【2022年10月関東(東京と千葉)へ出向いてみた】Vol.1銚子見聞録


■ごあいさつ
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。『スタッフぐでぐで』です。
最近は食べ物と関係ない話が多かったので、今回は久しぶりの食べ物(+旅)の話となります。

とある事情で千葉の銚子(ちょうし)に用事があったのでお出かけしました。
日本でも有数の水揚げを誇る銚子漁港があったり、醤油で名を馳せている地域ですね。

以前にお雑煮の歴史を調べたときに、江戸時代を境に味付けが醤油に変わって参勤交代で
全国へ普及していくという内容を知りました。
調べたら、今度は直に見てみたいという気持ちも湧き出てきたのでこの機会に町を巡ってみようと
思います。

 

 

■銚子へのアクセスはどうする
大阪府大阪市から千葉県銚子市となると移動手段もそれなりに思案が必要です。
今回は限られた時間を活用するとのことで、夜行バスにて東京まで移動してそこから
在来線(特急)で向かうこととしました。

夜行バスは移動の時点で体力を消耗するのがデメリットですが、時間を有効活用できる点が魅力です。
帰りは疲労困憊な状態と思うので新幹線を使いますが。
上図の赤枠で囲んだエリアが今回の散策エリアとなります。日中は千葉県銚子市、夕方から夜は銀座
(東京都中央区)に滞在します。効率重視とは言え、体の負荷を無視したスケジュールです。(汗)

 

 


■漁業の町
銚子漁港は日本でも13港のみ指定されている「特定第3種漁港」に初めて指定されています。
3つの卸売市場を擁する国内有数の水産物の流通拠点であり、年間水揚量は全国1位を10年以上
キープし続けます。(2021年の水揚量は約28万トン)

 

 

 

■10年以上水揚量1位の理由は
三方を海で囲まれており、銚子の沖合は水深200メートルの大陸棚が広がります。南から流れてきた
黒潮(暖流)が日本列島から離れていき、この黒潮に北からの親潮(寒流)がぶつかる場所で、海底から
栄養豊富な水が沸いて、利根川からの豊富な有機物を含んだ真水が流入するなど好条件が揃い、国内でも
有数の好漁場を形成してため。

 

■醤油の町
夏冬の気温差が少ない温暖多湿な銚子は、醤油醸造の麹菌や酵母に適した地域であり、原料の大豆、小麦が
近場で入手できる位置にあり、利根川、江戸川の水運を利用した輸送力にも恵まれて大いに発展しました。

江戸時代から醤油作りが盛んとなりましたが、徳川家による利根川東遷事業によって江戸と銚子が水路で
繋がり、水運によって江戸の膨大な消費量を賄える体制を構築できたことにより漁業に並ぶ一大事業にまで
成長しました。その名残もあってか、醤油の大手メーカーの3つは千葉県に拠点を設けております。

 

 

■おわりに
さて、「【2022年10月関東(東京と千葉)へ出向いてみた】Vol.1銚子見聞録」
の記事についていかがだったでしょうか。Vol.2もすぐにアップします。

銚子は東京から約100キロに位置しており海岸沿いに広がる街となります。
海の暖流と寒流の影響を受けて東京と比較して夏は涼しく、冬は暖かくと過ごしやすい気候です。
気温差が少なく、海の幸に困らないので海鮮が好きな方には訪ねてほしい場所のひとつとなります。

近々、東京へ立ち寄る予定のある方はちょっと足を伸ばして、銚子へ向かうプランも加えてみては
いかがでしょうか。犬吠埼や屏風ヶ浦などの景勝地もあるので天候に恵まれる日には絶景を堪能できますよ。

 

おせちカニは当店でお求めください

今年も残り少なくなってきました。おせちカニをまだお求めになっていない方は
是非とも当店でお求めください。
ネットショップ大賞『12年連続1位』の実績は伊達じゃない。

おせちの選び方でお悩みの方は

おせち料理の選び方~何からどのように決めますか~

の記事を参考に選んでいただければ幸いです。

 

おせちバナー(毎年8月から予約受付開始)おせち特集

 

カニバナー(通年で販売しております)