「おうちパーティー」の2回目は
○燻製料理(茹で玉子、チーズ、はんぺん、ベーコン、ナッツ、ステーキ)
を紹介したいと思います。
燻製って難しそうなイメージ有りませんか?確かに本気で作ろうとすると結構大変です。
燻製の大きな流れは下味をつける⇒乾燥⇒燻製の手順です。
下味のところは「ソミュール液」を作ってつけてと。。。ちょっと初心者にはハードルが高いのでできるだけ簡単なものを紹介したいと思います。
そもそも、燻製するときに表面の水分は天敵です。なので表面に水分のない
「ナッツ」などは燻製が簡単です。水分量の比較的少ない「チーズ」、「はんぺん」、「ベーコン」なども容易に燻製が出来ます。
===下準備~スモーク前日===
◎茹で卵
①水を沸かしそっと卵をいれて6分30秒間茹でる。氷水に6分間浸ける。
②ゆで卵のお尻の部分(とがってない方)の殻にひびを入れ少し剥き暫く水道水につけておく。そうすると、白身と薄皮の間に水が入り、殻がむきやすくなります。
③殻をむき、ジップロックなどに入れ、2倍濃縮(300㏄)のめんつゆにつけておく
◎ステーキ肉
①塩、黒コショウを擦り込み、冷蔵庫でラップをかけて1日置いておく
===準備する道具===
〇フライパン(深さがあるもの)・・・ご自宅程にあるもので大丈夫です。深さがあるものを選びましょう
〇フタ・・・フライパンにしっかりあった物。スモークするとき煙を逃がさないようにするためにピッタリサイズの蓋があると便利です。無い場合はアルミホイルなどですき間を埋めましょう
※フライパンと蓋は燻煙で汚れても大丈夫な使い古しの物がおすすめです。
〇円形の網(フライパンの直系より1~2㎝小さいもの)・・・チップとの隙間を作るためにフライパンの直系よりやや小さいものを選びましょうAmazonなどでも容易に入手できます。
※フライパンに網をセットした時、フライパンの底と網が7~8㎝以上の隙間ができるのが良いです。
フライパンの底と網の位置が近いと直火に近くなるので火加減のコントロールが難しかったり、焼け焦げる可能性がありますので注意が必要です。
〇カセットコンロ・・・自宅のコンロでもよいですが、火力が安定するのでカセットコンロの方が燻製しやすいです。
〇好みのスモークチップ・・・今回は桜のチップを使用しました。こちらもAmazonなどでも容易に入手できます。価格も非常に安いです。
****チップの種類****
【ヒッコリー】肉や魚、チーズなどいろいろな食材に合う香り。煙が出やすく扱いやすいため、初心者におすすめ。
【クルミ】クセのない香りで色付きも良く、幅広い食材に使える万能タイプ。
【サクラ】やや香りが強く、クセのある肉(豚肉や羊肉など)や、魚(サーモンや青魚など)と相性が良い。最も一般的なチップ。
【リンゴ】ほのかに甘いリンゴの香り。香りや色の付きが弱めなので、鶏肉やチーズ、白身魚などの淡白な食材に合う。
〇アルミホイル・・・チップを敷くのに使用します。
①煮玉子と肉は冷蔵庫から出して、よく水気をふき取り、乾燥した涼しい場所で30分乾燥させておく 蒲鉾、チーズは水気をふき取る
②10g程度のチップをホイルに入れて網を置き、強火にかける。煙が十分出たら材料を並べ蓋をする。
③火を弱火に落として10分間スモークして、好みの器に盛り付けて完成
※スモークはワンポイント参照
ワンポイント
・道具のところにも書きましたが網とフライパンの底の距離は大切です。必ずフライパンの底と網が7~8㎝以上の隙間ができるように準備しましょう
・手間にはなりますが、なるべく乾いた食材、少し水分がある食材、水分が多い食材と分けて燻製したほうが仕上がりが均一になります。
・基本的に10分ぐらいスモークするだけで難しくないように思いますが、食材・器具によって加熱時間が異なりますので注意が必要です。
・スモークしている間は、出来るだけ火のそばで見守っていたほうが良いと思います。特にお肉は、部位によっても火の通り具わいが異なるので、2分ぐらいで火の通り具わいを確認しながら燻製をしてください。
実食した嫁さんの感想。。。
嫁)「肉旨し!」こんなにお肉にスモークの薫り入るんだね~(#^.^#)。お肉は、頂き物の美味しい肉があって良かったね。「身も柔らかくて~幸せ~」
「スモークチーズはワインが欲しくなる味だね。本物のスモークチーズ食べると、買っていたスモークチーズがチープに感じるわ。深みが全然違う 驚き!」
「でも私は何と言っても、薫玉!!半熟加減バッチリだったね!とろりとした触感とスモーキーな味わいがたまりません」(#^.^#)
嫁)「スモークは、大人のリッチな休日のたしなみってかんじだね」(笑)
私)「でも、そんなに道具とかも高くないから、初心者の方もやり易いよね」
私)「今回は、桜のチップでやったので、次回は別のチップで楽しみたいと思います。」
嫁)「次回もよろしく(#^.^#)。美味しかったですごちそう様m(__)m」
【参考】