【第1回】料理番長 お土産におすすめしたい逸品シリーズ 「すや 栗きんとん」

いつも料理レシピを公開している「料理番長こと渡邊です」今日は新企画連載!

お土産ってたまに困ることないですか?「いつもおんなじ物を買ってしまうなぁ・・・」とか
「これって美味しいのかよくわからないけど、有名だから買っておこうかな・・・」と
ついつい美味しさもわからずに買ってしまうこともあったりしますよね。
そこで料理場長渡辺の独断と偏見ではありますが、お土産に困ったときにおすすめしたい逸品をシリーズで紹介したいと思います。

第1回は「すやの栗きんとん」です。

実は私の実家が三重県で東海三県ということもあり、今日紹介する「すやの栗きんとん」は岐阜の銘菓として地元ではかなり有名です。しかし、関西では入手が困難なことと期間限定販売の為あまり知られていないようです。

岐阜県は「栗きんとんの銘菓」が多く、中でも2代銘菓として「すや」
「川上屋」さんが有名です。

「すや」の創業は元禄年間。江戸からやってきて中津川宿に住み着いた武士赤井九蔵が開いた酢の店「十八屋」が起源とされています。
中津川宿の酢は有名で、1802年(享和2年)にこの地を訪れた大田南畝は「壬戌紀行」に十八屋の名前を記しています。
店名の「すや」は「酢屋」から転じたものであり、7代目から菓子作りを始めて現在に至ります。

実は僕、最初にいただく前ですが「栗きんとん」といえば「正月に食べる甘い黄色い甘味」で余り得意ではありませんでした。
しかし、この「すやの栗きんとん」は「正月の栗きんとん」とは全く別物です。表現が上手くないかもしれませんが
栗そのものの味を最大限引き立たせ、砂糖その他の材料はなるべく少なくして、栗の粒が感じられる栗の餡を食べている感じです。
う~~~ん伝わりにくいかな(^-^;

あまり甘くなく程よい甘さで、しっとりしているんですよね。口の中でほのかに栗の香りが広がって、緑茶に合わせると格別です。

こちらは現在販売(9月より)中で材料がなくなり次第終了です。

関西では なんば高島屋にて入手が可能です。お土産に困ったときには是非に(‘◇’)ゞ

★高島屋 すや

https://www.takashimaya.co.jp/osaka/topics/food.html

★すや インターネット購入もすやさんから直接可能です。

https://www.suya-honke.co.jp/products/detail.php?product_id=36