【うを仁】清流の国・岐阜を余すことなく満喫できる温かみを感じるおススメのお店

■ごあいさつ
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。『ただ』のぐでぐでです。

本州エリアは梅雨入りが囁かれているなか、湿度が高く蒸し暑さは無視できない
ので冷房を本格的に稼働させたぐでぐでです。昔の記事で睡眠に関する内容を
まとめたことがありますが、寝苦しいと感じるなら冷房を稼働させることを
強くおススメします。睡眠時間だけでなく質の良い睡眠は、翌朝に疲れを残さず
快適な1日をスタートできます。

さて、今回の料亭巡りは「仁寿」の監修でお世話になっている「うを仁」です。
会席料理と鍋料理のどちらも「うを仁」を代表するメニューです。
今回は会席料理を予約し、存分に味わってみます。鍋料理は時期を定めて再訪
してみようと思っています。

 

 

■岐阜を満喫できる
元々は昭和23年(1948年)に魚屋として創業し、年月を経て割烹料理や
鍋料理を提供する今のスタイルでお店を続けております。
「地産地消」をモットーに掲げ、岐阜県による「県産品愛用推進宣言の店」の
指定を受けて、地元の良質な食材を積極的に料理に取り入れております。

ぐでぐでも「岐阜ならではの食の魅力」惹かれ遠路はるばるやって来た次第です。

 

 

■ひとりから気軽に利用できる
カウンター席、個室、宴会場と用意されておりニーズに沿った最適なおもてなし
を体感できるでしょう。

当初はひとりでカウンター席と思っていましたが、現地の知り合いと日程が
合ったので、2名で個室に変更いたしました。
せっかくなので今回は個室の雰囲気を体感して、次回はひとりでカウンターの
雰囲気を体感することにします。

 

 

■うを仁へのアクセス方法について
列車での最寄り駅は2つあります。
JR岐阜駅(東海道本線)と名鉄岐阜駅(名古屋本線、各務原線)です。

最寄り駅と書きましたが、現地までそれなりに歩きます。約20分です。
行きは歩きましたが、帰りは暗く不慣れな道+雨になったので、安全面を
考慮してタクシーを使うことにしました。
(行きでも雨だったらタクシー使っていたかも)

現地の土地勘がわからないので、文字での説明は諦めて上図の通り
グーグルマップでご確認ください。(JR岐阜駅からのルートです)

 

 

■店内外の写真

和風の外観で植栽が行き届いています。室内は木目調をベースとしている
ので、温もりを感じさせ癒される空間です。

来客はぐでぐでだけだったので許可をいただき店内の写真を撮ってみました。

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■提供料理の解説(メイン内容)

【会席料理】おまかせコース
地元の旬の食材をふんだんに使い、和洋を織り交ぜた多彩な料理です。
※今回はお店のメニュー通りとして特別仕様なし

 

 

【付出】
焼茄子浸し

そら豆と鰻は添え物です。メインは焼き茄子。
決して濃い味付けではなく、食欲をアップさせてくれる絶妙な味付け
です。夏をイメージさせてくれる、ガラス器が清涼感を醸し出して
くれます。同席者も同様に思ったようです。

 

 

【前菜】
稚の地味噌煮
小鮎甘露煮
どんこ椎茸甘露煮
牛蒡照り煮
近江こんにゃく

写真は3方向から撮ってみました。

この中でとくに紹介したいのはどんこ椎茸甘露煮です。
椎茸のカサが開き切らない7分開き程度のうちに収穫したものを
どんこと呼びます。収穫の難易度が高いため高価になります。

稚の地味噌煮、小鮎甘露煮は岐阜地元の食材をふんだんに
使っており、普段巡る地域と違う食材を味わえるのは嬉しい限り。

同席者は牛蒡照り煮の味付け、近江こんにゃくの食感を甚く気に
入っておりました。また器の形が珍しいと言及しています。

 

 

【碗物】
鱧 黒あわび茸 ズッキーニ

旬な食材である鱧が登場です。色合いの関係でズッキーニの存在
が目立ちます。このメニューは深く考えず食べてしまったので
感想は同席者にお任せ。

鱧と黒あわび茸、鱧とズッキーニをセットで食べましたがそれぞれ
で食感と味わいが変化して楽しめるとの話です。
空調の関係で体が冷えてくるタイミングで提供されたので、店の配慮
がしっかり行き届いているとのこと。

 

 

【お造り】
本鮪 鳴門鯛
鱸 鰆たたき

花の模様が彩られた器に美しく盛り付けされています。
4種の刺身をじっくりと味わいました。

この中ではぐでぐでは鰆たたきが気に入り、同席者は鳴門鯛を気に
入っております。

 

