■ごあいさつ
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。『ただ』のぐでぐでです。
いよいよ春を迎えますが、衣替えの準備は終えていますか。寒い日も
ありますが、暖かい日も徐々に増えてきています。
さて、カニに係るネタ(資料)の整理も一通り終わりましたので
今回はタイトルの通り日本海に面する地域のうち、湯村温泉と香住
でいただきましたカニについてご紹介したいと思います。
湯村温泉(新温泉町)と香住については旅行のついでに訪問しました。
訪れた時期の関係で基本的に寒いです。湯村温泉に至っては積雪が容赦
なかったです。しかしながら、寒い時期に食べるカニは格別といって
よいでしょう。とはいえ通年で食べることもできるので、皆様も本記事を
参考にして、機会見つけて是非ともカニを味わっていただければ幸いです。
それでは本記事にお付き合いください。よろしくお願いいたします。
■湯村温泉はどこにあるの
いずれも日本海に面する地域です。
湯村温泉は兵庫県美方郡新温泉町大字湯にある温泉で、山陰東部の山峡に
ある湯治場です。開湯は848年で長い歴史を持ちます。「夢千代日記」の
ロケ地として風情と名が全国に知られるようになりました。
湯村温泉が属する新温泉町は兵庫県だけでなく近畿地方の最北西端に位置
して、西は鳥取県に接しています。日本海気候であり、豪雪地帯に指定
されています。
<アクセス方法>
【列車でのアクセス】
列車での湯村温泉へのアクセス方法は2つありますが、どちらのルートで
も必ず最後にバスを使います。
・JR浜坂駅から湯村温泉行き(バス)に乗車
・JR八鹿駅から湯村温泉行き(バス)に乗車
【高速バスでのアクセス】
大阪梅田(阪急三番街)からの直行バスで移動します。
最も乗換え回数の少ないルートです。
【飛行機でのアクセス】
鳥取空港からJR鳥取駅を経由してJR浜坂駅まで移動します。
そして、JR浜坂駅から湯村温泉行き(バス)に乗車して移動します。
関西国際空港からJR大阪駅まで移動します。
その後はJR大阪駅から列車で移動するか、高速バスで湯村温泉へ移動します。
■香住はどこにあるの
香住は兵庫県美方郡香美町に属する区です。ちなみに香美町は兵庫県で
一番広い町で、日本有数のカニの水揚げ地です。松葉ガニ、香住ガニを
筆頭に絶品の海産物や海水浴・マリンスポーツを大いに楽しめます。
カニ料理発祥の地とも言われ、茹でガニしかなかった昭和初期に一軒の
民宿が「かにすき」を考案したという逸話や、炭で甲羅ごと香ばしく焼く
「焼きガニ」など調理法においても様々なカニを食べ比べできる町です。
<アクセス方法>
JR大阪駅からJR香住駅へ乗車、JR鳥取駅からJR香住駅へ乗車。
※JR浜坂駅からは城崎温泉方面へ乗車して約30分で到着
■現地の風景(湯村温泉 夏との比較)
湯村温泉については今回が2回目の訪問です。以前は夏に来ましたので冬と
比べるとどんな感じとなるか比較する形で紹介します。
■現地の風景(湯村温泉 冬)
積雪がなければそこまで印象に残らなかったかもしれない風景も雅な絵に
なります。これは観光で来ているからそう感じるだけで現地で除雪するよう
になれば違った所感を抱くことでしょう。
■1日目の宿泊場所(湯村温泉 魚と屋)
純和室なお部屋です。暖房をフル稼働させて部屋を暖かくしていますが
空気が乾燥しやすいので、ときどき換気して湿度をあげるようにします。
濡れたタオルを室内干しすると、より効果あり。
■1日目現地でのお食事(湯村温泉)夕食
水産会社直営の宿ということでボリューム感ある食事ですが、破格の
お値段です。献立表は用意していないとのことなので、記録したものを
清書してしてみました。以下の目録だったと記憶しています。
先付 季節の物
造里 3種盛
蒸物 茶碗蒸し
冷皿 茹でガニ(半身)
台物 和牛陶板焼き
焼物 カニ陶板焼(時季によりカニすき)
揚物 天婦羅
食事 御飯 赤出汁 香の物
果物 季節の物
全体を通してカニの主張が強かったと印象に残っています。
セコガニ、茹でガニ、カニすき、カニ天婦羅と様々な方法で調理された
カニを一度に満喫できるカニ尽くしのコース料理でした。
また、カニ以外にも造里、茶碗蒸し、和牛陶板焼きなど充実している
のが、より贅沢さを演出していると言えるでしょう。
■2日目現地でのお食事(湯村温泉)朝食
朝から充実しています。これだけ食べればお腹が空くという事態は
起きないでしょう。
■香住でのお食事
ここからは香住に移動して、カニを中心とした海産メニューを
紹介していきます。
・蟹カニサラダ
カニ身たっぷりのサラダです。剝く手間が省けます。
ドレッシングをかけてみましょう。
・カニ味噌小鉢
じっくりと炊き上げた自家製カニ味噌です。
たくさんあるので贅沢にいただきましょう。
・ヤリイカのお造り
旬は初夏ですが、香住はイカも有名です。
丹念に切り込みが入れられています。
・白バイ貝のたいたん
店員さんから勧められたので注文しました。
思ったより大きい。
・盛々カニ甲羅グラタン(かにみそ入り)
加熱してアツアツのうちにいただくと
より美味しさを堪能できます。
・かにうどん
こちらもアツアツのうちに食べました。
カニ出汁を余さずいただきます。
ほたるいか醤油漬け
おつまみということでいただきます。香住は
イカも有名なので是非ともいただきましょう。
<旬彩dining 膳>
香美町が誇る香住ガニを提供するお店です。香住漁港で
水揚げされる紅ズワイガニを香住ガニと呼称します。
ズワイガニと比べると身は甘く風味が強く瑞々しいです。
お刺身、焼き、天ぷらの順番にいただきました。
最後はかに酒で締めました。
■2日目の宿泊場所 ぬくもりの宿 いしだ
こちらも純和室なお部屋です。炬燵あるため暖房はやや弱め。
そのかわり部屋の湿度はしっかり保たれて潤っています。
■カニの食べ比べ
【蟹】日本海に面する近畿北部(湯村温泉・香住)で味うカニ【かに】
についていかがでしょうか。
カニ料理のバリエーションが多く、普段皆さまの住んでいる
地域では提供されないものがあると思われます。
鮮度抜群の「刺し」、豪快に味わう「茹で」、甘味が目立つ「焼き」
まろやかで濃厚な「みそ」、出汁との調和で旨味が増す「鍋」「雑炊」
とカニの味わい方は思った以上に多く選択肢があります。
現地なら、お店の方に最高の状態で調理してもらうためより美味しく
味わえます。
一方で調理の腕に覚えのある方は、食材を用意して自宅で美味しく
いただくこともできます。
匠本舗の提供するカニは品質と価格のバランスが取れた良質なものなの
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それでは、本記事にお付き合いいただきありがとうございました。