌なニオイが発生してしまうのです。

これが「冷凍焼け」の正体です。
腐っているわけではありませんが、カニ本来の美味しさは完全に失われてしまっています。
これを防ぐために、私たちは「2ヶ月」という期間を強く推奨しているのです。

まとめ

今回は、通販のカニの賞味期限と、家庭で味が落ちてしまう理由について深掘りしました。
最後に、一番大事なポイントをおさらいしましょう!

家庭の冷凍庫では、届いてから「2ヶ月以内」に食べるのが一番美味しい!

本来、カニはしっかりした温度管理下の倉庫なら2年も持つ食材ですが、家庭の冷凍庫ではどうしても「温度変化」と「乾燥」のダメージを受けてしまいます。
「お正月に食べようと思って早めに買ったけど、気づいたら3ヶ月経ってた…」なんてことになると、せっかくのカニがパサパサになってしまうかもしれません。

「届いたら2ヶ月以内、できれば早めに食べる!」
これが、ネット通販のカニを失敗せずに美味しく楽しむための真髄です。
ぜひ、鮮度が良いうちに、プリップリのカニを味わってくださいね!

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