冷凍カニの正しい解凍方法をご紹介 ~美味しくお召し上がりいただく為に~

今年もあっという間に12月。
年末に向けてカニの準備は出来てますか!?

かに本舗では今年も豊富なラインナップで、お客様のカニ食べたい欲を満たしてまいります🦀🦀🦀

せっかくなら美味しく食べてもらいたいよね!ということで
今日は正しい蟹の解凍方法をご紹介します。


~美味しいカニの解凍方法~
①生ガニかボイル済みか確認しよう!

一言でカニと言ってもいろんな種類がありますよね。
例えばタラバガニやズワイガニに毛ガニなど。

冷凍ガニの解凍の際、一番注意すべきポイントは「生(未加熱)」か「ボイル済み」かの確認です。

ここを間違えてしまうと、本来の美味しさを楽しんでいただけなかったり、なんだこれ!というような変色を起こしたりします。

自分で注文いただいた方は大丈夫だと思いますが、カニって年末のギフトとして利用される方も多いので「届いたのはいいけどこのカニは生なのか?」みたいな方も少なくないのではないでしょうか?

そんなお客様は色を見れば一目でわかります!

・生ガニ ⇒ 茶色っぽい
・ボイルガニ ⇒ 鮮やかな赤色 という感じ。

もし自分のカニがどっちか分からなくなった方は参考にしてください。
※紅ズワイガニはボイル前から赤色なので注意してください~

それでは解凍方法の説明です。


~冷凍ガニの美味しい解凍方法 生ガニの場合

冷凍生ガニの解凍時の鉄則は「自然解凍NG 時間をかけずに流水解凍」です。当店の解凍方法説明の一部を添付しますね。

生ガニの場合は、商品を直接流水で一気に解凍します。
表面の氷の膜(グレース)を溶かし、外側は柔らかく中心部分はまだ硬い半解凍状態がおススメ。

あまり長く水に浸けすぎると旨味も流れてしまうので注意してくださいね🦀

なぜ自然解凍がNGなのかというと・・・

↓↓こうなります↓↓

これはカニの黒変という現象で、カニの体液が酸化して黒くなる自然現象です。
冷凍状態では進行しませんが、冷凍状態じゃなくなると加熱するまでどんどん進行します。

当然自然解凍の場合は冷蔵庫や常温で放置するわけなので、解凍中にもどんどん黒変が進行していき、食べるときには真っ黒!なんてことが起こってしまします。

なので生ガニの解凍は時間をかけずに食べる前に一気に流水解凍」⇒「すぐ食べる」が鉄則なわけですね。

↓↓黒変についてはこちらで詳しく説明しています↓↓
カニが真っ黒になる原因と防止法 ~カニの黒変について~


~冷凍ガニの美味しい解凍方法 ボイルガニの場合

生ガニは流水解凍、ではボイル済みのカニはどうなのか?
こちらは「冷蔵庫で時間をかけてゆっくり解凍」が正解。

剥き身か姿か肩脚かによって多少時間は変わりますが、冷蔵庫で1~2日じっくり解凍すると味が落ち着き美味しくお召し上がりいただけます。
生ガニ同様氷の膜(グレース)を張っているのでかなり水分が出ます。
トレーやお皿などを敷いて、冷蔵庫がべちゃべちゃにならないように注意してください。

ボイルガニは加熱しているため、生ガニのような黒変は起こりません。
職人が絶妙の塩加減で茹で上げているので、流水解凍してしまうと旨味も一緒に流れだしますので流水解凍はおススメできません。
どうしても急ぎの場合は蒸すのをお勧めします。

姿のカニ(甲羅付きのカニ)の解凍の際は必ずひっくり返して解凍してください。
そのまま解凍するとカニ味噌が流れ出てしまします。


以上、カニの美味しい解凍方法のご紹介でした。
お問い合わせ頂きお客様の中にも誤った解凍方法をされる方が結構多く、
特にカニが黒くなったという問い合わせのお客様は、自然解凍されている方が多いです😭

当店としてもお召し上がりいただきたいという気持ちで、商品に解凍方法説明書も入れておりますので、どうか食べるまでは捨てないで保管をお願いしますm(__)m

最後におすすめのカニを紹介しますね。

超特大10L~8L生ずわい蟹半むき身満足セット 4kg超(総重量約5.2kg)

当店の人気№1、10L~8L半むき身セットに4キロの大容量が登場。
年末年始の大家族の集まりにも大活躍間違いなしです!