生たらば肩脚の食べ方|失敗しない解凍方法・むき方・おすすめの食べ方3選

生たらば肩脚の食べ方

失敗しない解凍方法・むき方・おすすめの食べ方3選

■ 生たらば肩脚とは?

生たらば肩脚とは、タラバガニの「肩〜脚」を生のまま急速冷凍した部位のこと。
旨みの強い部分が多く、加熱調理することで身がふっくら仕上がるのが特徴です。
鍋・焼きガニ・しゃぶしゃぶなど、調理法によって味の出方が変わる“万能部位”です。

生たらば肩脚

■ 解凍方法

生たらば肩脚はまず「正しい解凍」で味が決まります。

凍ったままのカニを5~10分前後を目安に直接流水に浸けて表面の氷をしっかり流してください。
この時、カニの表面が柔らかく、中がまだ硬く凍っている、半解凍の状態がベストです。

生の場合は冷蔵解凍や常温解凍すると黒変が起こりますのでご注意ください。
当店のカニは商品ごとに解凍方法が載った同梱紙が入っておりますので、必ずそちらの手順をお守りください。

■ 剥きやすくするコツ

キッチンバサミや包丁、まな板をご用意ください。(軍手もあればなお良し)

  1. キッチンばさみで脚と肩肉(胴体)を切り離します。生たらば肩脚解体1
  2. 肩肉は関節(脚の付いていた方)から、かにの身体の中心部に向かってはさみを入れます。生たらば肩脚解体2
  3. はさみでひと回りして身を切り離しても良いですが、関節部分をはさみで切った後、包丁で切り開くとキレイです。生たらば肩脚解体3
  4. 関節部分を全部切り離しました。生たらば肩脚解体4
  5. いよいよかに脚です。まな板の上に脚を置き、真ん中に包丁を刺します。滑らないように気を付けてください。生たらば肩脚解体5
  6. 包丁を刺したまま脚を縦にまな板の上に立てます。そのままスーっと包丁を下へ落としていきます。生たらば肩脚解体6
  7. 半分切り離したら足を逆向きに立て、真ん中に包丁を入れ同じように切れてない部分に包丁を入れます。生たらば肩脚解体7
  8. 上側下側の真ん中にはさみを入れます。爪も固いのではさみが良いです。生たらば肩脚解体8
  9. 関節も2か所はさみを入れます。生たらば肩脚解体9
  10. 包丁やはさみで手や指をお怪我されませんようお取り扱いには充分ご注意くださいませ。生たらば肩脚解体10
  11. お鍋に盛り付ければ完成!(脚肉は最後に入れます)生たらば肩脚

■ 生たらば肩脚のおすすめの食べ方3選

・カニ鍋(旨みがスープに広がる王道)

カニは食べる直前に鍋へ。1〜2分で身がぷりっとする。出汁がカニの甘みで一段アップ。締めは雑炊でもう一杯。

・カニしゃぶ

本数が少ない場合におすすめ。軽く殻をむいた身を用意。昆布出汁に数秒くぐらせる。表面が白くなったら即食べる。“とろ甘”の食感がたまらない。

・焼きガニ(香ばしさトップクラス)

グリルまたはフライパンで中火で。表面が白くなり、身がふっくらしたら完成。バターや、レモン+醤油などでシンプルに。※焼きすぎると縮むので“7割火入れ”がベスト。

生たらば肩脚

■ 食べる前に知っておきたい注意点

  • 生食は不可(必ず加熱して食べる)。
  • 完全解凍より“半解凍”の方が扱いやすい。
  • 再冷凍はNG(食感がボソボソになったり黒くなります)。
  • 特に生の肩脚は鮮度変化しやすいため、解凍したらすぐ食べるのがベスト。

■ まとめ

大きくて扱いづらいかな?と敬遠されていた方にも、是非たらばの美味しさを味わっていただきたい!
①解凍、②解体、③食べ方はテキトーにやらず、手順通りにするのがベスト!
既に殻剥きされている満足セットも良いけれど、カニの旨味をダイレクトに感じたいなら肩脚一択!生たらば肩脚

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