【2025年】おせち料理と新年の過ごし方~時代に合わせた柔軟さ

■ごあいさつ
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。『ただ』のぐでぐでです。

2025年(令和7年)を迎えることができました。2つ前の元号で
ある「昭和」で換算すると昭和100年となるようです。
「平成」で換算すると平成37年となります。

新年はおせち料理を中心に食卓を囲む家庭が主流であると思われます。
「おせちアンケート」で検索すると10以上の調査結果が出てきます。
これらの調査結果は総じて情報にベクトルがかかっています。
誘導性、願望性というものを完全に排除することができないというのが
実情です。

さて、身も蓋もない話で恐縮です。当面の間、おせち文化は残ります。
若年層のおせち離れがあることは事実としてもECサイトでのおせち
市場は成長し増え続けています。「作る」より「買う」へシフトして
いるのが、このあたりで読み取ることができます。

現在の重箱スタイルになったのは江戸時代末期から明治時代となります
が、原型ともいうべきものは弥生時代から始まっています。
そのため、今後も形を変えながら何らかの形で残っていくものと思わ
れます。

といいつつ、無為無策で臨むわけにも参りません。おせちの現状の
トレンドやおせちとどのように向き合って新年を過ごすのかを本記事
にて皆さまへお伝えしていきたいと考えます。
お付き合いのほど、よろしくお願いいたします。

 

 

■料亭、料理人監修のおせちに人気が集まる
おせちの現状のトレンドとしては
原材料費、人件費の高騰による値上げは致し方無い部分ですが
それ以外に確かな差をつける監修おせちが好評です。
単純に全てを価格転嫁できないため、各事業者の創意工夫にて
コストパフォーマンスの高い商品開発が進められます。

伝統的な和風おせち、SNS映えする華やかなおせち、和洋折衷な
おせちなど、様々な進化を遂げるおせちが多様性と個別化の流れ
に沿っていきます。要はおせちも現在の消費者のニーズに合わせて
くれています。
その他には高付加価値をつけるプレミアムおせちの市場も年々
拡大していきます。
個々のライフスタイルに合わせる形で今後も発展していくでしょう。

 

 

■12月31日~1月3日にまとまった人数が集まれるか
ぐでぐでは、昨年以降は年末年始をしっかり休めていますが、休めな
かった時期もあります。24時間体制又は土日祝を含めたシフト勤務を
する会社に在籍していた時期は年末年始も働いていました。

エッセンシャルワーカー(生活必須職従業者)に区分された下記業界で
働く方は年末年始に休みを取れないといわれます。全員が休みを取れない
わけではありませんが。

医療・保健
公共安全・セキュリティ
食品生産・流通
交通・物流
エネルギー・インフラ
製造業
教育・保育
公共サービス・行政

ただし、上記に類さない方でも年末年始に働くことはあります。
神職の方は参拝客の対応で働きますし、おせちを取扱う業界では全て
の方ではないとしても、対応窓口は営業しているでしょう。

年末年始に働く方がいるとしても12月31日~1月3日の4日間で
休みなく朝から夜まで働く方は、居るとしてもその母数は決して多く
ないでしょう。働き方改革の一環で、時代の流れとしても許されなく
なっています。

一般的な調査では若年層のおせち離れが囁かれていますが、年末年始
に家族や親戚と集まることができるか否かがポイントとなります。
家族・親戚のところは親しい友人・仲間に置き換えてもよいでしょう。

おせち以外に年末年始の行事として
★除夜の鐘
★初日の出
・年越し蕎麦を食べる
・年末の大掃除
・お雑煮を食べる
★初詣に行く
・帰省
★しめ縄
★門松
★鏡餅
・お年玉
★年賀状
★書き始め

が挙げられます。厳密に他にもありますが、どうでしょうか。今も
これらの習慣は残っているでしょうか。
時代の流れが進み、ある程度合理的に考えて行事を見直しすること
があったとしてもやむを得ない部分があります。

ぐでぐでは★印以外の行事は続けていますが、大掃除もそのうち
時期をずらして、年末に清掃するのは止めそうな気がします。
せめて、食べる関係の行事だけは頑張って続けようと思います。

 

 

■おせちを食べない方
主に若年層を中心におせちを食べないと調査結果があります。
理由はいろいろありますが、突き詰めると「味付けが合わない」
という1つに集約されます。
ぐでぐでも幼少の頃はおせちの味付けが苦手だったので、かまぼこ
や伊達巻など食べやすい食材を用意してもらった記憶があります。

この場合は寿司、焼肉、すき焼き、ピザなど他の品々を入れて
柔軟に対応するなどの方法が考えられます。

 

 

■世代・人数に合わせたシチュエーション3パターン。

 

 

【友人・仲間といただくケース】
<12月31日の夜に集まり、1月1月の深夜から食べる>
お酒と会話を楽しみつつ、年越し蕎麦を食べて、おせちを食べます。
多人数で会話とカラオケ、出し物(ビンゴ大会、マジックショー)
などで盛り上げて列車の始発時間まで滞在するスタイルです。
朝まで寝ずに駆け抜けるので、体力が必要です。

 

 

 

 

【家族・親戚といただくケース】
<正月三が日のどこかの日で集まり昼から夕方まで食べる>
雑煮を食べて、おせちを食べます。かまぼこ、棒鱈など一部の品は追加
で作り、寿司とピザを用意して飽きがこないよう工夫して、TV中継で
箱根駅伝やサッカーを見ながら過ごします。

甘味の品が多めのおせちを選択したこと、多様な食材を用意したことで
好評のうちに終えました。
次はおせちを主にして焼肉かすき焼きあたりを組み込んでみたいですね。

 

 

 

 

【一人でいただくケース】
<一人で黙々と食べる>
初めて試みましたが、2人用のおせちを用意して朝昼夜と間隔を設けて
複数回に分けて食べます。会話ができないのでラジオや動画をみて暇な
時間を発生させないようにしました。静かにひっそりとしたひとときを
過ごすのも、いいものです。

 

 

 

■年末年始の過ごし方について
「【2025年】おせち料理と新年の過ごし方~時代に合わせた柔軟さ」
についていかがでしょうか。

おせちだけで満足する世代、おせち以外も必要な世代という形で価値観
も人それぞれです。新年を祝うおせちの食文化は今後も続けていきたい
ですし、多くの方にいにしえの日本文化に触れていただきたいとの思い
があります。食は人々に笑顔をもたらしてくれます。

どうか、皆さまも食を通じて幸せな日々をお過ごしください。
それでは本年もよろしくお願いいたします。

 

 

■おせちだけじゃない。カニを筆頭にいい品あります
匠本舗ではカニを筆頭に様々な海産物を取扱いしております。
ネットショップ大賞を10年以上連続で1位との実績がありますので
強くおススメいたします。どうぞ素敵な食卓を楽しんでください。