青森・北海道を巡る ①津軽鉄道ストーブ列車

こんにちは。

突然ですが皆さんのお住まいの地域では雪が降りますか?
大阪にいると滅多に雪を見れないので雪の降る地域に行ってみたいという事で

青森北海道に行くことにしました。

今回はその中でも青森を走る津軽鉄道のストーブ列車をご紹介します。

津軽鉄道は青森県五所川原市の中心津軽五所川原駅から津軽中里駅までの20.7kmを結ぶ本州最北を走る私鉄です。

ここに冬季限定でストーブ列車が走っています。ストーブ列車とは名前の通り車内に石炭ストーブがある列車です。

始発駅の津軽五所川原駅に来ました。

この駅では弘前の2つ隣の川部と秋田県の東能代を結ぶJR五能線と接続しています。

駅に掲示している時刻表が渋くなんと時刻が漢数字の縦書きで記載しています!

もちろん現役の時刻表ですよ!

 

14:48五所川原発の列車に乗っていきます。ストーブ列車には乗車券とは別で料金券500円が必要になります。

この日はツアーの団体も乗っていたので前1両は団体専用車両として

運行していました。

ホームの雰囲気は昭和の感じがしますがこれでも令和の写真なんですよ!

ストーブ列車には乗車券とは別で料金券500円が必要になります。

その為乗車券だけで乗れるように前には一般車も繋げています。

またこの一般車が動力の役割も担っています。

ストーブの横にはこのように石炭がおいてあり車掌さんが適宜巡回してストーブに石炭をくべていきます。

そしてこの列車では車内販売がありスルメやビール日本酒を販売しています。

何故スルメを販売しているかというと…

このようにストーブの上において炙ることが出来るからです!

このスルメが日本海で取れたものなんですが絶品!

口の中でイカの風味が広がり今まで食べたスルメの中で一番美味しかったです。

列車の中でビール片手にスルメを食べながら雪景色を進んでいくのは非常に贅沢な時間になりました。

また沿線紹介も地元の方が同乗し行ってくれるのですがこれも津軽弁で案内してくれるのでより風情が出て列車旅をより面白くしてくれます。

~ストーブ列車の旅をもっと面白くするには~

ストーブ列車に乗るにあたって下の2つも合わせて観光していくとより面白くなるであろうものを紹介していきます。

①リゾートしらかみ

今回は平日の運休日に行ったので乗る事は出来ませんでしたが、

4月以降は毎日五能線にリゾートしらかみという観光列車が運行します。

この列車は青森から弘前を経由して五能線回り秋田まで結ぶ列車です。

車内ではご当地ならではのお菓子やグッズの販売。

また列車によっては、津軽三味線の演奏や津軽弁での語りべ実演もあります。

詳しくはJR東日本のホームページをチェックしてみて下さい!

https://www.jreast.co.jp/railway/joyful/shirakami.html

 

②立佞武多(たちねぷた)

津軽鉄道の走る五所川原では「立佞武多(たちねぷた)」

というお祭りが毎年8月4日から8日まで開催しています。

「やってまれ!やってまれ!」という掛け声のもと大きな山車が運行していきます。

やってまれというのは津軽弁で「やってしまえ」という意味があります。

立佞武多は明治時代に高さを競い合って20mくらいの大きさになりましたが、

街に電線が張られるようになると高さを高くすることが出来なくなり高さが低くなっていきました。

その後平成8年高さ22mの立佞武多を復活。運行する経路では電線を地中に埋めるなどの工事を施しました。

実物の立佞武多の山車は津軽五所川原駅から5分くらい歩いた

「立佞武多の館」に展示されています。

「立佞武多の館」ホームページ

http://tachineputa.jp/

ストーブ列車と合わせて訪れてみてはいかがでしょうか?

今回のお話はここまでです。ありがとうございました。