2021年の無病息災を願おう!節分とは・豆まき・柊鰯・恵方巻について


年明けから早1ヶ月。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。

お正月の猫記事を書こうと思いきや、
あっという間に2月になってしまったので
「節分」について記事を書こうと思います。

●節分とは

立春(暦上の春の始まりの日)の前日
季節の変わり目には邪気が生じると信じられていたため
邪を追い払って新年を迎える行事のことを言います。
二十四節気では立春をもって新年が明けるとされており
節分はいわば「大晦日」のような日です。
豆まきを行うことで邪気を払い、無病息災を願う意味があります。

2021年の節分は2月2日。
例年より1日早く、2月2日に節分を迎えるのは
124年ぶり、明治30年以来だそうです。

●豆まき

節分には、邪気を追い払うために豆まきを行います。
この理由としてはいくつかの説があるそうです。
・鬼の目を潰す=「魔目(まめ)」さらに「魔(を)滅(する)」と語呂が良いため
・穀物には生命力と魔よけの呪力が備わっているという信仰のため
・霊力があると言われている五穀(米・麦・粟・キビ・豆)の中で、投げると一番痛いため

豆まきに使用する豆は火が通っており、お祓いを済ませた「福豆」を用います。
開始までは神棚など高いところにお供えしておきます。
北海道や東北などは大豆の代わりに落花生をまく家庭もあるそうです。

鬼が来るのは夜だと考えられているため、
豆をまくのは夜がいいそうです。

一般的には部屋の奥から外に向かって「鬼は外」と声をかけながら豆をまき
(地域などによって「鬼は内」もあるそうです!)
その後「福は内」と室内にまきます。
まかれた豆を自分の年齢と同じ数だけ食べます。
自分の年齢+1つ多く食べると良いという説もあるそうです。

●節分いわし・柊鰯

魔よけのために、柊の小枝に鰯の頭を刺したものを門口に置いたりします。
鰯の匂いで鬼を誘い(鬼は鰯が苦手という説もあるようです)、
柊のとげで鬼の目を刺すと言われています。

主に関西では、節分に鰯を食べることも多いです。
塩焼きや恵方巻の具に入れてしまうのもおすすめです。

●恵方巻

その年の恵方を向いて願い事をしながら、
無言で丸かぶりすると縁起が良いとされています。
太巻き=福を巻き込むにちなんだとも。
具材は七福神にちなんで、7種の具を使うことがお決まりだとか。

具材は下記を用いることが多いようです。
・かんぴょう・きゅうり・伊達巻き・うなぎ・桜でんぶ・しいたけ
今ではスーパーなどで海鮮恵方巻やロールケーキ恵方巻なんかも販売されていますね。

2021年の恵方は南南東(やや南だそうです。
ちなみに匠本舗ではいわしや恵方巻の取り扱いはありません。
いわしの代わりと言っては何ですが、お刺身用アジは絶賛販売中でございます!

【日本境港漁港】刺身用鯵 約750g

コロナウイルスをはじめとする厄災に負けないためにも
今年はぜひ、節分で邪を払い無病息災を願いましょう!