【料亭紹介】『奥の細道』~目と舌で味わう客前料理~のご紹介

■ごあいさつ
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。日中気温30℃超えの日が
徐々に増えてきて、暑さを意識してしまう日々を迎えております
『スタッフぐでぐで』です。水分補給や冷房の活用などで、暑さ
対策(熱中症対策)をしっかりと心掛けましょう。

 

■天地の宿 奥の細道はどこにあるのか
奥の細道』は兵庫県神戸市北区有馬町に店を構えております。
アクセスとしては神戸電鉄・有馬温泉駅から徒歩15分くらいと
なりますが、事前に連絡を入れれば送迎サービスを受けることが
できます。健脚な方は坂道を歩いて適度に運動して、温泉に浸か
ってから料理を楽しむのもよいかもしれません。

アクセス情報をもう少しまとめると、鉄道で遠方から来る場合は
新幹線で新神戸駅まで移動して、神戸市営地下鉄の新神戸駅から
谷上駅まで移動します。そこから神戸電鉄で有馬口駅まで進み、
乗換えて有馬温泉駅まで移動します。

事前に移動ルートを調べておくと、厄介なトラブルを抑えること
ができるので、余裕をもって行動するためにも事前準備を強く
オススメいたします。

 

■有馬温泉街の観光について(個人の感想です)
観光施設としての有馬温泉街は17時あたりでほとんどの店が閉
まるため、観光を楽しむなら午前の内に到着して行動するか、宿
泊して翌日の午前から行動するなど、うまい具合に時間の工夫を
してみましょう。

有名どころなので観光客は基本多いため、人の少ない午前から散
策すると人混みと無縁でいられます。但し、日によっては朝から
混雑することもあります。地形の関係で坂道が多いため、歩きや
すい靴で急がずにゆっくり移動することと、疲れたら無理せずに
適度に休憩を挟んでください。

 

  

■宿泊、食事、温泉をここ1箇所で楽しめる。
ぐでぐでにとって有馬温泉は日帰りで行き来できる場所なので、
宿泊には至りませんが、遠方から来る場合『天地の宿 奥の細道』
は宿泊、温泉、食事を一挙にまとめて楽しむことができます。

今回は日帰りのため、宿泊についてコメントせず、食事と温泉の
内容をここで紹介いたします。
・・・もっとも食事の話が大部分となりますが。

夕食は「花鳥風月」(店名)で提供されます。半個室の部屋へ通
されると既に前菜とメニュー表が準備されており、外の景色を眺
めて優雅に食することができます。

当日は曇りでしたが、それだけに雲海のような景色を拝むことが
できたので、晴天でなくてもその時々の季節の気候を楽しめます。
冬の寒い時期に来れば、雪を見ながら熱い鍋をいただくこともで
きますね。

 

■ここからは料理メニュー

1.前菜 有馬十二坊

昔に有馬を盛り立てた十二の宿坊にちなみ、用意した前菜とのことです。

1枚目写真の左より
1-1.嶺岡豆腐、黒豆蛍、遠山海老
1-2.旬魚ええあんばい酢漬け
1-3.蛙胡瓜、芋蛸南瓜、ズッキーニシーチキン

2枚目写真の左より
1-4.アスパラサーモン巻き
1-5.つるむらさきお浸し、蓮芋お浸し、鱧皮うざく
1-6.もずく酢

器がカラフルでお洒落な形をしています。特に瓢箪型の器はとっても
可愛らしいです。

 

2.お酒

左は食前酒。梅を炭酸で割ったものです。いわゆる梅酒ですね。
右は適当に注文した有馬泉 本醸造。食事の合間に飲んで、喉を
潤わせてます。今回は『食』がメインなので『飲』は割愛します。

 

2-5.稚鮎の揚げ物

メニューにないですが、追加で用意してくれたとのことで
塩につけて美味しくいただきました。

 

3.椀 ボタン鱧紫陽花椀

夏が旬の鱧と鱧で作った麺を銀の椀で温めます。
室内が空調で充分に冷えていたので、体の芯まで温まります。

 

4.造り ~竜宮の宝~
夏なればこその魅せ方。珠玉のような海産物が目と舌で魅了します。
作る側は大変だなぁ、と思うほど凝った品々です。

伊勢海老や雲丹が目立っていますが、岩牡蠣が個人的にはツボ
にはまっています。別のお店で食べようと思った品を見かけることが
できたので、ものすごく感動しています。

季節に合わせるということで、紫陽花を添えて色に深みを与えてくれ
ます。

 

岩牡蠣を別の器に置いて撮影してみました。とにかく大きい。

 

 

4-5.帆立と海老の寿司

メニューにないですが、追加で用意してくれました。
既に味付けされているのでそのままいただきました。タレをつけて
違う味も楽しんでみたかった。

 

5.強肴 雲海鍋

本日のメイン。スタッフがその場で調理してくれます。綿菓子が乗せて
おり、熱い出汁をかけて一気に解かします。

 

残った食材は加熱するとこの通りに完成します。

山芋と卵黄を和えた付けダレでいただきます。

 

メインをいただいた後は、お酒を飲みながら休憩をとって景色を眺めて
おりました。もうすぐ日が落ちる感じが何とも風情を感じさせます。

次のメニューへ移る前にかなりのんびりとしていたと思います。

 

 

6.蒸物 鱶鰭の湯けむり蒸し

薬膳スープ仕立てということで健康であり続けてほしいとの願いが伝わります。
暴飲暴食は控えるように誓ってみる。

 

6-5.天ぷら盛り合わせ

お店よりまだお腹空いているでは、との配慮から追加でご用意いただきました。
出汁と塩それぞれで味を楽しみ、お酒も追加で頼んでみました。

 

7.六甲ビール

コース料理もそろそろゴールが近づいてきたので、熟成ビールで〆を目指します。

 

7-5.白菜の浅漬け、水茄子、らっきょうのワイン付け

ビールを頼んだためか、サービスしてくれました。
これでお酒の肴に困らないよ~。

 

8.食事 あおさのり雑炊

流石にこのあたりからはお腹が満腹になりました。
少し冷ましてからゆっくりと口の中に入れました。

 

9.甘味 ~魔法のアイスクリーム~

六甲牛乳を使ったアイクスクリームです。これも
目の前でアイスを作る実演をしてくれたのですが、あっという間だったので
写真に収めることは叶わずです。ちょっと残念。

 

■おわりに
さて、【料亭紹介】『奥の細道』~目と舌で味わう客前料理~のご紹介
について、いかがだったでしょうか。

目の前で調理して感動を与えてくれるスタイルは、主流ではないかも
しれません。ですが、見る側を大いに楽しませてくれるこの手法は
旅の良い思い出として、しっかりと記憶に刻み込まれるでしょう。

食事の後は温泉に浸かりました。体を清めて、サッパリした状態で帰路
につきます。夜の有馬温泉街(店が閉まっていますが)を散策して終電
ギリギリで何とか自宅へ帰りましたが、慌ただしくなったので素直に
宿泊した方が良かったかな、と今更ですが実感いたしました。

 

 

■おせちだけじゃない。カニを筆頭にいい品あります
さて、匠本舗ではカニを筆頭に様々な海産物を取扱いしております。
ネットショップ大賞を10年以上連続で1位との実績がありますので
強くおススメいたします。当店よりチョイスいただいた品で素敵な食卓を
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最後まで本記事にお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

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