■ごあいさつ
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。『スタッフぐでぐで』です。
前回に続きミニ四駆のお話しです。
匠本舗では一部スタッフにてミニ四駆で覇を競い合うレクレーションが不定期で開催されます。
そんなわけで童心を帰って、『エアロ アバンテ』を手にとってみました。
ミニ四駆スターターパックARスピードタイプ (エアロ アバンテ) Item No:95210
(リンクはタミヤ公式より)
【前回の記事はこちら】
【熱き魂をたぎらせろ】30年ぶりのミニ四駆【初心者&復帰組が取り組みべきこと】
■シャーシのお話し
前回はシャーシ(土台とも言うべきパーツ)に言及していないのでこちらを述べていきます。
シャーシの種類はたくさんあるのでですが、王道のリアモーターでチョイス。
【ARシャーシ】
固い、整備しやすい、拡張性あり、重い。
固いというのは剛性があって壊れにくこと。最初はたくさんコースアウトするでしょうから
壊れにくいのはありがたいところです。
整備しやすいというのはボディを外さず電池交換できる点となります。
拡張性ありはフロント、サイド、リアにネジ穴が用意されており部品の取り付けが容易にできる
点となります。フロント左右にローラー1枚ずつ、サイド左右にマスダンパー1つずつ、リアは
左右にローラー2枚ずつが鉄則となるでしょう。バランス調整のためにマスダンパーをフロント
とリアにも取り付けるケースもあるでしょう。
重いは言葉の通りです。これは性能高いモーターにする、速度重視のセッティングにして速く
走れるようにします。重くてもセッティング次第で十分に速く走れるようにできます。
■前回紹介したグレードアップパーツの解説
15456 ARシャーシ セッティングギヤセット
⇒ARシャーシは駆動系が優秀で、剛性があるためかピニオンギア、クラウンギアへの負荷が他シャーシ
より大きいです。カーボン強化のギアに取り換えて走行を安定させましょう。
15405 フロントアンダーガード
⇒コースアウト防止用にお1つ。
15416 60mmブラック強化シャフト(4本)
⇒耐性強化のため。お約束の品。
15111 丸穴 ボールベアリング4個セット
⇒細かい理屈はカット。駆動ロスを抑える大事なアイテム。
15237 スーパーXシャーシ・ゴールドターミナル
⇒これでメンテナンスをずぼらにしても大丈夫。
15477 ハイパーダッシュ3モーター
15318 スプリントダッシュモーター
⇒ARシャーシは重いのでこれくらいで問題なし。
15478 ボールリンクマスダンパー (スクエア)
15501 スリムマスダンパーセット
⇒既に重たいけどバランス配置を心がけるため必要。
15398 2段アルミローラーセット(13-12mm)
15464 19mmオールアルミベアリングローラー
15528 ハイマウントチューブスタビセット
⇒重視します。フロントに2枚、リアに4枚が鉄則かな。
ハイマウントチューブスタビセット(通称:湯呑)は
結局、使わずじまい。別のマシンで使うことに。
■セッティングのお約束
モーターのチューニング
⇒慣らし運転ということで3分くらいの空回しを間隔あけて5セットくらい
ローラー設定のお約束
⇒厳密にこれが正しいわけではないですが、フロントを12m~13mの2段ローラー
リアを19mmのローラー4枚。まずはこれでセットして後で調整する。
ボールベアリングは大正義
⇒早期にボールベアリングへ取換えよう。
他にもありますが、後は徐々に覚えていくとよいでしょう。
今はインターネットで調べることもできますし、動画サイトで検証データも
公開している人もいるので昔に比べると少ない労力で最良の結果を求めること
ができるようになりました。
■おわりに
さて、「【君は何でもできるはず】30年ぶりのミニ四駆【シャーシの特性を知る】」
の記事についていかがだったでしょうか。
シャーシについては各々の好みがあります。当然ながらメリットとデメリットがありますが
ある局面ではデメリットだったことがメリットとなったり、その逆となるケースもあるので
一概に言えないところにセッティングの楽しみがあったりします。
リアモーターのシャーシで剛性あるものを探していた私にはARシャーシがピッタリでした。
剛性あるゆえに重たいとデメリットがありますが、軽量化しないことで速度重視のセッティング
にしてもコースアウトの発生を抑えることができました。
重たいからモーターはそれなりに性能よいものを選ばないと立体カーブで登り切れず止まってしまい
ます。この辺は文字通りデメリットとなりますね。
試行錯誤を繰り返して皆さまのミニ四駆ライフが充実することを切に願います。