どうもこんにちわ。
普段話食べ歩きの記事とかを書いてます、匠本舗スタッフのにしむらです。
いきなりですが皆さんはお魚好きですか?
自分も昔はお肉が好きだったんですが、やっぱり年取るにつれてお魚が好きになってきました。
鯛とか鮭とか鰤とか色々食べますが、その中でも昔から大好きなのが何と言ってもサンマ
焼くとジュワッとあふれる脂の旨味が絶品で、大根おろしとの相性が抜群ですよね。
そんなサンマ好きの私ですがここ数年は正直言って一年に1回くらいしか食べません。
好きなのに食べない理由?
さすがに高すぎる・・・
昔は1匹100円で丸々太っていたのがスーパーに並んでいたのに、
ここ数年では秋先に並ぶのはやせ細ったくせに1匹500円!!!
さすがに私のような一般的サラリーマンではお気軽に手が出せません。
別に高い分には仕方ないんですが、細いのが許せないんですよねぇ…
ということで高い高い言ってますが、実際にはどんな状況っていうのを調べてみましたので、良かったらご覧ください。
①漁獲量と価格を調べてみた結果
とんでもないことにになってますね~
全国さんま棒受網漁業協同組合(https://www.samma.jp/index.html)を確認し、詳細な数字を調べたところこんな感じになってます。
~漁獲高~
・2008年 ⇒ 343,225トン
・2022年 ⇒ 17,910トン ※2005年比較でなんとわずか5.2%!!!
~漁港での取引価格~
・2008年 ⇒ 65円/㎏
・2021年 ⇒ 620円/㎏ ※2008年比較で実に9.5倍!!!
漁港での価格なので、ここから仲卸や小売店の流通を挟むので、私たちの手元に届く時にはあんなに高くなっちゃうんでしょうね
実際見てみるとえげつない数字。
そりゃ気軽に買えなくなるわなといった印象です。
ちなみにサンマの価格は10倍にあがってますが、その間の実質賃金はこんな感じ。
※厚生労働省HPより引用(https://www.mhlw.go.jp/stf/wp/hakusyo/kousei/19/backdata/01-01-08-02.html)
いや、賃金は下がっとんのんかい!!
サンマが高いのか日本人の給料が安いのかよくわからなくなってきましたが、
少なくとも気軽に食べられる魚ではなくなってしまったというのは事実みたいです。
1匹100円で毎日食べられる魚が、わずか10年くらいでちょっと気合い入れないと買えない魚になってしまうなんて信じられないですね。
缶詰なんかもどんどん値上がりしてるみたいです。
「さんま蒲焼」など値上げ 来年2月、家庭用224品―マルハニチロ
獲れなくなった原因ですが
・海水温が上がったせいで本来の漁場に来なくなっている説
・そもそも各国が取り過ぎたせいで資源が枯渇している説
などなど考えられているそうです。
難しいことは分かりませんが、サンマ好きとしてはしっかり資源保全をしたうえで、毎年サンマが食卓に並ぶことを切に願うばかりです。
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