生筋子から作る自家製いくら醤油漬け(アニサキス対策も)

皆さんこんにちわ。
普段は食べ歩きの記事を書いているスタッフにしむらです。

大人から子供までお寿司でも大人気のいくら。
美味しいんですがいかんせん高い。

近くのスーパーだとこんな感じ。

30gで800円とかいう超ブルジョア価格。
しかもこれで買ってみると好みの味じゃなかったりするんですよねぇ。

というわけで今回は生筋子から自家製イクラの醤油漬けを作ってみました。
意外と簡単だったので興味ある人は是非作ってみてください。

というわけで筋子を買ってきました。

今回買ってきたのは北海道産の生筋子。
イクラが獲れる時期(秋鮭が獲れる時期)は9~11月くらいで、後ろに行くほど皮が分厚くて硬くなるようです。

なかなか立派な筋子。

早速作っていきましょう。

まず一粒ごとにバラさないと話にならないのでバラしていきます。
ネットで検索すると、ラケット使ったりお湯でほぐしたりなどいろんなやり方があるみたいです。

今回は一番簡単そうだったお湯でほぐす方法でチャレンジ。
ここで生筋子を使うときに注意する必要があるのがアニサキス。

鮭にはアニサキスがいますし、当然内臓近くの筋子にもアニサキスが潜んでいる可能性があります😱
※冷凍の筋子を使う場合はすでに死滅しているので気にしなくて大丈夫です。

厚労省の指針でアニサキスを死滅させるには
「70度以上もしくは60度以上で1分」の過熱が必要とのこと。

なので70度のお湯で筋子をほぐしてゆきます。

70℃程度のお湯に3%程度の塩を入れそこに筋子をそのまま放り込みます。
※温度計がなかったので沸騰したお湯800ccに水道水200㏄くらい入れました。多少温度高くてもたいして問題無いみたいです。

そしたら菜箸でぐるぐるかき混ぜます。

するとこんな感じで膜が勝手にはがれて菜箸にくっついてきます。

こんな感じに濁った水が出ますので上澄みを捨てます。

捨てるとこんな感じ。
まだまだ残った膜があるので手で取りながら、水を変えて上澄みを捨てるを5回ほど繰り返します。
この時の水も塩水の方が良いらしいですが面倒なので真水でやりました。
白い膜はずっと出てくるのであまり神経質にならなくていいです。

あらかた汚れが獲れたら少し塩を振って水気をきります。
この時点で少し白っぽくなってますが、調味液につけると綺麗な透明感が戻るのでご安心ください。
因みにこの段階で食べても生臭いだけで全くうまくないです。

水気が切れたら調味液に付け込みます。

今回の調味液は
酒:味醂:鎌田の出汁醤油を1:1:1で合わせました。
※酒と味醂は煮切ってアルコール飛ばしてください。

このまま冷蔵庫で半日放置したものがこちら。

一粒一粒がパンと張った感じになりました。
塩分濃度で皮の張りとかが変わるみたいなので色々お試しください。

水分を切って重さをはかってみました。

出来高300g、調味液を吸って結構ふくれたみたいです。

早速実食。
大粒でほどよいプチプチ感があり絶品。
ちょっと味付けが濃いめだったので少し和風だしとかで調味液を薄めてもいいかもしれません。

せっかくなんでサーモンと一緒に親子丼にしてみました。
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甘じょっぱい味付けが絶妙で大変美味でした。
結構量もできたので、このくらいのお茶碗で作るイクラ丼なら8杯くらい出来そうです。

というわけで初挑戦ながらなかなかのクオリティに仕上がりました。

調味料等含めても出来高300gで2000円もかかってないのでかなりお安く出来ましたし、何より意外と簡単でした。

自家製なんで好きなように味付けできるのもいいですね!

皆さんも是非旬の今の時期にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

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ご覧いただきありがとうございました~

参考にさせて頂いたレシピ:https://cookpad.com/recipe/5892133

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