日本の伝統文様の意味

日本の伝統文様

 

 

 

 

 

 

 

こんにちは。
カタログ制作スタッフさいとうです。

今回は日本の伝統文様についてお伝えしたいと思います。

カタログ制作をしていると、ページの装飾について考える事があり、
おせちと蟹…となると、和柄を探すのですが、
その時に伝統文様には名前意味がある事を知りました。

昨今大ブームの”鬼滅の刃”のキャラクターにも
使用されていますよね。

そんな文様の一部をご紹介したいと思います^▽^/


 

青海波(せいがいは)

青海波

 

 

 

 

 

 

 

 

青海波は、扇型を交互に重ねて波を表した模様になっています。 どこまでもいつまでも、穏やかに波が続いていることから、未来永劫平安を祈る吉祥文様として扱われています。
こちらを使用するだけで海感が出て良い感じです。
今回のおせち号に多用していました。インターネットのアンテナマークにも似ていますよね…

 


 

市松(いちまつ)

市松模様

 

 

 

 

 

 

 

 

色違いの正方形を交互に並べた柄。西欧のギンガムチェックに類似。織柄として古代から存在していたが、江戸中期の歌舞伎俳優の佐野川市松がこの文様の袴を愛用したことから「市松」の名がついたと言われています。
柄が途切れることなく続いて行くことから、繁栄の意味が込められており、子孫繁栄事業拡大など縁起の良い模様として沢山の人に好まれていたそうです。

こちらは日常でもよく使用されている柄ですね。
ギンガムチェックと呼ばれたり、ブロックチェックとも呼ばれたり…様々ですね。
そして鬼滅の刃では主人公炭治郎の羽織の柄!
緑と黒の市松模様を見ると、つい鬼滅の刃…と連想してしまいます。
この色、柄のシャツを持っている方は、着づらくなったとかなんとか…^^;

 


 

麻の葉(あさのは)

麻の葉

 

 

 

 

 

 

 

 

正六角形の内側に、6つの菱形(ひしがた)が放射状に広がる幾何学的な模様です。見た目が麻の葉に似ていることから名づけられました。 麻は成長が早く、繊維が通気性に優れ、江戸時代以前は衣類として最も広く使用されていた素材です。他にも食用にできるなど、人々の生活にはとても密着した植物でした。

炭治郎の妹、禰豆子の着物の柄に使われていますね。
邪気を払うなど魔除けの意味もあったようです。江戸時代に女形の衣装に使われ、大人気になったとか。
お花のような可愛い柄ですね。

 


 

(うろこ)

鱗柄

 

 

 

 

 

 

 

 

三角形を交互に組み合わせた連続文様。
蛇の鱗とも魚の鱗とも言われ諸説あるが、身を守る「魔よけ」「厄よけ」として武家の装束などにも用いられていました。

鬼滅の刃のキャラクターでは善逸の羽織の柄ですね。
何かと怖がっているイメージのあるキャラなので、合っているのではと思いました。
作中では特別魔よけ対策があるわけではないようでしたが…

 


 

ちなみに、市松模様を調べると、Wikipediaに鬼滅の刃の事も記されていました。
今や老若男女ほとんどの方が知っている鬼滅の刃。
聖地巡礼もされていたりと色々なところで広がりを見せていますね。

という事で、伝統文様にはそれぞれにこめられた意味がある!
そして昔の方の魔除け厄除け未来への思いがとても強かったんだなぁと改めて感じました。

※文様の意味については諸説あります。

 

 

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