【なんと立派な平城京】文化・芸術が大きく開花する奈良の都『の跡地』

■ごあいさつ
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。『ただ』のぐでぐでです。
今回は古都・奈良を代表する施設「平城宮跡歴史公園」の過ごし方と
食文化発祥の地である奈良の魅力をご紹介いたします。
京料理のルーツにも関わるので、これらを知ったうえで日々の料理を
美味しく楽しくいただき素晴らしい時間を大切な方とお過ごしください。

 

■奈良が日本の中心だった期間(奈良時代)
現在の日本の中心は東京で、その1つ前は京都です。今回紹介する奈良
はさらにもうひとつ前となります。奈良時代の定義については諸説ありま
して、広義では平城京に遷都してから平安京へ遷都するまでの期間を指す
説(710~794)と狭義では平城京に遷都して長岡京に遷都するまで
の期間を指す説(710~784)に分かれています。

710年は平城京への遷都、784年は長岡京への遷都。都が奈良から
京都へ変わった期間までを奈良時代と定義するのはイメージがつきます。

諸説ある理由としては次の平安時代の定義が784年(長岡京遷都)から
と794年(平安京遷都)からで分かれるためです。

 

■平城宮跡歴史公園エリア紹介(公式サイトより)
画像の通りですが、結構広いです。健脚な方は全て巡ってよいと思います。
天候の関係であまり出歩きたくないという方や短時間で巡りたいという方は
朱雀門より南のエリア(観光交流施設、平城宮いざない館)の散策に留める
とよいでしょう。
食事や休憩を含めれば3時間程度は時間を費やすことができます。

ある程度、出歩ける方は朱雀門、第一次大極殿、東院庭園を散策してほしいです。
見栄えする場所なので記念撮影などでおススメできます。

 

<朱雀門及び周辺>

 

<第一次大極殿及び周辺>

 

<第二次大極殿及び周辺>

 

<東院庭園及び周辺>

 

 

■平城宮跡歴史公園のアクセス方法について
最寄り駅の大和西大寺駅(近鉄奈良線)から徒歩で約20分です。
バス(ぐるっとバス)でも移動できます。その場合は大和西大寺駅南口から
朱雀門ひろば前で下車となります。

なお、ぐるっとバスで移動する前提なら、最寄りではありませんが近鉄奈良駅
(近鉄奈良線)からでもアクセス可能です。
近鉄奈良駅から朱雀門ひろば前で下車となります。

 

■天平うまし館(平城宮跡歴史公園内飲食店)
周辺で家族連れがゆっくりできる場所が限られるので、お昼時は基本的に混雑
します。土日祝は特にその傾向が強いのでランチタイムを避けて入るのが吉。
ぐでぐでは11時入店して混雑と無縁な時間を過ごしました。
以下に店ごとにいただきましたメニューをご紹介~。

 

<カフェ&レストランIRACA>
奈良の地元食材を生かしたパスタ、ピザ、サラダなどのイタリア料理とうどん
カレー、定食などの2面性を持つお店として営業しています。
さらに事前予約するなら和食御前の提供をするなど、多彩なニーズに応える
豊富なレパートリーで飽きることがありません。

 

・黒豆とパインとアーモンドのピザ
チーズとの相性が本当によく、生地とアーモンドが香りと歯ごたえをもたらし
黒豆とパインが味の幅を広げてくれます。途中から飽きが来ないようタバスコ
で味変が楽しめます。はちみつがあればもっと美味しくいただけるかも。

 

<IRACA COFFEE>
ドリンク、甘味中心のお店で寒い時期は温かい飲み物で、暑い時期はアイスなど
の甘味で十分に癒されましょう。

 

・一刀石アイス
SNSで話題になった見栄えよい甘味です。柳生一刀石をモチーフに作られた
アイスを日本刀に似た菓子切りで一刀両断して食べるのがおススメとなるみたい
です。菓子切りは持ち帰れるのでちょっとした記念品となります。

 

 

■京料理のルーツは奈良の都にあり
お茶、うどん、清酒、まんじゅう、豆腐など奈良に縁を持つ食材は食生活に欠かす
ことができないものが多く占めます。魚介類は干物、刺身どちらでも食べており
新鮮な刺身の味を楽しむ文化が昔よりありました。

これらは明言された記録は残っていないため、出土品からの判断となります。
また、刺身という言葉が出てくるのは室町時代からなので、奈良時代ではどのような
呼称であったのかは不明となります。

それでも当時から生魚を食べたり、美しく切って、美しく盛る調理技術は存在して
おり現在の京料理に近い様式を整えていきます。長い年月をかけて研ぎ澄まされた
当時の技術は現在の京料理に継承されていくのです。

そして日本の中心が京都に移って、硬度が低い豊かな水に恵まれることで後の出汁
文化が大いに発展していきます。

 

■奈良の有名観光地と景勝地
興福寺春日大社東大寺って全て神社仏閣ですが、初めての奈良を満喫するなら
無難におススメです。鹿と触れ合う奈良公園もおススメいたします。
有名どころの観光地は密集しており、アクセス性が良いのでさほど時間をかけず
に巡ることができます。時間に余裕を持って行動ができるのが良いですね。

景勝地としてはアクセスは大変ですが吉野山天川村十津川村があります。
特に天川村、十津川村は列車でのアクセスは不可で車両移動が必須です。

 

■ポテンシャルが高い奈良
さて、「【なんと立派な平城京】文化・芸術が大きく開花する奈良の都『の跡地』」
の記事についていかがだったでしょうか。
大阪、京都と観光産業としては近くに強力なライバルがいますが、奈良ならでは
魅力も確かに存在します。日本文化の様々な祖となるものが多く「○○の発祥地」
というものが決して少なくありません。

他地域から近畿圏へ観光する場合、大阪や京都の中心部が有力候補に挙がります。
どの地域からでもそれなりにアクセスしやすいというのが主な理由です。
大阪や京都をある程度楽しみ、文化について関心を持つ方が増えれば、奈良の価値
についてもっと気づく方が増えるでしょう。

奈良北部はそれなりに知られる観光地は多々あれど、奈良南部の観光資源の魅力に
ついて知る方は限られます。これらのPRと受け入れ態勢が整うときには奈良は今
まで以上に魅力溢れる存在へ輝くことでしょう。

そんなわけで、ぐでぐでとしては天川村、十津川村を強く推して参ります。

 

■おせちだけじゃない。カニを筆頭にいい品あります
匠本舗ではカニを筆頭に様々な海産物を取扱いしております。
ネットショップ大賞を10年以上連続で1位との実績がありますので
強くおススメいたします。当店よりチョイスいただいた品で素敵な食卓を
楽しんでください。まずはお求め安くなったカニからどうぞ。
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最後まで本記事にお付き合いいただき、ありがとうございました。