 

【焼物】
長良川天然鮎 塩焼き
鰻蒲焼き

岐阜に来たなら、長良川天然鮎は絶対に外せない一品です。
写真ように既に塩と味噌で味付けされているので食べ比べて
みましょう。好みの問題ですが、ぐでぐでも同席者も味付けは塩の
方がよいと意見がまとまりました。味噌も美味しいですが
これは本料理の前の飲んだお酒が影響しているかも。

鰻蒲焼きは美味しいですが、存在感の強い鮎に持っていかれたかも。

 

 

【酢物】
鮑と水蛸 霙和え

青みのかかった器がオシャレで料理を際立たせてくれます。
食材の組み合わせが良く、それぞれの持ち味を引き立たせてより美味しく
いただきます。この2種を一緒に食べるのは初めてですが単品で食べるのと
味が全く異なります。

同席者はこの組み合わせが良いことを知っていたので、さも当然に食事して
特にコメントなし。

 

 

【冷鉢】
飛騨牛冷しゃぶ

飛騨牛、トウモロコシ、トマトなど彩り豊かな一品です。梅味ベースのソースが
美味しさを引き立たせてくれます。

肉とトウモロコシは相性が良いので、セットで食べると本当に美味しいです。
さらに梅味ベースのソースがより美味しさをアップしてくれます。

同席者はこの組み合わせについて知らなかったようで、大いに感動していました。
また、花びらを模した器の美しさにも同じく感動して大いに喜んでいました。

 

 

【揚物】
鮎せんべい

カリっとした食感がせんべいにそっくりです。お酒が進むので大変ありがたいです。

 

 

【止椀】   【食事】
浅利の赤出汁、釜炊き御飯

いよいよコース料理も終わりに近づいてきました。
最後の飯物+漬物+赤出汁はお約束ですね。

 

【水菓子】
西瓜 不知火

例のごとく甘味はただ美味しくいただくのみです。瑞々しく、甘く最後の締めに
相応しい品です。

 

 

 

 

 

 

・・・と思いましたが、ぐでぐでも同席者もまだ食べ足りない様子です。
かなりお腹を空かせてからやって来たためもう少しいただきます。

このタイミングで本日いただきましたお酒(日本酒)をご紹介します。

氷室 (大吟醸生酒)[飛騨高山]

地酒を飲みたいと思い、まずはこちらから。お品書きをみて辛口が合いそう
だったのでセレクトしてみました。辛口のはずですが、飲みやすい。

 

 

天領 (生貯蔵酒)[飛騨高山]

2つ目にいただきました。辛口といっても控えめな辛口なのでさっぱりして
こちらも飲みやすいです。

 

 

うを仁特製 河豚ヒレ酒

お互いに食が進みお酒も捗っている状況なので辛口のなかでも辛口よりの
この一品を選びました。器に河豚のイラストがあってかわいらしいですね。

 

 

三千盛 本醸(超辛口)[多治見]
後に紹介する追加料理のお供に用意したものです。超辛口ですが、
締めるにはふさわしいお酒です。ただし、酔いが回り過ぎないように
しっかり水は用意してもらいます。

 

 

【追加前菜】
自家製炙りからすみ

小判みたいな綺麗なからすみです。作るにはかなりの手間がかかる一品です。
ゆっくりとお酒とセットでいただきます。

 

 

【追加温肴】
すっぽんの小鍋仕立て

帰りの時間に雨が降るようなので、体温を下げないようこの品を選びます。
最後はご飯で締めて、これで提供メニューは全て完了です。

 

 

■文化の継続性に対する重要性
うを仁はただ料理を作るだけでなく、食文化の伝統継承など次世代
に対する活動を続けています。

これは日本食の素晴らしい文化を残すためではありますが、文化とは
一度途絶えてしまうと復旧するためにはかなりの年月を有します。
最悪の場合は復旧ができないこともありえます。

食事は単なる栄養補給の作業となっている方も、いるやもしれません。
しかしながら、本来は家族や仲間と楽しみ、憩いの時間となるものです。
様々な価値観があって、昔と比べると食事に対する意識というものは
変わっているのかもしれません。

毎日でなくても構いませんので、何かの節目となるときの食事だけでも
家族で食卓を囲み、各々の近状を語らって話に花を咲かせてください。

そして食事の楽しさを次の世代にも伝えていただけると幸いに思います。

 

 

■おせちだけじゃない。カニを筆頭にいい品あります
匠本舗ではカニを筆頭に、様々な海産物を取扱いしております。
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強くおススメいたします。当店よりチョイスいただいた品で素敵な食卓を
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