12月になったので今年の7月に書いた記事を再掲します
めっちゃ暇(※やらないといけないことはたくさんあるけど面倒くさい)
せっかくの休みですが30代独身男性に有意義な用事なんてあるはずがありません。
暇を持て余した30代の独身男性は、なぜかちょっと凝った料理を作りたがるのが世の常なので、今回は前後編の2本立てで食卓が華やかになる一品を作ってみます。
スーパーに行って買ってきました。
【前編】の今回はこの高級肉を使って「絶品ローストビーフ」を作ってみます。
意外と簡単におうちにある材料でできますので是非チャレンジしてみてください。
それではまずは材料のご紹介。
<2~3人前分>
・牛肉ブロック … 300~400グラム(モモ肉とかの赤身肉がオススメ)
・塩 … 3~5グラムぐらい
・コショウ … 適量
・油 … 適量
(A)醤油 … 大さじ2
(A)酒 … 大さじ2
(A)みりん … 大さじ2
(A)砂糖 … 少し
・わさび … 少し
~作り方~
①肉を冷蔵庫から出し常温に戻す。
★いきなり来ましたがこれが最大のポイント!
ここの工程をすっ飛ばすと肉の中心までしっかり火が入らず、
生焼けの原因になります。
今回は結構厚みがあるお肉だったので1時間半くらい常温で放置しました。
お肉の大きさによっても変わるので適宜調整してください。
②肉に塩コショウをまぶししっかり塗り込む。
塩は少し多いと感じるくらいのほうがおいしいと思います。
コショウは何でもいいですがあらびきブラックペッパーがあればそれっぽくてかっこいいのでおススメ。
③フライパンにサラダ油をひき、高温で表面を焼き固める
表面にしっかり焼き目が付くように、ひっくり返しながら全面焼いていきます。
オリーブオイルでもいいですがそんなもん持ってねーよって人はサラダ油でOK。
④焼いたお肉を耐熱袋に入れ、その中に(A)の調味料を入れ、
空気を極力抜いて袋の口を閉じる。
袋はジップロックみたいなものでも、ポリ袋でもOK。
今回は120度まで大丈夫なアイラップを使いました。
水につけながらだと空気が抜きやすいですよ。
⑤炊飯器に沸騰したお湯と水道水を9:1くらいの割合で入れ、
その中に④を入れる。
お肉がしっかり浸かるくらいの水位があればOK。
炊飯器の底は熱くなるので、袋が破れないよう念のためにお皿をひいてます。
ちょっと水を入れることで熱が入りすぎないようにするのがポイント。
⑥炊飯器のふたを閉め「保温ボタン」を押して30分放置。
※間違えて炊飯押さないように注意です。
大体100gで10分くらいのイメージなのでお肉の大きさで調整してください。
今回は15分したらお肉の上下を入れ替えました。
⑦30分たったら炊飯器から取り出し、粗熱が取れるまで袋のまま放置します。
⑧袋から肉を取り出し、表面の水分をふき取った後ラップで包み冷蔵庫に入れておきます。
※袋の中のたれはあとで使うので器に取っておいてください。
※すぐに食べてもいいけど少し冷やしたほうが肉汁が落ち着きます。
⑨たれを作ります。
⑧で残しておいたたれを火にかけ、少し煮詰め最後にワサビを加え混ぜたら出来上がり。
保温中に出た肉汁も入っているので肉のうまみがきいたソースになります。
赤ワインなどを使うのが王道っぽいですが、このためだけに赤ワイン買うのはあほくさいので今回は簡単なソースです。
さあ、あとは切って盛り付けるだけです。
冷やしたローストビーフを切ってみましょう。
包丁入れるまで成功しているかどうかわからないのがローストビーフの怖いところ。
さあ今回は成功するのか…
・・・
・・・
・・・
・・・
はい 勝ちました(*´▽`*)
火の入りからしっとり具合まで文句なしの仕上がり。
ここまで来たら私の勝利は確定したので、あとは鼻歌を歌いながら華麗に盛り付けるとこんな感じ。
作ったたれもかけちゃいましょう。
味ももちろん絶品。
しっとり柔らかい食感と赤身肉ならではの旨味が絶妙。
これは赤ワインなんかめちゃくちゃ合うんじゃないでしょうか(飲めないから完全に推測ですが)
面倒くさそうに思うローストビーフですが、放置している時間が多いので実際の調理時間は10分くらいで結構簡単でした。
お肉の大きさでも変わるとは思いますが「焼く前に常温に戻す」ことさえ守れば大きな失敗はないんじゃないかなぁと思います。
今回は家庭にある材料で作りましたが、それでも大満足の逸品に仕上がりました。
あとは皆さんでスパイスやソース作りでいろいろアレンジしてみてくださいね。
後半では「絶対に曲がらないエビフライの作り方」を伝授しちゃいますので、また見に来てくださいね!
やっぱり自分で作るのはめんどくさいって方。
匠本舗ならローストビーフ入りのおせちもたくさんご用意してますよ~
※8/1より販売開始予定です。