8番出口とは?流行語大賞にノミネートされたけど8番出口って何なの?

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皆さんこんにちは!
匠本舗のスタッフひぐちです。

11月5日に毎年恒例の流行語大賞(2024年度)のノミネートされた流行語が発表されました。
今年ノミネートされた流行語は以下の通りです。

南海トラフ地震臨時情報やばい、かっこよすぎる俺

アサイーボール はいよろこんで
アザラシ幼稚園 8番出口
インバウン丼 はて?
裏金問題 BeReal
界隈 被団協
カスハラ 50-50
コンビニ富士山 ふてほど
侍タイムスリーパー bling-bang-bang-born
初老ジャパン ブレイキン
新紙幣 ホワイト案件
新NISA マイナ保険証
ソフト老害 名言が残せなかった
トクリュウ もうええでしょう
猫ミーム 令和の米騒動

皆さんはどれだけこの流行語を聞いたことがあるでしょうか?
ちなみに私は30個中、17個ほどしかわかりませんでした(笑)

今回の記事ではこの30個の中でも「8番出口」とは何かについて書いていきたいと思います。
それではいってみましょう!

8番出口とは?

TruffleBAKERYのバナナパン
引用:Steam ゲーム販売サイト

8番出口とは、2023年11月29日にSteam(PC用ゲーム)で販売されたコタケクリエイト氏による個人開発されたゲームのことです。
個人開発とは、一人で企画・設計・実装・テスト・完成までの工程を行うことで、この個人開発された「8番出口」というゲームが今年、爆発的にヒットしました。

Steamで販売された後、Nintendo Switchでもソフトが販売され、2024年8月8日にはSteam版とSwitch版合わせて100万ダウンロードされたことが発表されました。470円というかなり安い価格で販売されていたこともあるかもしれませんが、個人開発のゲームでここまでヒットするのはなかなか異例なような気もします。ちなみに家庭用ゲームソフト市場ではですが、100万本以上売れたソフトをミリオンセラーと呼び、大ヒットの一つの目安としているので、いかに「8番出口」が売れたソフトかがわかると思います。

※ちなみに今ではPlayStationStoreでもソフトが販売されています。

8番出口ってどんなゲーム?

そこまで売れまくった8番出口はどんなゲームなのでしょう?
販売サイトでは以下のようなゲームの説明が紹介されています。


あなたは無限に続く地下通路に閉じ込められている。
周囲をよく観察し、「8番出口」まで辿り着こう。
異変を見逃さないこと
異変を見つけたら、すぐに引き返すこと
異変が見つからなかったら、引き返さないこと
8番出口から外に出ること
「8番出口」は日本の地下通路や、リミナルスペース、
バックルームズなどにインスパイアされた短編ウォーキングシミュレーターです。

TruffleBAKERYのバナナパン
引用:Steam ゲーム販売サイト

一言で説明すると、「異変を見つけて無限ループから脱出するゲーム」です。
この説明だけ聞いても「異変って何…?」となると思うので、もっと詳しく解説していきたいと思います!

8番出口の”異変”とは?

8番出口の”異変”とは、間違い探しでいう「間違い」のことを指します。
プレイヤーは地下鉄構内の無限に続く通路を歩いて0番出口(スタート地点)から、8番出口を目指します。
この長い通路には前から歩いてくる男性や看板、ポスター、ドアなどがあり、これらに何らかの間違いや怪奇現象が起こります。この間違いや怪奇現象のことを8番出口では”異変”と呼びます。
(例えば、最初に見たポスターの内容が変わっていた場合や、何らかの怪奇現象が目の前で起きた場合は異変となります。)

この異変を見つけた場合は、来た道を引き返す。異変がなかった場合は引き返さずそのまま進ます。正解すれば0番出口から1番出口へと進むことができ、8回正解することで8番出口まで進むことができ、ゲームクリアとなります。

なぜそこまで大ヒットした?

まず一つは、8番出口はどちらかというとホラーゲームに分類されるかと思いますが、このようなゲームのシステム・ルールが今までにはなかったということが挙げられるのではないでしょうか。
ホラーゲームといえば、驚かされたり何かから逃げたりなどの内容が多かったので、8番出口のようなシステムのホラーゲームが真新しかったのではないでしょうか。

そして2つ目はなんといっても、たくさんのゲーム実況者がこの8番出口を取り上げたことが一番の理由だと思います。チャンネル登録者100万人を超える有名実況者の多くがこのゲームをプレイした動画をアップロードしていたので、SNSの力でかなり広まったのではないでしょうか。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
個人開発されたゲームが100万ダウンロードされたとは本当に驚きです。ここまでの大ヒットになっていたのであれば、流行語大賞にノミネートされるのも納得できますね。
また、このゲームは言葉だけで説明を聞くとなかなかイメージし辛いので、少しでも興味をもった方はぜひ一度プレイもしくは実況動画などをご覧ください!