じあえんそさんおっさん とは
私41才、妻、中学生の娘と、小学生の息子、の4人家庭に、
毎日、家中に次亜塩素酸水をふりまき、次亜塩素酸水のオススメばかりすることで、
家族から「じあえんそさんおっさん」と呼ばれるようにまでなった私の次亜塩素酸水ブログです
人のおでこや、
スマホ画面、
近所の滞留したミゾの水や、
池の水のいちばん汚いところから採取して、
顕微鏡でいろいろな菌を見ていたら、最近…
けっぺきしょう気味な、じあえんそさんおっさんです。
ちなみに、綿棒でこするだけで、いちばん菌が取れたのは、ナント! ➡
…スマホ画面でした!! 😯 😯 😯
そして。
文部科学省から、学校での「次亜塩素酸水の噴霧をしないよう」通達が出ました。
これは、じあえんそさんおっさんとしては、特に反対はありません。
どっちかというと賛成です。
使いたい人が、理解してから使えばいいのです。
人に無理強いは必要ないと思います。
それに、極々わずかな塩素臭が頭痛の原因になる子がいるかもしれないし、
皮膚炎などで、普段から水道水にも塩素にも気を使ってる子がいるかもしれません
考え方は人それぞれなので、特に意思表示の難しい子供達の場に、
現段階で備えなくてもよいとは思います。
前回の、次亜塩素酸水で日本中が混乱する3つの理由に続いて、
今回は「じあえんそさんおっさんの適正な塩素濃度とは!?」についてです。
おっさんは、
スプレー噴霧用約200ppmまで
(3~5回スプレーして表面を水分が覆うくらいの量。拭き取り必要なし)
超音波加湿器用約20ppmまで(人と加湿器を2m以上、離して置く)
上記を、人に安全な上で、最も効果が高いバランス点の濃度と考えています。
※弱酸性~中性 ジクロロイソシアヌル酸ナトリウム粉末から生成した次亜塩素酸水の場合
この濃度について適正なのか?適正って何を基準に?というところを考えていきます。
参考指標となる塩素濃度について
日本の水道水は、【 0.1ppm以上義務~1ppm以下を目標 】とされており、
世界保健機関では【 5ppm以下 】の飲料水について生涯毎日水を飲み続けても健康に影響が無い、としています。
なぜ、義務とか目標とか、そしてこんなに幅があるのでしょうか?
それは、次亜塩素酸が液体となった時から、揮発して消失しはじめることと、
水中でも空気中でも、有機物に作用(除菌)した後に消失していくからです。
除菌しながら薄くなりながら、より遠方まで流れていっているので、固定の数値にできないのです。
■人が飲む など
浄水場から水道管を通って近所は高い濃度となり、最も遠方でも0.1ppm以上を保つ義務があることで、水道水の安全は守られています。
■人が浸かる
感染症を予防する為に、日本のプールの水は、0.4ppm以上~1ppm以下を保つことが義務であり、プールの足洗い場や洗体槽(腰洗い槽)は50~100ppmです。
■カット野菜などを10分間漬ける、鶏肉・アジ・タマゴなどを30秒流水洗浄する
食品添加物としての次亜塩素酸水(電解式)は、10ppm~80ppm以下です。
ちなみに厚生労働省の有効性検査(漬込み)にて、
微酸性次亜塩素酸水(pH5.2、57ppm)が1分以内に、大腸菌・黄色ブドウ球菌、MRSA、サルモネラ菌、緑膿菌、レンサ球菌、カンジダ、黒コウジカビを死滅させました。3分以内に枯草菌を死滅させました。
枯草菌については、塩化ベンザルコニウム500ppm、次亜塩素酸ナトリウム(有効主成分ClO–)200ppm、で死滅させることができなかった為、
次亜塩素酸水(有効主成分HClO)は強い効果を示している。とあります。
除菌効果or安全性を語る上では、
濃度だけではなく使い方(質量×回数)の考慮もいります。
除菌効果or安全性 = 濃度 × 質量(水量)× 回数(or時間)
人が飲むのか、口や鼻や目に入る事を想定するのか、
次亜塩素酸水にドップリ浸かるのか何分浸かるのか、
スプレーを1回だけするのか5回するのか、
加湿器で30分だけ噴霧するのか24時間するのか、
人と加湿器の距離をどれくらいに置くのか、
…など、使い方によって濃度を適正に変える必要があります。
以上をふまえて、
50~100ppmに人がジャバっと浸かる、
10~80ppmに食品を10分間漬けたり30秒洗い流す事に対して、
スプレー噴霧では、1回0.1ml~0.2ml×5回プッシュ = わずか0.5ml~1ml程度の容量ですので、対象の表面を一瞬覆う程度の水量では、200ppm程度の濃度が除菌に適した濃度と考えます。
世の中に実用されている参考濃度から、
ご家庭では濃度をより薄く100ppmで、量と回数をふんだんに使う、
医療や洗浄の現場などの場所などでは、1回で瞬時により効果を高める為に300ppmで使う、など、お好みにアレンジしていただければ幸いです。
※弱酸性~中性 ジクロロイソシアヌル酸ナトリウム粉末から生成した次亜塩素酸水の場合
感染予防対策に、有効な一つの選択肢として次亜塩素酸水が使われ、
少しでも早く社会がより良くなりますように、その願いを込めてお届けしております。
長くなりましたので、「加湿器での噴霧と塩素濃度の考え方」については、次回きっちりお話ししていきます 😛
次回公開予定
じあえんそさんおっさんの空間噴霧は危険!?うつけ者共を斬る!
ppm(ピーピーエム)という単位
「parts per million(パーツ・パー・ミリオン)」という、100万分の1という割合を表す言葉ですが、液体でppmを用いる場合は1Lに対して、1ppm=1mg=0.0001%とします。つまり、次亜塩素酸濃度100ppmというのは、1Lの水に対して100mgの次亜塩素酸(HCIO)または、次亜塩素酸イオン(OCI ̄)などの有効塩素が、含まれているということになります。
この濃度を塩素濃度という単位で、効果の強弱・安全性の強弱の目安の指標としています。
・本文は、私個人の知識と経験により、個人の主観によりお届けしています。
・間違いがございましたら、ご指摘いただけましたら検証・検討の上、訂正させていただきます。